第15話 幕間1(古森蓮)

 古森蓮は今年で大学2回生になる。


 古森はどこにでもいる大学生だ。

 ごくごく普通の家庭に生まれ、両親の愛情をたっぷり受けて育った。反抗期はあるにはあったが、趣味のゲームが忙しくて反抗するのを止めてしまった。

 反抗すればゲームを取り上げられるのは分かっていたのもあり、従順に全てに対してYESと答え、態度でNOを示して来た。


 そのおかげか呆れられたのかは分からないが、特に咎められることもなく、ゲームを続けてきた。


 だが、大学に入った時に本当にこれで良いのだろうかと疑問に思うようになる。


 勉強の成績は高校では中間よりやや下、体力は無く、コミュニケーションも下手。友達はゲームの世界だけ、彼女なんて出来たためしはなく、ここ最近は親としか会話をしていない。


 改めて自身を振り返ると、どうしようもないほど良い点が見つからなかった。


 焦った古森は探索者サークルの門を叩いた。


 どうしてそうしたかは分からない。

 強いて言うならば、自分を鍛え直そうと思ったのだろう。



 だが、探索者サークルは想像していたほどきつくはなかった。

 いや、体力的にはキツかったが、それは続けていく内に慣れた。苦手意識のあった上下関係や人付き合いが、思っていたよりも大分ふんわりとしていたのだ。勿論、いい加減な事をやっていれば注意されるが、それも人の命を守るために必要な行為だった。


 体育会系のサークルかと言われればその通りだが、無理を言わずサポートも充実しているので居心地は良く、先輩達も良い人ばかりだ。

 更に、多くはないがお金も入って来るので文句は無い。


 そんな古森だが、初めてのダンジョン探索で同期の中でも注目を集める事になる。



 新人探索者にはスキルガチャと呼ばれるイベントがある。

 それはダンジョン10階に居るボスモンスターを倒すと、スキル玉と呼ばれる透明なピンポン玉サイズの球体を入手する。

 それは一人につき一回しか手にする事は出来ず、更に手に入れたいならば、10階層毎に存在するボスモンスターを倒さなければならない。

 他にも、強力なユニークモンスターや何かしらのイベントで入手出来るようだが、滅多にあることではなく、ユニークモンスターはボスモンスターよりも強い。

 そんな存在に勝てる者は滅多におらず、大抵が返り討ちに遭い、その命を散らす。


 ダンジョン10階のボスモンスター討伐は、新人探索者の通過儀礼である。


 探索者協会、通称ギルドに登録すると初めての探索には指導者が付き、10階のスキルガチャまでサポートしてくれる。ただ登録料金は5万円掛かり、学生の身では中々の出費である。それが、大学の探索者サークルに入っていると立て替えてくれる上に装備一式を貸し出してくれるので、お金の心配をしなくて良い。

 至れり尽くせりである。


 そして、古森がスキルガチャで手に入れたスキルは、火属性魔法だった。


 火属性魔法は高い攻撃力を誇り、モンスターの討伐に一番適した魔法と言える。


 スキルガチャの結果をサークルの中で発表すると、途端に響めきが起こった。


 どうしてそんなに驚かれたのか分からなかった古森は、気さくな先輩に尋ねると、何でも魔法関連のスキルは当たりとされており、火属性魔法のスキルを得た人はサークル内では5年振りなのだそうだ。

 その5年前にいた人はサークル内でも有名な人物らしく、数々の伝説を残したそうな。


 そんな人物と同じスキルを得たので、古森は良いか悪いかは別にして注目を集めてしまう。



 探索者サークルではモンスターとの戦闘だけでなく、ダンジョン内で行える採取や採掘の方法、どういった物が採れて売れるのか、その際の危険や対策などのノウハウを教えてくれる。


