第6話 クソバカボケナス
目を覚ましたら、また石レンガの部屋に戻っていた。
振り向けば、整ったお顔を鬼の形相に変質させたポニーテールがいる。
「こんのクソバカボケナス!」
「待て! 俺を殴ったらまたチョーカーが!」
両手を上げて静止のポーズをとったけど、声を上げるのが遅かった。
俺の右頬から奥歯に向けて拳がめり込み、痛みが遅れてやってくる。
『ギュイーン』
そして、全くもって今まで通りに。
小部屋の中にその音は響いた。
『ドオォォンッ!!』
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます