第30話 薬

 こちらから近づき刀を手と足に向かって連撃を放ったがナイフで何回かは防がれたせいで切り傷をつけることしかできなかった


(今のに、反応するかスピードなら勝てると思ったんだけどもしもの時は四季解放使うしかないか)


本来ならすぐに使ったほうがいいんだけど、もしほかにも敵がいたりしたら魔力不足でやられる可能性があるせいで使いたくても使えないんだよな

取り敢えず捕らえられそうなら捕らえる、捕らえるのが無理そうなら殺すことにしよう


男はこちらに向かってナイフを投げてきた

飛んでくるナイフの下を走りながら避け相手に近づき相手の腕に向かって刀を振って確かしかに腕に当たって切ったと思ったが「キーン」と金属同士がぶつかった時の音がなった


「な!」


切ったと思った相手の腕は傷がついていなかった

そのことに驚いている間に男の拳がお腹にあたり

奥の壁まで吹っ飛んだ


(痛ったー、なんだ今の急に硬くなったのか?)


すぐに起き上がり生命変換を使って居合の構えをし相手を見るとそこには全身血まみれの男がいた

男はいまもなお体から血が吹き出していた


(なんだ!?何かのスキルの代償か、いや今の一瞬でここまでの代償になるものなのか?)


「ハハハ、どうした?ほら早く攻撃してこいよそれとも怖くて動けないか」

「よく、その怪我で話せるな」

「そんなん簡単な話だ」


そうゆうと男は懐から緑色の液体が入っている瓶を出した


「これはな、使用すると痛覚がなくなるのと使用者の全ステータスが2倍になるんだよまぁその代わりこんなふうになってしまうがここでお前を倒せば一生遊べる金が手に入るからどうでもいいがな」

「その、薬は隣国からもらったんですか」

「そうだよ、それとお話は終わりだ死んでもらうぞ」


男がそういうと同時に目の前まで移動してきたが


「は?」



男の腕が体から離れた男は何が起きたか分からず困惑していた



「じゃあ次は牢屋の中で」


そういい、刀の柄で男を気絶させた


「ふう~なんとか四季解放使わず勝てた〜」 


生命変換で素早さと攻撃力を上げて何とか腕を切り飛ばして驚いてる隙に気絶させられたけど今の失敗してたら殺すしかなかったかな


そう言って少し休憩しようと思ったら急に足元に魔法陣出てきてその魔法陣が光りだした


「な!」


とっさによけようとしたが間に合わず光に飲まれた光が収まるとそこは森の中だった



_____________________


名前 ライ    レベル 17



職業 剣士

体力  45

魔力  20

攻撃力   45

速さ  25

防御力 25

器用  12

スキル

剣術        レベル5

格闘術       レベル1

身体強化      レベル6

テイム       レベル1

鑑定        レベル1

アイテムボックス  レベル1

四季剣魔      レベル1

礼儀作法      レベル1

刀術        レベル2

偽装        レベル1

気配察知      レベル1

気配遮断      レベル1

料理        レベル1

生命変換      レベル3

ロストハート    レベル1

身体強化(雷)   レベル1

雷魔法       レベル1

桜花一点      レベル1

満開桜       レベル1


ステータスポイント 122


スキルポイント   19










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