 古森は必死に頑張った。

 注目されているプレッシャーから人一倍頑張った。

 これまでの人生で最も努力した日々だった。


 その甲斐もあり、この一年で魔法の腕はメキメキと上達し、レベルも14まで上がった。


 自信の無かった少年は、この一年で確かに成長して自信を持った青年に成ろうとしていた。




ーー



「やだ。あの人こっち見てるわ」


 そう言ったのは、同じ探索者サークルに所属する速水咲だ。

 速水は古森と同い年で同期にあたる。

 サークル内でも美人と評判の女性で、男性からの人気は高い。古森もそんな速水に惚れた一人で、以前告白して撃沈していた。


「ああ、本当だ。何してるんだあの人?」


 視線の先には二十代半ばくらいの男性が、こちらをジーッと見ていた。その眼力はこちらが引くほどに強い。


「私、ちょっと言って来るわ。後輩達も怯えているしね」


 危ないから俺が行くよ。そう言葉にするよりも早く、速水は男性の元まで行ってしまった。

 せめて、いつでもフォロー出来る様に魔法の準備だけはしておこうと魔力を高めておく。


 少し男性と会話した速水は何事も無かったようにこちらに戻って来た。男性は落ち込んでいたようだが、一体何を言ったんだか。


「どうだった?」


「何をしてるのか気になったんだって」


「ただの採掘を?」


「あの人も初心者らしいわ。そうは見えなかったけどね」


「ふーん…落ち込んでたけど、何て言ったの?」


「視線が気持ち悪いからあっち行ってて言っといた」


「……そりゃきついな」


 まさか初対面の人にストレートに言うとは思わなかった。


 男性が去ってからも、採掘を行っている後輩達を見守る。

 2回生になってサークルにも後輩が入って来る。

 この前まで新人だったのに、今では人を指導する立場になっていた。最初は戸惑っていたが、自分達を教えてくれた先輩達の姿を思い出しながら教えていると、段々と教える姿が板についてきていた。


 この11階では鉄鉱石と稀に魔鉱石が採れる。

 鉄鉱石は普通の鉄鉱石であるが、鉄の含まれる比率が地上に比べて大きく、それなりの値段で引き取ってくれる。

 魔鉱石は魔力の含まれた鉱石で、中堅以上の探索者の装備に使われる。また買取価格も非常に高く、1kgあたり十万円で買い取ってくれる。


 今日の成果では鉄鉱石のみで魔鉱石は無い。

 それでも十分な経験にはなっているだろう。


 そう納得していると、採掘していた場所が大きな音を立て崩れ落ちた。


 最初、何が起こったのか分からなかった。

 壁が崩れた。それだけならば良かったのだが、その崩れた壁の先には、大群を成して行進するビックアントがいたのだ。


 最初に動いたのは新人の女子だった。

 ただ、恐怖から悲鳴を上げた。

 それだけならよかった。

 悲鳴程度で行進するビックアントの気は引けないから。

 だが、その悲鳴に突き動かされた新人の男子が、武器を手にして、行進するビックアントに攻撃を加えてしまった。


 古森は血の気の引く思いをした。

 まずいまずい!どうする!見捨てるか?否、そんな選択肢は無い。ならばやる事は一つだけだ。


 魔力を高めて火の魔法を生成する。

 そして放とうとした瞬間、もう一人の指導者が剣でビックアントを切り裂いた。


 …何をやっている。


 古森は速水を見て焦燥に駆られる。

 それは俺の役目だと、お前は新人を生かす仕事があるだろうと。


「みんな!早く逃げて!!」


 速水が新人達に向かって叫ぶ。

 いや、その対象は古森も入っていたかもしれない。


 ビックアントの行進は、危害を最も与えた者に標的を定める。その標的を襲うのは一匹や二匹ではない、万を超えるビックアントが標的を殺すまで襲い続ける。

 そして、その標的が死ねば、次点の者を襲い出す。


 今、最も危害を加えているのは速水だ。

 その次が、新人の男子となる。


 速水は一対一ならば古森を圧倒する程に強く、ビックアント相手に負ける事はない。ただし、それは5匹以下の場合だ。

 残念ながら、速水のスキルである瞬足は集団相手には弱い。


 10匹位ならいけるだろうが、その後は間違いなく死ぬ。


 そう、速水では新人が逃げ切るまで持ち堪えられない。



 古森は火属性魔法のファイアバレットを発動する。同時に20階のボスを倒して手に入れたスキル、拡散を使用してファイアバレットの数を増やして発射する。


 多くのビックアントが火の弾丸に貫かれて絶命した。

 これで、標的が速水から古森に代わった。


「ちょっと!状況分かってるの!?」


「速水さんは冷静になった方がいい。お前達は早く逃げろ、それとギルドに救援を頼んでほしい、頼めるか?」


 新人は状況が飲み込めずにいるからか戸惑っているが、最後はしっかりと頷いた。


「頼んだ。ほら、早く行け!ここは食い止める!」


 進行方向を変えるビックアントの大群を見て、もう一度、ファイアバレットの魔法を使用する。被害を気にせず向かって来るビックアントは、絶命した仲間を足場にして古森を倒さんと進み続ける。


