一応、表題に書いている通りの内容のはずなんですが……
濃いキャラクター達がそれらをすべて気にしなくさせる、ギャグチックキャラクター活躍劇になっております。
こまけぇことはいいんだよ、といわんばかりに個性の塊のキャラ達が、自己主張と都合を振り撒きつつ活躍する物語。
果たして主人公の天才科学者ルークは、この濃い面々のボケツッコミを躱しつつ、物語をロジカルにまとめ上げることが出来るのか……?
作者様独特の愉快な、それでいてちょっと社会的ディープなギャグが冴える傑作であります。
どうぞ肩肘張らずに、お気楽なノリで魔法世界漫才をお楽しみくださいませ。