第96話 その後(百六日目〜百九日目)

 明るい筈なのに、黒く暗い悲しみ哀しみが集まった場所、そんな印象受ける葬儀屋の扉を潜り、案内に従って目的の場所に向かう。


《東風家》


 受付を済ませて、一番後ろの席に座る。

 正面には生前の東風要とうふうかなめの笑顔の写真が置かれており、会場の所々から啜り泣く声が聞こえてくる。


 俺は朝から貸衣装屋に向かい、喪服を借りてここに来ている。数珠を左手首に掛けてじっと正面を見ていると、続々と会場に人が入って来る。

 誰もが悲しみ、東風との別れを受け入れられないといった様子だ。

 どれだけ東風が親しまれていたのか、それだけでも十分に分かる。


 これが俺だったらどうだろうなと考えるのは不謹慎なんだろうが、少しだけそんな事を考えてしまう。





 ダンジョン30階で新島兄弟を下した後、ポッタクルーの中にいる千里は無事で、未だ気を失っている状態だった。

 ポッタクルーから出ると、黒一達の姿は無くなっていた。目的の新島兄弟がいなくなったので、ここにいる意味もなかったのだろう。


 俺は千里を背負うと、東風達の元に向かう。

 奇跡が起きて元気な姿を見れないかと願ってしまうが、そんな奇跡は起きるはずもなく、倒れた五人の姿があるだけだった。


 千里を下ろすとポッタクルーの中にある荷物を収納空間に入れて、俺はポッタクルーの中に五人を乗せる。

 狭いけど我慢してくれとお願いして、一人ひとり乗せて行く。


 全員乗せると、少し振動があるかもだけどごめんなと謝って扉を閉める。


 収納空間に五人を入れる気にはならなかった。

 物のように扱うのが嫌だったのと、もしかしたら生き返るんじゃないかと、馬鹿みたいな奇跡を願ってしまったからだ。


 俺はあの五人の姿を見ても、現実を受け入れられないでいた。



 荷物も回収して収納空間に入れる。

 荷物は荒らされておらず、新島兄弟が物資目当てではなく、本当に人を殺すためだけにダンジョンにいたのだと理解する。

 最後の言葉は本当だったのだ。


〝人を殺すのに理由はいるのか?”


 虫唾の走る言葉だ。


 千里を背負い直して、ダンジョン30階のボス部屋へと向かう。そこには黒一達が待っており、こちらを見つけると手を振っていた。


「何の用だ? 帰ったんじゃないのか?」


「ええ、そのつもりでしたけど、うちの影美さんが30階から抜け出すのに、力を貸した方が良いんじゃないかと言い出しましてね。こうして待ってたんですよ」


 それでどうします?と尋ねて来る黒一。

 黒一の隣にいる女性を見ると、俺と目が合うと頭を下げた。

 まるで謝っているような姿勢だが、彼女に謝られる理由もないので、視線を外して黒一を見る。


「必要ない。 あんたと一緒の方が不安だ」


「……信用ないですね。まあ貴方なら必要ないでしょう。 影美さん、総司君、行きますよ」


 三人はボス部屋に入る。

 帰還する為にポータルを使って地上に戻るのだろう。

 結局、何があって新島兄弟を追っていたのか聞かなかった。次に会っても聞きづらいので、知らないままで終わりそうだ。


 黒一達が入って暫くすると、俺もボス部屋の扉を開いて中に入る。


 扉を潜った先は大きな岩山になっていた。

 所々に焼け焦げた跡があり、ポッタクルーがギリギリ通れる程度の道幅しかない。下を覗くと雲に隠れていてどうなっているのか分からず、落ちたら助かりそうもないなと少しだけ怖くなる。


