第27話 死者退治人本部襲撃
俺達幹部と、数百の死者や人間は
死者退治人本部にやって来た
本部の門番の男が言う
「お前ら、何者だ?何の用だ?」
俺は返す
「死者と人間の共存について話し合いに来た。
通してもらおうか」
そうだ、俺達は話し合いに来たんだ
死者と人間の共存について
「そんな世迷言、聞くと思うか?通さないぞ」
そう言って門番は構えた
「やっぱり話は聞いてくれないか」
灯は言う
「押し通るしかないね!!」
俺は門番をあっさり手刀で気絶させた
「がはっ!!」
俺達は死者退治人本部の中に入って行く
「おりゃぁ!!」
俺が死者退治人の男性を腹パン1発で倒す
「ぐはっ!!」
「とりゃぁ!!」
灯が死者退治人の女性を腹パン1発で倒す
「きゃっ!!」
俺達は無双しながら進んでいた
仲間の死者の1人が聞いて来る
「リーダー!!目的地はどこですか!!」
「死者退治人のリーダーのところだ、リーダーと話し合って。
考えを変えさせる!!」
俺達がリーダーの部屋に向かっていると
大きな部屋に出た
そこには
オレンジ髪ショートヘアーで、巫女服を着た
巨乳の美少女が居た
「ここは通さないッスよ」
ッス口調からして三下か?
「三下がどうにか出来るレベルじゃないぞ、俺達は。
怪我したくなかったら大人しく通…」
巫女服の美少女はマジギレした
「三下とは失礼ッス!!私は4名家の1つの当主。
強文字当主、強文字 茜 (つよもんじ あかね)ッス!!」
このッスが当主!!嘘だろ…
「当主さんは私が相手するから~、みんなは進んでほしいかな」
クリスが言い出した
俺は聞いた
「いいのか?クリス」
「うん、私が言い出した共存だし。
私も、活躍したいから」
クリスがそう思うなら、クリスに任せるしかないだろう。
「ならクリス、任せた。
俺達は先に行くからな」
俺達はそう言うと走り出した
少々不安だが、任せろと言うなら任せるのがうち流だ。
私は茜ちゃんの相手を任されたよ~
「逃がさないッスよ!!」
茜ちゃんは仲間達を追おうとするよ~。
させないよ。
「ゴムパンチ」
伸びるパンチで茜ちゃんを攻撃して、妨害するよ。
茜ちゃんはそのパンチをかわした。
さすがにそう簡単には当たらないか
「伸びる攻撃ッスか、厄介っすね。
だけど蹴散らしてやるッス、そしてさっさと貴女の仲間を追う」
茜ちゃんは霊力を込めて、私のお胸を殴りに来るよ
私のお胸がゴムのように伸びて、攻撃を無力化するよ
「やったッスか?」
「やってないよ~」
私は伸びるパンチで茜ちゃんに反撃するよ
「がはっ!!」
茜ちゃんは伸びるパンチを食らって、勢いよく飛んでいくよ
面白いほど飛んで行ったね~
茜ちゃんは壁にぶつかると受け身をとったようだよ
「胸に攻撃を当てても死なないなんて、ふざけてるッスね。
死者のルール違反ッス。」
死者のルールって何?
勝手に決めないで欲しいな。
「だけど極限まで身体能力を上げれば、どうッスか?」
そう言うと茜ちゃんの体に霊力が充満して行くのが分かった
これは、まずいよ。
茜ちゃんはジェット機のような勢いで、こちらに向かってくる
私は慌てて胸を隠す
茜ちゃんは腹に連続パンチを当てて来る
「ッスッスッスッス!!」
あまりの威力にゴムの防御を貫通して、連続パンチはダメージになる
「がはっ!!ぐはっ!!がはっ!!きゃう!!」
私は胸の防御を下ろしてしまいそうになる
「さっさと防御を下ろしたらどうッスか?
極楽浄土に行けるッスよ?」
「い、嫌だよ~」
私はここで死ぬわけにはいかない
私には死者と人間が共存した世界を見る、と言う夢があるんだ
「はぁあああああああ…」
私も全身に霊力を充満させた
「なっ!!霊力を使えるッスか」
私は笑顔で言った
「修行したからね、これで少しはマシになる」
私はパンチを茜ちゃんに当てようと連続パンチする
だけど茜ちゃんはそのすべてを華麗にかわす
「当たらないッスね、遅すぎて。」
私と茜ちゃんの間には、かなりの力量差があるみたい
「こっちから行くッスよ、手を胸ごと貫いてやるッス」
そう言って茜ちゃんは右手に霊力を溜める
腕を貫通させて胸にパンチを当てるつもりだ
アレに当たったら死ぬ。
私は、私は…
霊力を込めて舌を伸ばした
「あがっ!!」
その舌は茜ちゃんの頭に当たる
茜ちゃんは気絶した
「はぁはぁ、危なかった。」
茜ちゃんがチャージ状態になったから当てることが出来た
茜ちゃんがチャージ状態にならなかったら
殴られまくって殺されていたかも
凄く危ない戦いだったよ。
とりあえず勝利は勝利…
「みんなを追おう」
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