最後の一文におおとなりました。
その発想はあった。確かに大地は母ですから
作者からの返信
白雪さん、コメントありがとうございます!
>最後の一文におおとなりました。
お楽しみいただけたようで良かったです!
こんな手紙を書いても、もう手遅れなのかもしれません。かと言って、このまま放置することはできません。今さら原始時代の生活に戻ることはできませんし、無理な我慢を重ねることも現実には難しいでしょう。ですので、無理せずできることから環境に優しいこと・環境を思いやることをやっていけばいいのかなと個人的に思っております。
今の子どもたちや未来の人類が、地球環境に不安を覚えながら生きていかなければいけないような事態は避けたいものです。
お読みいただきまして、ありがとうございました!
普通の兄弟とその母のことだと思っていたので、ラストの二行には驚かされました。読んでいて違和感があったのですが、全く気付かなかったです。
今までの異常気象が地球からの怒りだと思うと、色々と納得感が強いです。兄弟喧嘩も、戦争などのことなので、「母」はずっと心が痛めていたのでしょう。
地球は自ら輝かない惑星ながらも、「輝く」という形容詞がぴったりだと感じました。そんな地球を、ずっと大事にしていきたいと思います。
最後に遅くなりましたが、自主企画への参加、ありがとうございました!
作者からの返信
夢月さん、コメントありがとうございます!
また大変なご評価と共に素敵なレビューまでお寄せいただきましたこと、重ねて御礼申し上げます。
最後に種明かしの二行を入れ込んでみました。
驚いていただけたようで、作家冥利に尽きます。
当たり前に空気を吸い、水を飲み、車を運転して、スマホを使う。
それは地球の恩恵がなければ実現しないものです。そんな「当たり前」の図式が、ここたった数十年で大きく崩れ始めています。
私は環境論者ではありませんので、細かい話はできませんが、まずは無理のない範囲で自分の出来ることからやっていくことが大切かなと思います。私たちの子どもや孫、未来の人類が地球環境に不安を覚えながら生きるようなことのないようにしていきたいものですね。
こちらこそ企画に参加させていただき、またお読みいただきまして、本当にありがとうございました!
罪とか、悲しませるというワードが出てきて、やたらと不穏な感じを受けましたが、最後に「そうきたか」と言う意外さと共に納得。
地球は、我が儘好き放題の人間を呆れながら見守っているのでしょうか。
作者からの返信
黒中さん、コメントありがとうございます!
また過分なご評価を賜りましたこと、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
同題異話の企画への参加作品になります。
きっと感動のお話がたくさん連なるかと思い、こんな内容にしてみました。
「そうきたか」と感じていただき、意図を感じていただけたようでとても嬉しいです!
>我が儘好き放題の人間を呆れながら見守っているのでしょうか。
本当にそうかもしれませんね。
私たちは生きていることが当たり前になってしまい、地球の恩恵を受けなければ生き続けられないということを忘れてしまっている気がします。原始時代に戻れという話ではなく、私たちひとりひとりがそのことを再度認識して、地球環境維持のために無理しない範囲でできることを継続してやっていくことが大切なのかなと思います。子どもや孫、未来の子孫たちが、地球環境に不安を覚えながら暮らすような状態にはしたくないものです。
お読みいただきまして、ありがとうございました!
こんにちは、企画から来ました。
これは一本取られました。母なる地球、大地、海……そのうえで何度も何度も喧嘩しては仲直りして、キリがありませんね。そのうちブチ切れそうで怖いです。
作者からの返信
長月さん、こんにちは。
コメントとご評価まで賜りましたこと、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
私たちが母なる地球の上で生きていること、母なる地球の恩恵にあずかって暮らしていること。あまりにも当たり前過ぎて、感謝の心を忘れてしまっているように思います。
世界中の紛争・戦争もそうですが、人類の抱える課題はまだまだ多いですね……
人類自身が課題を次々生み出しているという面もあり、長月さんの仰る通り、いい加減ブチ切れられるかもしれません。。
私たちの子どもや孫たちが不安なく生きていける地球・世界にしていきたいものです。
お読みいただきまして、ありがとうございました!
こんにちは。
読み終わってちょっと震えました。
そして改めてタイトルを見ると恐ろしくも。
いつまでも輝いていて欲しいけれど、母なる地球はギリギリのところなのかもしれない…。
手紙という名の誓いですね。
人類がそれぞれ胸に抱いて生きなければなりませんね。
読ませて頂きありがとうございました!
作者からの返信
幸まるさん、本作にもコメントとご評価、さらにレビューまでお寄せいただき、本当に本当にありがとうございます!
私たちは母なる地球の上で生きています。
車も、ガソリンも、スマートフォンも、何もかも、地球からの恩恵がなければ存在しません。当たり前過ぎて、忘れかけていることです。
こんな手紙を書いても、もう遅いかもしれません。
それでも人類としてやるべきことはやっていくべきかなと思います。
私は環境論者ではありませんし、細かいことは分かりませんが、何でもかんでも我慢して耐えるということではなく、無理なくできることからやっていくことが重要かと思います。節電、資源ゴミの分別、フードロス削減(賞味期限の近いものから買っていく)などなど……
私たちの子どもや孫が、地球環境に心配して生きなければならない未来が来ないようにしたいものですね。
お読みいただきまして、ありがとうございました!
擬人化されてみると「地球、すまん・・・」ってなりますよね。
当たり前に頼ってたことを見直さねば、ですね!
作者からの返信
吉岡梅さん、コメントありがとうございます!
