第6話 『無職転生』はやっぱり名作

『無職転生 異世界行ったら本気出す』(理不尽な孫の手)は、アニメはだいぶ前に見て、出生時から異世界転生が始まっているのはいいけれど、人神ヒトガミなる転生の神らしき存在が所々に出ているのが難点と思っていたのです。

 けれど、このほど改めて「小説家になろう」版で読み返して、人神はもっぱら夢の中に出てくること、転生の神ではないことに気づき、見直しました。

 いいえ。たとえ転生の神だと自称していたとしても、夢のなかでだけ出てくるのなら、異世界転生の基本に忠実といえましょう。

 NGなのは、前世の主人公が死んで、そのすぐ後にどこかの超越的空間で転生の女神のような超越的存在に会うといった、よくある設定です。

 これではリアリティがなくなってしまいます。


 蛇足ですが、この『無職転生』は、文章だけなのでアニメや漫画で指摘されている気持ち悪さもないし、なろう版が一番面白い!


 では、何をもって「リアリティがある」と言っているのかをより明確にするため、次回からは、現在進行中の事例研究、それも、日本人研究者による、戦艦大和で戦死した過去世の記憶をもつ男の子の事例研究を紹介することにします。


 そしてその次に、生まれ変わり研究の本場、ヴァージニア大学で行われた全世界2000例に及ぶ事例研究のなかでも出色の転性てんせい転生事例である、「過去世は戦死した日本兵だったと語るビルマの少女」を紹介する予定でいます。

 付:最初はこちらをまず紹介する予定でしたが、参考文献をどこにしまい込んだか分からなくなってしまい、家じゅう探し中です☹☕

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