 岩山を登るように進んで行き、やがて頂上に到着すると、そこは開けた土地になっていた。


 その土地に立った俺は辺りを見回すが、何も無い。

 モンスターもいなければ、次に進む道も扉も無い。


 どうなってるんだと広場の中央に来ると、どこからか甲高い鳴き声が聞こえる。その鳴き声は段々と大きくなり、それは上空から近付いて来ていた。


 空を見上げれば、そこには大きな羽を広げたワイバーンの姿があった。

 そしてそれは一体だけでなく、三体ものワイバーンがこちらを見下ろして旋回していた。


「止まれ」


 上空を警戒しながらポッタクルーを停止させる。その傍に千里を下ろして、俺はそこから距離を取った。

 人を背負って倒せるような相手ではない。

 それに装備の大半を失い、長いこと使っていた俊敏の腕輪にも傷が入っており、どうにも機能してないように感じる。


 ワイバーンが急降下する。

 サイレントコンドルと違い、空を滑空する際に音が鳴り、その迫力を伝えてくる。

 空の覇者、これまで見てきたモンスターの中でも上位に位置するだろう。


 それでも……。

 それでもだ。

 それでも、これまで戦ったモンスター、武人コボルトや筋骨隆々オーク、デーモンや大きなグリーンスライムに比べたら脅威に感じない。

 ましてや、新島兄弟や黒一に比べたら尚更だ。



 『速度上昇』と『強固』の魔法陣を展開する。

 ショットガンのように幾つもの弾を撃ち出す為に、石の弾丸を大量に作り出す。

 狙いを澄まし、よく引き付けてから一斉に撃ち出した。

 ダンッと大きな音を立てて撃ち出された弾丸は、一体のワイバーンの体を貫き、一体の片翼の皮膜を傷付け墜落させた。

 だが、もう一体は脅威を感じたのか、直前で上昇して回避していた。


 石の弾丸によりダメージを受けた二体は、地面に落下してはいるが未だ生きている。

 もう空は飛べないだろうが、こちらを睨む目には力があり、獣の闘争本能は剥き出しのままだ。無事なワイバーンは空を旋回しており、こちらの様子を窺っている。

 仲間を助けに来るのかとも思ったが、その気配はなく、あくまで俺を殺す為に動いているようだった。


 ならばと、墜落した二体を先に仕留めようと不屈の大剣を構える。


 すると、ポッタクルーの方から悲鳴が上がる。


「いやーーー!!」


 千里だ。千里が目を覚まして悲鳴を上げたのだ。


「千里!?」


 何があったんだと振り返ると、そこには首を振ってポッタクルーの中を見る千里の姿があった。

 目には涙を溢れさせ、震えて膝を突く。


 何を見たのかは明らかだ。


 俺は千里の方に向かおうとするが、ワイバーンの方から熱気を感じて再び振り返ると、そこには竜の口から噴き出した炎が迫っていた。


 俺は魔力を操り、地属性魔法で土の壁を即席で作り出し、少しだけ時間を稼ぐ。


 そして千里に向かって走り出した。


 先程の千里の悲鳴で、空で旋回しているワイバーンの標的が俺から千里に移ったのだ。


「リミットブレイク!」


 身体強化を最大限まで使い加速する。

 こんな時に、俊敏の腕輪の効果が切れているのが痛い。

 上空にいたワイバーンは、千里目掛けて滑空している。


 このままでは間に合わない。


 だから『分裂』の魔法陣を展開して、石の槍を撃ち出す。走りながら使用したので、狙いが定まらず当たる攻撃ではない。それでも、少しだけ動きを鈍らせたらと思い、千里とワイバーンの間に走らせたのだ。