また過分なご評価を賜りましたこと、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
仰る通り、享受している恩恵が当たり前すぎて、感謝や敬いの気持ちがなくなってしまっているように思います。今や「自然の恵み」なんていう言葉も通じなくなっているかもしれません。資源は有限であり、大切に利用する必要があるように思います。「勿体無い」という言葉をもう一度復権させたいですね ^^
かといって、無理な環境保護活動は負担になるだけですので、無理なくできること(リサイクルの分別とか)から心掛けてやっていけばいいのではないかなと思います ^^
本作、物語でなくて大変申し訳ございません……!
お読みいただきまして、ありがとうございました!
でもその手紙すらも、母から搾取した木で出来た紙に、母から搾取したインクで書いてますしね
そしてその紙とインクを作る行程すら母親を傷付けてますから……
まぁ紙は植樹等で或る程度は戻りますし、母も傷付けるなとは言ってない、節度を持てと言いたいのでしょう
まだ、謝って間に合うのでしょうかね?
作者からの返信
あるまんさん、コメントありがとうございます!
またこちらにも過分なご評価を賜りましたこと、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
>母も傷付けるなとは言ってない、節度を持てと言いたいのでしょう
仰る通りだと思います。加えて言えば「いつか自分の首を絞めることになるよ」と言いたいのかもしれません。
>まだ、謝って間に合うのでしょうかね?
もう遅いかもしれませんね……
でも、ここで「じゃあどうでもいいや」という選択肢は選べません。まずは無理せず、できることをやっていく、ということでいいのかなと思います。無理しても続かないですしね。
子どもや孫たちが、環境に不安を抱えたまま生きなければならないようなことにはしたくないものです。
本作、物語でなくて申し訳ございません……!
お読みいただきまして、ありがとうございました!
この手紙はお母様のもとに届いたのでしょうか。
そのときの反応はどうでしたか?
それとも作品として書かれたものなのでしょうか。
いずれにせよ兄弟の諍いは、母から見て怒りよりも悲しい気がします。
兄弟、親子であっても反りの合わない人はいます。
無理に合わせようとしても合わないものは合わない。
この年にして、そういう結論に達しました。
作者からの返信
オカンさん、本作にもコメントとご評価をお読みいただきまして、本当に感謝でございます! ありがとうございました!
あっ! オカンさんを勘違いさせてしまったかもしれません……大変申し訳ございません。。 ここで言う「母さん」や「兄弟」は比喩的な表現なのです。
この作品の最後の2行だけ、もう一度お読みになってみてください。
はい、つまりはそういう意味でございました。
分かりづらくて大変申し訳ございません……!
この手紙を読むべきは、母さんではなく、兄弟ですね。
僕たちはもう罪を犯しすぎた。罰せられるその時が来ている。
しかし、それでもなお、母を思う気持ちがあるのであれば、今からでも償うべきだ。きっともう、遅いだろうけど、謝るだけなら誰でも出来る。やるべきことは皆解っているはずだし、やるべきだ。
母の怒りはおさまらないだろう。我々兄弟は手を取り合わなければならない時がきているのに、いつまでも紛争続きで、外交を見ていても牽制するばかり。
人間は愚かで罪深い。私は、自分のやれる事をやって、その罪の重さを感じながら、この母の怒りを受け止めようと思っております。
とても、大切な手紙をありがとうございましたm(_ _)m
作者からの返信
かごのぼっちさん、いつもコメントとご評価をお寄せいただき、本当にありがとうございます!
私は環境活動家ではありませんが、自分なりの思いと反省を込めて、この手紙を書いてみました。
環境保護という言葉がありますが、もうこの言葉も単独では意味をなさなくなってきているように思います。この言葉とともに「環境破壊」と相反する言葉として『環境復元』という言葉も一緒に意識しなければならないところまで来ているのではないでしょうか。
我々人類も長い目で見れば、いつかは絶滅するでしょう。でも、その引き金を自分で引くことだけは避けたいものです。
何でもかんでも我慢しろ! という話ではなく、リサイクルやフードロスを意識するなど、まずは一市民レベルで出来ることからやっていこうという意識が広まるといいですよね。
本作をきっかけにそんな意識を読者様にお持ちいただけたら、本当に嬉しいです ^^
本作、中身が物語でなく、大変失礼いたしました……!
お読みいただきまして、ありがとうございました!
正直な所、大体の流れが予想できてしまう、所謂定番のいい話を想像していただけに
最後の一文で、ぐっ、と胸がつまりました。
発想としてはあるんです、私にも。
しかし、そこに手紙を書いてみよう、
或いは、本当の母のような思いを抱き想いを伝えるという部分まで昇華しきれるかと言うと、なかなか難しいような気がします。
発想としては有りだし、母なる地球、なんて言葉ありきたりですらある。
しかしそこに、手紙を添えて思いを伝えようという領域まで到達できるかというと……
私には、無理かもしれない。
この発想には、私の敗北をはっきりと確信しました✨️
見事に、虚を突かれました✨️
作者からの返信
天川さん、企画へ参加させていただき、ありがとうございました。
また過分なご評価を賜りましたこと、重ねて厚く御礼申し上げます。
天川さんの仰る通り、最後の一文に触れていただいた時に、それまで読んでいただいた内容を思い起こして、ハッとしていただけるように書かせていただきました。できる限り悟られないように、できる限り最後までお読みいただけるように、自分なりに工夫しながら書いたので、楽しんで頂けたようでホッといたしました。
私たちの子孫が、地球環境に不安を覚えながら生きなければならないようにはしたくないものですね。
お読みいただきまして、ありがとうございました!