 立て続けに二度三度と魔法を発動するが、その足を止め切れていない。


 背後に目配せすると、新人達は逃げてはいるがまだ近い。

 もう少し、時間を稼ぐ必要がある。


 イメージするのは巨大な分厚い壁、何者も通さない炎の壁。


「ファイアーウォール」


 魔力の大半を使用して生み出された炎の壁は、ビックアントの行進を確かに止めた。正確には、炎の壁に無謀にも突っ込み燃えかすとなっているのだが、さしたる違いはない。


 だが、それでもビックアントの数の暴力の前では、炎の壁でも限界は直ぐにやってくる。


 一気に突撃したビックアントが仲間を盾にして炎から逃れ、壁を越えて来たのだ。一箇所が崩れると、立て続けに壁は消えていき、炎の壁はものの一分で消え去ってしまった。


 その様子を見ながら背後を見ると、新人達の姿は無く、無事逃げ切れたようだ。


 もう一度ファイアーウォールを発動する。

 直ぐに越えられるのは分かっているが、マジックポーションを飲む時間が欲しかったのだ。


 魔力不足気味で震えている手で、携帯している小瓶を取り出す。

 あとは蓋を開けて飲むだけなのだが、魔法の使い過ぎで力が入らない。

 そうこうしていると、マジックポーションが手からこぼれ落ちて地面に転がってしまう。頑丈に作られた小瓶のおかげで割れはしなかったが、取りに行こうとして転んだ。


 そして、そのまま動けなくなってしまった。


 魔力切れ。

 失敗したと古森は後悔する。

 魔法の使用回数は頭に入っていたつもりだったが、警戒している時に魔法を一度発動仕掛けて、魔力を消費していたのを失念していた。


「くそっ!」


 悪態を吐くが、状況が好転するはずもなく、必死にマジックポーションに手を伸ばす。


 届かない。

 あと少しが届かない。

 ほんの少しの距離が果てしなく遠い。


 誰か…。


 その小瓶は細い女性の手に拾われ、古森に手渡された。


「早く飲んで立ちなさい!さっさと逃げるわよ!」


 女性の手、速水から手渡されたマジックポーションを飲みほし、魔力が回復していく。


 どうして戻って来たんだ。

 新人達はどうした?


 言いたい事は山ほどあるが、取り敢えず今は、


「助かった」


 礼を言って速水の手を取り立ち上がった。



ーーー


 魔力が回復したからと言って、状況が好転したわけではない。


 ファイアーウォールが解けると同時に、大群を成したビックアントが追いかけて来る。

 急いで逃げ出すが、ビックアントも俊敏で距離を離せないでいた。


 この危機的状況から脱する方法はある。

 それは、階を登るか降りるかすればビックアントは追って来ない。ユニークモンスターなどの強力なモンスターを除いて、そこに生息するモンスターが階を跨いで移動する事は無いと言われている。


「ダメ、回り込まれてる!」


「12階を目指そう!」


 10階に続く階段へ行く道には、既にビックアントが回り込んでおり諦めるしか無かった。だから12階を目指すのだが、その距離は最短でも5km以上ある。遠回りをすれば、更に倍以上の距離を移動しなければならず、とても全力で走れる距離ではない。