 そして狙い通り、ワイバーンの動きを停止させ上空に向かう。おかげで、俺は千里の元に到着することが出来た。

 できたのだが、俺はそこで驚愕する。


 千里は魔銃を手にしており、自分のこめかみに当てていたからだ。


 千里は目を見開き、涙を流していた。

 そして俺を見ることはなく、魔銃の引き金を引こうとしていた。


 バンッと魔銃が発砲する音が鳴り響く。


 俺は千里の手を握り、魔銃の狙いを上空に逸らした。


「……千里、止めろ、あいつらは、そんなこと望んじゃいない」


 千里の目を真っ直ぐ見て、言葉を紡ぐ。

 俺の言葉に力なんて無いが、それでも何か言わないといけなかった。それだけ千里の心は限界に来ていた。


 それでも、俺の言葉に反応は見せず、ただじっと前を見つめており、急に糸が切れたように気を失った。


 千里を寝かせると、迫る炎に向かって剣閃を飛ばす。

 炎を切り裂き飛んで行った剣閃は、上空のワイバーンの体を両断して空に消えていった。


 俺は残りのワイバーンを始末する為に、歩き出した。




 30階ボスを倒し、スキル玉を手に取って消えるのを見届ける。

 スキル玉は千里の近くにも落ちており、俺は触れる事は出来なかった。なので、千里の手を持ってスキル玉に触れさせると、その手の中に吸い込まれて行った。


 ポータルに登録して地上に戻り、ギルドに報告すると、ちょっとした騒ぎになった。

 ちょっとした騒ぎだ。

 東風達が死んだのに、ちょっとした騒ぎで済んでしまった。


 ダンジョンではよくある事。

 だから、騒ぐような事ではない。

 改めてダンジョンとはどんな場所なのか認識させられた。


 騒ぎになった理由も、東風達の体が戻って来たからだった。

 ダンジョンで死んだ者は、殆どの場合でダンジョンに放置されて、そのままダンジョンに吸収される。ダンジョンで遺体を持ち帰るというのは、それだけ負担になるという事だ。


 それからギルドに事情を話して、遺族に連絡してもらう。俺は誰の連絡先も知らないので、ギルドに頼むしかなかった。


 千里をギルドの医務室に寝かせて、治癒魔法をかける。

 体に異常がある訳ではないが、ダンジョンで混乱している千里を見てしまった。少しでも力になればと願って魔法を使ったのだ。



「治癒魔法が使えるなら、他の奴らにも掛けて欲しいんだけどね」


 扉の方から聞こえて来た声の主は、ギルドのおばちゃんだ。

 いつも気配を感じさせない動きをしており、今も医務室に入って来たのを感じ取れなかった。


「秘密なんで、仲間以外には使わないんですよ」


 おばちゃんの方を見ずに答える。

 背後で、そうかいとどうでも良さそうな返事がくる。


「事情は聞いてる。 仲間を失うのは初めてかい? ダンジョンってのはそういうもんだよ」


「……嫌いな奴に、同じ事言われましたよ。 ……だから何だって話だ。それで何が言いたい! 後悔しろとでも言いたいのかアンタは!!」


「私に当たるんじゃないよ、これからもダンジョンに潜るなら覚悟しなってアドバイスさ。 仲間がいるってのは心強い分、失った時のダメージは大きいからね」


「……一人に、してもらっていいですか。 俺も冷静でいられないんです」


 ダンジョンから出て緊張の糸が切れていた。

 東風達を失って精神的に参っているのは、千里だけではない。俺も考える時間が出来たせいで、いろんな感情が混ぜ合わさり冷静でいられなくなっていた。


 おばちゃんは溜息を吐くと、遺族が来たら伝えると言って医務室から出て行った。


 千里は変わらずに規則正しい寝息を立てていた。




 ギルドに遺族が集まり、職員が何があったのかを説明していた。

 どうやら黒一がギルドに事情を話していたようで、俺が追及されるような事はなかった。


 俺はただ、頭を下げていただけだった。


 やっても意味のない事だとは分かっていても、頭を下げずにはいられなかった。

 ごめんなさいと、助けられなくてごめんなさいと、ただただ頭を下げ続けた。

 俺の自己満足だ。

 俺自身の、精神を落ち着かせる為だけの行動だ。


 なかには怒る人もいたが、別に構わなかった。

 殴られてもいいと思っていた。



 ベッドに寝かされた東風達。

 それを見た親族が声を上げて泣いている。


 東風達はまだ二十代前半だった、俺よりも年下だ。

 両親は健在であり、兄弟もいるだろう。親しい人もいるだろうし、恋人もいる。

 彼らの悲しみは俺の比ではなく、長年一緒にいた人がいなくなるというのは計り知れないだろう。


 両親であろう人の泣き声を聞きながら、俺は頭を下げていた。



ーーー




 東風の葬儀が終わり、俺は病院に向かう。

 瑠璃と武、騎士の通夜には昨日参列しており、元の葬儀は日にちがずらされている。

 理由は俺が病院に来たのと関係があり、そこには千里が入院している。


 病室の前には元と千里の父と母が待っていた。


 お互いに頭を下げて挨拶をする。


 頭を上げたご両親からよろしくお願いしますと言われ、はいと頷いて病室に入った。


「よう、気分はどうだ?」


 ベッドの上にいる千里に話し掛ける。

 だが、千里からの反応はなく、ぼーっと窓から外の景色を見つめていた。


「少しは飯食べたか? 食べないと元気が出ないらしいからな、千里は痩せてるんだから……どうした?」


 隣の椅子に腰を下ろして千里に話し掛けていると、急に俺の方を向いてじっと見ている。その瞳は生気を感じさせず、暗くどんよりと、まるで終わりを望んでいるかのようだった。

 そして、その瞳から涙が溢れてこぼれ落ちる。



 ダンジョンから戻った千里の心は壊れていた。

 仲間達が目の前で殺され、自分も死に掛けたショックから、自己防衛で心を閉ざしたのだろうと医者は診断した。


 そして、いつ治るかは分からないとも言い、治らないかも知れないと言った。


 そして、今の千里はとても危険な状況だ。

 食事を一切口にしようとはせず、ナイフや鋏などの刃物があれば自殺しようとする。

 一度、果物を剥く母親の手からナイフを奪って、自分の首を切ろうとした。丁度、俺がお見舞いに来た時に起こした行動で、ナイフを取り上げて事なきを得たが、今度いつああなるか分からない。


