第17話 美少女、義兄の幼馴染の胸の内を聞く。
「
アタシは、ベッドの上に腰かける
「んー。結構難しい質問だねー。好きか嫌いかで言われりゃそりゃ好きだよ。だけど結婚するかって聞かれたら、ないなーって感じ?」
「でも、おにぃと付き合ってるんですよね???????!!」
アタシはさらに確信をつく質問をして、
ここで目を逸らしたら
なんだろう? 女の直観?? とにかくだ。アタシは無言で見つめてくる
「…………………………………………………………」
「……………………………………………………ふふ」
どれくらい経っただろう。おもむろに
「んー。ダメだな。せっかくリコちゃんと仲良くなれそうなのに、これじゃワリが合わないよ……」
なんだかよく解んないひとりごとをつぶやいて、アタシに向き直った。
「実はね、
「ええええ!? なんで!? もしかしておにぃ、アタシの事がキライなの!?」
視界が涙でぼやけてくる。おにぃに嫌われたら、あたし生けていけないよ!!
「違う違う! むしろ逆だよ。リコちゃんのアピールが激し過ぎてまちがいを犯しそうだから、彼女がいるってことにしてほしいって
「そうなんだ……」
「でも、リコちゃんのアピールが余計に激しくなったって、
アタシは、ここ数日の出来事を思いだす。
おにぃと一緒にお風呂に入って、おにぃにいちばん大事なところを見つめられて、おにぃとファーストキスをして……
「ああああ……」
恥ずかしい……みるみるうちに顔が熱くなるのがわかる。アタシは気まずくなって、両手で顔をおおう。
「あ、恥ずかしかったんだw」
「恥ずかしいに決まってるんじゃないですか!」
「そっか、そっか、良かったよ。リコちゃんが正常な羞恥心をもってて」
「だって……
「気をつけなよ。
「気をつけます……」
全く持ってそのとおりだ。アタシは海よりも深く反省していると、ふと気がつく。
「あれ?? そういえば、
アタシの質問に、
「しまった!!
「えええ!! おにぃヒドイ!!」
いくら悩んでたとはいえ、
■次回予告
というわけで、リコちゃんと
次回は、ちょっとした幕間劇のお送りする予定です。お楽しみに!!
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