 幾らこの一年で鍛えても、長距離を全力疾走できるほどの体力は、まだ備わっていなかった。


「はあ、はあ、ヒイ、ヒイ」


「頑張りなさいよ!男でしょ!」


「だん、じょ、さべ…つ、は、あん、たい」


「なんて声出してんのよ!?馬鹿じゃないの!」


 やめてくれ、話しかけないでくれ、そんな余裕ないんだ。


 今にも倒れそうなほど、体力の限界を迎えている。

 このままでは、12階にたどり着く前に追いつかれてしまうだろう。


「…頑張りなさいよ、無事に帰ったらデートして上げるから!?」


 古森の走る速度が下がった。


「なんでよ!?」


 速水は少しでも古森を元気づけようと言ったのだが、まさかこんな反応をされるとは思わなかった。


 こいつは以前、私に告白したんだからまだ私に惚れてるはずだ。だからデートに誘えばやる気を出すだろう。

 そう思っていた。


 速水は勘違いをしている。

 古森が告白したのは半年前で、速水のことをよく知らない状態だった。それが、ダンジョンの攻略を共に行う中で、互いの事を理解し尊重して高めあって来た。

 その中で仲間意識が芽生え、恋愛感情は萎んで行った。


 探索者活動を通じて古森にとって速水は、信頼できる仲間であり恋愛対象から外れていたのである。


 これは何も古森だけに見られることではない、サークルの大半の人がそうなっている。そのせいかサークル内でのカップル率は恐ろしく低い。


「あ、ありが、と、とう、でも、む、り」


 気を遣ってくれたので、一応お礼は言っておく。

 もうやめてくれと思いながら。


「ふん!」



 二人は必死に走った。

 だが、古森の限界が近い。

 そんな時である。

 追い返した男性とばったり出くわしたのは。


「うおっ!?」

「えっ!?」

「あっ?」


 角を曲がると、ビックアントを大剣で倒している男性がいた。双方、予想外の接触に驚いて声が出る。


「そこの人、逃げて!」


 速水が男性に対して注意を呼びかける。

 背後からビックアントの大群が迫っている。

 どうしようもない事ではあるが、巻き込んでしまう。


 男性も背後に迫るビックアントの大群に気付いたのか、驚いて古森達と共に逃げ出した。


「なんだ!?何がどうなっている!?」


 当然の疑問である。

 まだ体力に余裕のある速水が事の経緯を説明すると、そうかと一つ頷いて二人の様子をうかがっていた。


「もう、限界か?」


「ま、まだ、です」


 何故か負けん気を起こして反論する古森だが、既にいつ倒れてもおかしくなかった。


「そうか…そこの突き当たりを左に曲がるぞ!」


 突然、大きな声で指示を出す男性に意表を突かれたが、二人は頷いて了承する。


 そして左に曲がる二人。

 それを見送り右に曲がる男性。


 驚いて振り返る二人だが、その男性の顔を見て悟る。


『俺に任せろ』男性の薄らと浮かべた笑顔はそう語っていた。


 その証拠に、あれだけ古森達を追っていたビックアントが標的を男性に変え、右に曲がって行った。


「そんな…あの人は?」


「かっは!はあはあはあ」


 立ち止まると古森は崩れ落ちるように倒れてしまうが、目線だけはビックアントの大群に向けられている。


 見ず知らずの人に救われた。

 勝手に巻き込んだのに、笑って死地を引き受けてくれた。


「はあはあ、はあ、まだだ。早くギルドに行って救援を要請しよう!今ならまだ助かるかもしれない!」


「!? そうね、早く戻りましょう。まだ走れる?」


「ごめん。先に行ってくれ、今は時間が惜しい」


「分かった」


 一言告げると、速水は10階に向かって走り出す。

 古森も必死に息を整えると、ポーションを取り出し飲み干した。


 これで、また走れる。


 そうして速水の後を追おうとしたが、大きな存在の気配を感じ取って振り返った。


 そこには大群のビックアントに護られながら進む、クイーンビックアントの姿があった。

 ノソノソと動きは遅いが、その圧倒的な存在感はモンスターの女王として相応しいものであった。


 息を呑む。

 自分が怯えているのが分かる。


 クイーンビックアントは魔法のプロフェッショナルである。火を生み出し、水を発生させ、大地を隆起させ敵を葬る、そんな恐ろしいモンスターだ。更に、その身に宿った魔力で子であるビックアントを操り手足のように動かしている。

 その姿を見るのは死ぬ時だと探索者の界隈では謳われていた。


 去って行くクイーンビックアントを見送ると、無言でダンジョンの出口を目指した。




ーーー



 ギルドに到着した頃には、既にちょっとした騒動になっていた。


 どうやら新人達の説明では、上手く事情が伝わっていなかったようだ。速水が到着して、ある程度事態を把握したらしく、動ける探索者達を集めてくれるらしい。


 古森はギルドのベンチに座ると、缶コーヒーを手に一息ついた。


 あれは無理だ。

 助からない。

 あんな存在にどうやって立ち向かうんだ。


 ぐるぐると回る思考が、全てネガティブな発想になっていく。


 生きていてほしい、助けて上げたい、でもどうやって?


「大丈夫?」


「…アレには勝てないよ。それこそトップレベルの探索者じゃないと太刀打ち出来ない」


「だから人を集めているんでしょ。 …それで、どうするの?参加するの?」


「…行く。せめてどうなったのか知っておきたい」


 それはどうしてか。

 所詮、自己満足に過ぎないかもしれないが、助けてくれた男性の遺品があれば、自分が遺族に渡したいと思ったのだ。

 渡して謝りたいと、お礼を言いたいと思ったのだ。


 独りよがりだなと自嘲する。


 もう、彼が助かるとは思っていない。

 古森が戻って、既に2時間が過ぎている。

 幾らなんでも時間が経過し過ぎた。


 それだけの長い時間、一人で戦い続けるのは不可能だ。

 もし、そんな事が可能ならば、それは化け物か何かだ。


「えっ?遭難したんですか? そうなんだ。何つってな?」


 どこからか話し声が聞こえて来る。

 不謹慎な内容に不快感を覚えるが、どうにかしてやろうと気力が湧かなかった。

 せめて、どんな奴が言ってるか見てやろうと視線を上げると、買取所に立っている一人の男を見つけた。


「…あれ、あの人に似ていない?」


 速水は驚いた顔で男を見ているが、古森はそれを否定する。


「全然違うよ。彼はあんな服装じゃなかっただろ。それに…」


 じっくりと男の姿を観察する。


「あんなに太っていなかった」


 そこには体重百キロはありそうな巨漢が、ビックアントを持ち込んでいた。




ーーー


古森 蓮(20)

レベル 14

スキル 火属性魔法 拡散


ーーー


速水 咲(19)

レベル 15

スキル 瞬足 先読み


ーーー

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る