 だから、どうにかする必要があった。


「ごめんな、俺がいたら嫌なこと思い出すよな。 今日で最後になるから、我慢してくれ」


 収納空間からソフトボールくらいの球体を取り出す。


「俺さ、お前らと一緒に探索するの楽しみにしてたんだ。皆でわいわいやってさ、一緒に飯食って、モンスター倒して、打ち上げして、きっと楽しいだろうなって思ったんだ」


 球体を両手に持って、千里を真っ直ぐに見据える。


「千里はさ、保育士になるんだろ? 千里ならきっと、良い保育士になれると思うんだ。だからさ、こんな所にいつまでもいちゃダメだ」


 球体を千里の額に掲げる。


「あの時さ、ダイコ……じゃなくて美桜を守ってくれって言ってただろ?」


 この球体は26階の宝箱から出たアイテムだ。

 ギルドで鑑定してもらった時に、不用意に使えば犯罪だと言われた代物である。


 アイテムの名前は《忘却の宝玉》

 効果は一定期間の記憶を消去するというもので、その一定期間が半年から一年と幅のある物である。


 このアイテムを使って、千里が元に戻るという保証はない。それでも、アイテムの説明を千里の両親に説明すると、是非使ってほしいと懇願された。

 大切な子供なのだ。

 可能性があるのなら、それに賭けるだろう。


 そして……。


「千里、お前のことも守りたかったんだ」


 忘却の宝玉を千里の額に付けて発動する。


 千里の唇が微かに動くが、音になる事はなかった。


「ごめんな、守ってやれなくて」


 そして、俺との思い出も消える。





 夕暮れの繁華街を歩く。

 繁華街には多くの人が行き交っている。

 会社帰りに飲みに行く人、大人しく帰路に就く人、客を店に呼び込もうと看板を持っている人、チラシを配っている人、学生が何人か集まっていたりと、いつも通りの繁華街だ。


 いつも通りの風景、いつも通りの人々、何が楽しいのか笑い合っている。


 俺は歩く。

 ただ、繁華街を歩く。

 目に付くのは居酒屋や飲食店が多く、あそこにはこの前行ったなとか、あそこの唐揚げは美味かったなとか、そんなことを思い浮かべて、それがあいつらとの思い出だと気付いて下を向く。


 やがてカフェの前に来ると、この前教えてもらった通り、タッチパネルを操作してフラペチーノを注文する。


 一口飲むと、余りの甘さに顔を顰める。


 チビチビと飲みながら、また繁華街を歩く。


 そして、繁華街を抜けた先には大きな公園があった。


 俺はベンチにどっしりと腰掛けて、残りのフラペチーノを飲み干す。


 ズズズッと音がして、近くにゴミ箱がないか見回してみると、通りを歩く初老の女性と、そのお孫さんであるメイちゃんが見えた。


 メイちゃんは元気溌剌としており、女性はそれを優しく見守っている。


 平和な風景である。

 しかし、メイちゃんが急に走り出し、女性を置き去りにしてしまった。


 メイちゃんの足は速く、女性は追いつけそうもない。

 だが、メイちゃんは急に何にもない所で、俺の少し前で躓いて転びそうになる。


 俺は身体強化を施して、メイちゃんの体を支えて転ばないようにする。


 メイちゃんは痛みが来るのを恐れて目を瞑っており、未だにぎゅっと目を閉じていた。


「大丈夫だぞ、目を開けても」


 俺の声に反応して、メイちゃんはパチクリと目を開く。

 しっかりと見ているのを確認して、支えている手を離して自由にしてあげる。


「ありがと! おにいちゃん!」


 にっこりと笑顔でお礼を言うメイちゃん。

 そんなメイちゃんの前歯は生え変わりの時期なのか、抜けていて少しだけ笑いそうになった。


「気を付けなよ、お婆ちゃんも心配しているからな」


 こちらに走って来る初老の女性は、息を切らしている。

 何か喋ろうとしているようだが、息が上がって喋れない様子だ。


 大丈夫かなと心配していると、メイちゃんがこちらをジッと見ているのに気が付いた。


「どうした? 俺の顔に何か付いてるか?」


 俺の質問に首を振るメイちゃん。

 そして……


「おにいちゃん、どこかいたいの?」


「どうしてだ? どこも痛くないよ」


「だって、なきそうなお顔してるよ?」


 俺はその言葉に少しだけ詰まる。


「……そうだな」


 どう返したら良いかなと、子供相手に本気で考えてしまう。それで、少しだけ強がりを言ってしまった。


「少しだけ、痛いかな」


 いつもの風景が、少しだけ滲んで見えた。





ーーー


田中 ハルト(24)

レベル 24

《スキル》

地属性魔法 トレース 治癒魔法 空間把握 頑丈 魔力操作 身体強化 毒耐性 収納空間 見切り 並列思考 裁縫 限界突破 解体 魔力循環 消費軽減(体力) 風属性魔法

《装備》 

不屈の大剣 神鳥の靴 

《状態》 

デブ(各能力増強)


ーーー

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