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初めまして、田谷波赤と申します。
程よく、練り込まれたユーモア要素、それでいて奇抜なメイントリック。どこをとっても大変楽しめました。後書きでも触れられてはいましたが、岩合光昭のくだり、めっちゃ好きです。
あのトリックには大変な発想力が必要なのだろうなと思います。
多少、論理の飛躍が認められるかもしれませんが、それも含めて『本格ミステリ』なのだろうと思います。
同じ本格ミステリファンとして大変興味深い一作でした。
次回作は若竹七海のあの競作のオマージュ、パロディ(?詳しくは存じませんが)ということで楽しみにさせて頂きます!
作者からの返信
読んでいただいてレビューまでありがとうございます。本格ミステリは論理の飛躍があってこそと思っているところは実際あるのですが(島田荘司作品が大好物なもので……)、一方であまり飛躍を感じさせないようにできたら良いなとも思っています。『五十円玉二十枚の惨劇』も公開したので、良かったらぜひ読んでみてください。
初めまして、鮎崎浪人と申します。
御作を拝読いたしました。
大変面白かったです‼
タイトルを見たときはキワモノ的な内容かと思ったのですが、カチッとした本格ミステリーであることにまず驚かされました。
タイトルのミスリードにまんまと嵌り、メイントリックにもまったく気づかず、その意味でも驚きでした。
伏線はフェアだと自分は思います。
トリックについては前例がひとつ浮かびましたが、異なるアプローチの仕方で楽しめめました。
そしてトリックもさることながら、それと同じくらいロジックにも重きを置かれていることに好感が持てますね。
さらに適度なユーモアも盛り込まれ、文章が読みやすい点も好感度大です。
「特殊設定でもビデオゲーム的な設定でもなく、現実的な範囲で展開し、それでもしっかり驚ける本格ミステリー」
この部分にとても共感しましたね。変なごまかしのない本格ミステリーを書きたい、という強い意気込みを感じました。
長文失礼しました<m(__)m> 次作を楽しみに待ちます。
作者からの返信
最後まで読んでいただいてありがとうございます。お褒めの言葉、とても嬉しいです。理想だけは高いので(笑)、引き続き本格ミステリーに挑戦していきたいと思います。
カクヨムでひさびさに一気読みした作品でした。
読んでる途中で、おやっ? と感じた違和感の数々が、仕掛けがわかった瞬間にすべて合理的に解消される快感を存分に味わわせていただきました。
館モノにまだこんな可能性が残っていたとは驚きで、自分も館モノを書いてみたい気持ちになりました!
作者からの返信
ありがとうございます。ハウダニット系の館ものはまだまだイケる気がします。どんどん荒唐無稽になってしまうのが難点ですが、そこも含めて館ものの面白さなのかもしれません(?)