第6話のんびりしたい

「ゲホッゲホッ」

うん、風邪ひいた

この三週間近く、本来は半年ぐらいをかけてすることを全てやった。まぁそのおかげで体調を崩した訳だが、日本に帰りたい(泣)

「とりあえず休憩をたくさんとるk」

「おーい!仕事だよー!」

「嘘ーん」

どうやらあの爆発により周辺の肉食動物が街を襲っているらしい、つまり後先考えずにやった行動のせいで、街が最悪なことになっていると。

「なに、つまり後始末をしろと?」

「そゆこと!」

「はぁ……………」

これが終わったら次こそは休憩するぞ…

「死ぬ…あぁ…うん」

二回目です生死を彷徨うのは、この程度で死んでたまるか。

「とりま、体温計で………えぇ!?」

体温計をみたそこには39.6℃数字が書かれてあった。日本でも最高で38.6とかぐらいしかいかなかったぞ…やっぱり環境の問題か?

「最近ここに来てから勉強してないし頭悪くなってきてる気がする。」

死にそうになりながらもそう呟いていた

「当たり前でしょ、元は高校生だったんだから」

こいつは俺の妹であり元日本人

「だよなぁ?」

高校二年生の勉強で止まってんだから、全くわからんところもある。でも神様が謎の能力をくれたおかげで、生活できるぐらいの頭の良さはある。だが、国の根本そもそもを変える予定だし、この程度の頭の良さなら、完全に変えることはできないだろう、下手したらすぐに反乱が起きる、そしてテロの始まりになるだろう。

「とりあえず…あとは…また……」

そこで俺は暗闇に落ちた

「ふわぁぁぁ」

久しぶりにぐっすり寝れたな……死ぬと思ったぜ、亡き兄が一瞬見えたけど、こっちに来るなと言わんばかりに、銃乱射してきたし、さすが元ラルマニア憲兵だな…

兄貴はラルマニアの元憲兵だった。だがドミニクスによって殺された、その事実を知ったのは、今までの処刑者の記録に載っていた

理由はドミニクスに反論をしたため不敬罪、そしてスパイの容疑をかけられて犬の餌にされた…今でも許すことはできないでもそれを乗り越えてこそだよな。

「今日はのんびりしよ………んで何すればいいんだ」

今思い出したんだが、この国は外の情報も遮断されてるし、輸入品だって食料程度しかない

スマホに関してはゴミみたいな性能の悪さの

スマホぐらいしかない、TVゲームとかは存在しない

「なにしよ………よし寝るか」

そして俺は深ーい眠りについたのであった……………………ってなるかい

まぁごろごろしてニートみたいな生活するか…

そうだ日本に観光でもするか…いや無理か

急に独裁国家のトップが来たらそうなるよな

まぁいいや散歩しよ、前に政府の人間を入れ替えたおかげで、あまり殺しに来るやつはいなくなった、護衛は日本人を連れて行くか、日本人だけには転生のことを話してるし…問題ないよね?

「ん…あいつは…!なんでこんなところに…」

そこにいたのは前世で家族だった『弟』だった


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る