第5話爆発☆

「破壊するか」

「えっ」

すげぇ以外みたいな顔されたんだけど

「ん?なんか文句ある?」

「いえ何も」

「あぁそう」

なんなんだ?いったい。と、その前にこの話をする前の出来事について話そう

「施設取り壊すかぁ」

そう考えてはいたが、いざとなると迷うよなぁ。資金とかもあるし、それにこの国貧乏だしいらない施設は破壊もしくは再利用するつもりだ、それはそうなんだが、収容所とか、処刑場はあんな大きさいらないと思うんだよな。それに処刑場に関しては警察署とかに置けばいいし、うん破壊だねそこにはショッピングモールでも建てよう

「ということで、破壊する準備してるんだけど、やっぱり大きいな」

処刑場は外だが建物も建っているため破壊をしないといけない、重機でやろうにしても広すぎて時間がかかる。早く済ませて次のステップに進みたい俺からしたら時間の無駄。破壊するの辞めるか…?

「思いついたぞ〜!」

「せや、爆破しよう」

「は?」

「ん、どうした?」

「いやいや、爆破は流石に…」

「するよ?」

「えぇ」

なんか不満そうな奴いるんですけど、どうしよ、まぁいい最終的に決めるのは俺なんやからどうでもええな

「よ〜しするか〜」

爆弾三十個は用意した、足りるな…多分

「起爆!おー迫力満点」

意外にも爆発が大きかった、テレビで見る爆破よりかは大きかった、離れたところから爆発を見ても熱気がすごく、熱い、近隣住民なんかは山の中だからこそいないが近くは燃えている

全体は破壊出来てるな…後は死体遺棄所か…

ここは罪なき人間が無惨にも殺され、放置されている

「せめて、墓に埋めよう」

俺がこんなことをするのも国民からしたら変だろう、なぜなら急に人格が変わるのだから

「申し訳ございませんでした。」

俺は墓に埋めたあと手を合わせて成仏してくれるようにお願いした

今までのドミニクスの行動が許される訳ではない。だけど、今までのことを全てやめて変える!

「んぁあれは…………」

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