十雨 「歌(Chanson)」

"ザシャッ ザシャッ ザシャッ ザシャッ..... !"


「そう、言えば┈┈┈┈… ! 夜食.. .. .. 


 '夜食'食べて無かったねᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  ?


 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


 (ケケケッ!? '夜食'だってよっ!? 貴族はやっぱ違うねぇ~


  '執事'にでも持ってこさせるつもりかいっ!?


 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


 ・・・・・シッ! あまり喋ると、'勘付かれ'るぞ.....!」


ギファ。 氷の渓谷。 征四郎達がいる場所とは別の場所.. .. .. ..


「Hé, hé, cette chose!?

(ね、ねえ、アレ.....!?)」


「En, outre,??

(また、かᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ??)」


少し先を歩いている圭介。


「ブツ.... ブツ.... ブツ.....


 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


 (おいおいっ!? 'サービス券'だとかっ!? 


  'サービス券'だとかよっ!?)」


 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


 ブツ.... ブツ.... ブツ.....」


「également,!

(やっぱり....!)」


「Il, est fou,!

(… … …アイツ、頭おかしいよ.....!)」


ロベール。 そしてシャノン。


「ブツ.... ブツ... ブツ....」


「(ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  !


どこか、様子が変わってしまった圭介。


「Peut-être qu'il a trop de choses


 auxquelles il ne peut pas s'accrocher,!

(ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹもしかすると、アイツは'抱える物'が多すぎて


 '抱えきれなく'なっちまったのかもな┈┈┈┈… !)」


「Non, probablement pas,!

(いえ、多分、違うᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  !)」


「Faux, non,? Qu'est-ce que vous voulez dire par,? Shanno,n,?

(違、う┈┈┈┈…? どう言う事、だ˛˛˛˛˛˛? 


 シャノ、ン____________?)」


気味の悪い、何故か先程から暗い表情でこちらに聞こえるか、


聞こえないかの微かな声で何かを呟いている圭介を、少し離れた場所で


見ていたシャノンは、ロベールの言葉に何か確信を持った様な表情を


浮かべるᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  !


「C'est peut-être ce qu'il fait, Vous savez,


 marmonner, C'est de la chanson.

(多分、彼のしてる事..... あの、呟き…┈┈┈┈ 


 あれは、'chanson(シャンソン)'よ....!)」


「Chanson,? 'chanson',! Vous n'avez pas chanté une chanson.

(シャンソン┈┈┈┈ ?? 'chanson(シャンソン=歌)'ってᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  ! 


 '歌'なんて歌って無いじゃ....!)」


「Non,

(いえ┈┈┈┈┈…


「—————だから、'しつこい'、ってってんだよっ!?


 このクソ野郎っ!??)」


「!?」


「!??」


「D'accord, D'accord, Keisuke,!

(ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ D'accord(ダコード)、D'accordだ、ケイスケᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  !)」


「ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  !」


「(Apparemment, vous avez beaucoup "changé",


  n'est-ce pas,?? L'homme, qui,)

(どうやら、かなり'変わって'しまったみたいだな…┈┈┈┈??


  あの男、は┈┈┈┈┈.....)」


一瞬、何か大声を張り上げたかと思うと、周りの様子を確かめる様に


一度ロベールの方へと圭介は振り返るが、刺す様な目つきを浮かべるとすぐに


また前を向き、再び何かを暗い表情で呟き出す.....!


「Oui, non,! Donc, chanson. Vous voyez, vous voyez, c'est


 ce qu'on dit en France,? Il y a deux sortes de


 chansons la chanson, qui est généralement utilisée


 comme un air musical, et la chanson,


 qui a une connotation religieuse différente,!

(い、いえᱹ ᱹ ᱹ ᱹ   ! だから、chanson(シャンソン)____________


 ほ、ほら、フランスでも良く言われてるじゃない....っ?


 「歌には、普段よく音楽の曲の様に使われてるchanson(シャンソン)、と


  もう一つ別の… … … 宗教的な意味合いで使われる


  chanson(シャンソン)の2つがあるᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  !)」


「Oh, cette chanson là-bas,!

(… … …┈┈┈ああ、そっちの'chanson(シャンソン)'かᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !)」


シャノンが言っている言葉が分からなかったが、話を聞いて


何となく分かった。 確かにchanson(歌)を表す意味は


自分達のいるフランスでは、歌謡曲に使われる場合のchansonと、


宗教的な意味合いを持つ「特別な力」を意味する


chansonの2通りがある....


「Donc, 'chanson', Keisuke, est un être humain avec un don


 spécial,! Peut-être a-t-il acquis un pouvoir surnaturel


 spécial, un pouvoir religieux, dans cette vallée de


 glace, à Giffa. Il est peut-être une force surnaturelle


 spéciale, religieuse, dans cette vallée de glace,


 Giffa, dans la chanson, qu'il a peut-être acquise,!

(だから、'chanson'.... ケイスケ、はスペシャルな


 ギフトを持つ人間ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  ! 彼は、多分、この氷の渓谷_____________


 ギファ、で、スペシャルな超自然的な力、宗教的な


 'chanson(シャンソン)'を身に着けたのかもᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  !)」


「Chanson, hein,?

(シャンソン、かᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  )」


「I don't like your chin when you turn your head to the side!?

(—————その横を向いた時の顎が気に入らない、ってんだよっ!?)」


「Bien sûr, il est, doué, Il est peut-être doué,!

(┈┈┈… 確かに、奴は___________ 'ギフテッド'____________


 '与えられて'いるのかも知れないᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  !)」


「Oui, oui,!?

(ええ、'そう'よ˛˛˛˛˛˛ ッ!?)」


「You've just got to control yourself a little bit,!?

(—————少しだけ、自分を抑えろよっ!?)」


「(  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ

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