十一章 希栄
目が覚めた
ここはどこだ
僕はたしか死んだはずじゃなかったか ああそうか
生き返ったんだっけ
それで 体は峰高のものをもらったんだっけ まあそんなことはどうでもいい
ここは確か カグツチが言うには 伊邪那美の住む 黄泉の国の中心部 冥府の城の中だそうだ
というか手足がさっきからうまく動かせない 自分以外の意識が混ざってきている
これは生きたいと願う自分か はたまた峰高の残留思念か
大きく息を吸って 隣にいる コトリバコに声をかけようとした
「おい大八州希栄、大丈夫か、しっかりするんだ!」
その声に、ふと我に返る。
手足の不自由感と、それから別にあった奇妙な感覚。両方ともなくなった。
生きている心地がする。こんなにも温かなものだったか。
「ああ、問題ない。それで、ほとんど僕は何も知らないわけなんだが、どうするつもりなんだ」
コトリバコは...いや、今はこう呼んだほうがいいか。✕✕✕、と。
「私は無策なままでは行動しないからね。きちんと策は立ててある。今からそれを簡単に説明するから、よく聞いておいてくれ」
僕はしっかり聞こうと耳を澄ませたとき、僕たちのいる廊下の奥から、足音が近づいてくるのが分かった。どうやらまだ気づかれている様子ではないらしい。
「おい、✕✕✕。足音だ。誰か来るぞ」
僕がそう言って彼女を抱き寄せると、彼女は一瞬頬を赤らめ、こっそりとなにか言ったが、よく聞き取れなかった。
そうしているうちに、見張りか何かで巡回していた男が、僕たちのすぐ側までやってきた。
その次の瞬間✕✕✕が、急にどこからともなく剣を取り出し、その男の喉元を一突き。音もなく殺した。
「顕現・千手螺旋剣」
今度は少し大きめの声で呟き、もう一本剣が出てきた。
その剣は、柄がやせ細った人間の手首の形をしており、剣の鍔は両手で刃をきつく挟み込んでいた。
刃は薄く、長い。かと言って折れるような物でもなかった。
彼女は僕にその剣を渡して、一人で廊下を進んでいった。
ある程度行った所で、襖で仕切られた壁があった。
彼女が僕の前を言って恐る恐る開けてみたが、中はもぬけの殻で、周囲からの物音もせずただただその部屋には静寂に満ちていた。
「よし、ここなら問題なさそうだ」
僕たちはその部屋に入り、二人揃って大きく深呼吸をした。
「どうだい?生きたいと思って生きられているこの感触は。中々良い物なんじゃないのかい?」
少し落ち着いたところで✕✕✕が話しかけてきた。
「まだ慣れないな。だが、不思議な感触だ、悪くない」
「ふふっ、そうかい。人の心がわかりにくいことで定評のある私からでも、君の心に足りなかったものが補われた気がするよ。...それで、一つ聞いてもいいかい?」
「なんだ?」
「レイのことって、どう思ってたんだい?彼女は君のことが好きだったようだが」
そう言われると、よくわからない。聞いた所、彼女はまだなんとか魂だけは保っている状況だから、聞こうにも聞けない。
「僕は正直、彼女のことを何も分かってあげられなかった。最後の最後までただの一人の女の子としてしか認識できなかった」
「そうかい...」
「でも、一つ確かに言えることがあるんだ」
そう、これだけは確かに言えることだ。
「螢や、宮嶋、それに頼光や伊邪那美、僕が今まで現世であってきたどんな人ともそれぞれ違う人間だった。でも、レイは、レイだけはどうしても守らなくちゃならない気がしたんだ。でも、無理だった。多分僕は霊のことを何かしら特別に思っていた、それは今でも多分変わっていない。もう一度会えた時、この気持ちの整理がついていたのなら、伝えてみたいと思うんだ」
僕の台詞に、✕✕✕は少しキョトンとした顔を見せたが、すぐにクスクスと笑い出した。
それからすぐに笑いが収まり、大きく息をついていった。
「...君、さっき私のことを✕✕✕って呼んだよね?カグツチに教えてもらったんだろうけど、もっとちゃんと発音してほしかったな」
「いやあの場面ではどうしようもなかっただろ」
そこで彼女がなにか思いついたようで、僕に耳打ちした。わざと、艶っぽく、大人らしい雰囲気で言ったのだ。
「私のこと、面と向かってはっきりと✕✕✕って呼んでくれるかい?」
なぜこんな願いをするのかはよく分からなかったが、まあいい。
「✕✕✕」
「うーん、もう一回」
「✕✕✕」
「もう一回」
「✕✕✕」
「...」
「✕✕✕?」
「...っ」
「✕✕✕、どうしたんだ?」
「あーもうっ。ちょっと一回止めて!恥ずかしいから。それとさっきのは無し!君は全く人の心がわかっていないんだ!反省するんだ!」
「何故恥ずかしがる必要がある?自分の名前だろう?」
「君に呼ばれると恥ずかしいんだよ...」
よく聞き取れなかったが、話を次に進めておくことにした。
「そういえば、さっき言ってた作戦って何なんだ」
「...そのためには、今からこの時間軸についても話さなくちゃならないね。ついてこれなかったら振り落とすけど。いいよね?」
やけに冷たい話口調になったが、僕がなにかしたのだろうか。
「まあ、いい。問題ない」
彼女は少し頷いてはなし始めた。
「まず私達がいる時代だね。今は神代だ。正確な年数は分からないが、とにかく世界中で神々が闊歩していた時代だ。そしてわたしたちがいるこの場所、それが冥府の城だ。ここまではカグツチから聞いたりしただろう。それで、今は何がどうなっているかと言うと、現世では君が伊邪那美を一回殺した後。そして伊邪那美が子供を産む時期だ。そしてこの出産で伊邪那美は死ぬ。そのタイミングで伊邪那美の魂ごと刈り取る。君には伊邪那岐の相手をしてもらおうと思っている。今の私でも彼には到底かなそうもないからね。...なぁに、そんなに怖い顔をしなくたって、君ならできる、負けはしないさ。五分もあれば私は彼女を刈り取れる。それで魂は私の物と交代させる。その時におそらく私(コトリバコ)にある大量の魂が一気に開放される。まあそれでおそらく彼女は自分の憎しみと正面から向き合うことができるだろう。ざっとこんなところなんだが、わかったかい?」
一度死ぬ前の記憶は少し曖昧だが、伊邪那岐という男神が、異常に強かったのを覚えている。
「あれと、もう一度戦うのか。死ぬかもしれないのか...」
そう思うと、僕は戦慄した。今辞めるのはなしだろう、だから、一回できれいに逃げ切らなければならないのか。その時、✕✕✕が僕の肩に手を置いた。
「そんな君にはその剣とこれを授けよう」
彼女は僕に、光の玉を渡した。
温かい。そして、すごく不気味だ。まるで深淵のような孤独感。あまり良い物ではない。
そして、彼女はこれの使い方を教えてくれた。
僕はそれをズボンのポケットにしまい込んだ。
「じゃあ、どうやって現世に戻るんだ?」
不意に、そのことを聞いた。この時代なら列車というものもないだろうから、どうやって帰るんだ?
「大八州希栄。今は神代だ。冥界と現世はもっと近いところにある。それも、歩いていくことができるほどにね」
「まさか...!」
彼女は少し不敵な笑みを浮かべて嬉しそうに言った。
「そのまさかだ。じゃあ、この城を出ていくとしよう」
その瞬間、部屋の襖を開けて大量の衛兵が入ってきた。
なにか理解できない言語を話しているが、おおよそいいことは言っていないのはその表情で分かる。
「顕現・狐の窓・魔性ノ物カ化性ノ物カ其ノ正体ヲ露セ」
✕✕✕は手で謎の輪を作り、その中を覗いて、衛兵たちを一人ずつ見ていった。
その瞬間、衛兵たちは膝から崩れ落ち、地面を這うだけの芋虫同然の生き物となった。
「何をしたかは聞かない。早く行こう」
「もちろんだとも」
僕たちは急いでその場を離れた。暫くあちらこちらを走り回り、やっとの思いで城を出た。
そこから暫く移動して、ついに冥界、黄泉の国の出入り口に到着した。
出口まではまあまあな距離があるが、走っていけばすぐに着くだろう。
「伊邪那美、待っていろ。今殺してやるからな」
ここに来て急に殺意の牙を剥き出し始めた✕✕✕を少し落ち着けて、結局僕たちは現世に向かって歩いていくことにした。
一歩一歩近づくにつれて、生命の賛美が聞こえてくる。これが、神代。現代のものは全く違う。まだ新しい世界だからだろうか。大地が喜んでいというのが本能的に分かる。
そして現世への最後の一歩を踏み出した時、僕たちは衝撃的なものを目の当たりにした。
伊邪那岐だ。
伊邪那美は居ない。
しかし、その横にいるのは、少女?なんでこんなところに。
「あ...ああ....ああああ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙っ゛。その娘は関係ないだろう!伊邪那岐!」
「誰だ、あの娘?まさか、お前か?✕✕✕」
伊邪那美は一歩大きく踏み込んで言った。
「✕✕✕が動けばこの娘は殺す」
その言葉に、娘の顔は一気に絶望の淵へと落ちた。
「ねえ、殺すってなんなの?なんで?私と同じ名前の人が...?」
「黙ってるんだ。今からは俺とこいつ達の戦いだからな」
伊邪那岐が、建を持って、大きく踏み込んできた。と、同時に、僕の眼の前まで来た。
急いで剣を弾き返した。戦える。
「ちっ。これを防ぐのか。人間風情が...もう一度伊邪那美を殺せるとは思うなよ!」
何度も重ねて斬りかかる。伊邪那岐の一挙手一投足全てに殺意がこもっている。一つでも受け流すのを間違えれば、一瞬で肉塊になってしまうほどの力と殺意だ。
汗が滴り落ちる。あれを使うか?いや...
「死ねッ!」
隙をつかれて大ぶりを受けた。まずい、姿勢が崩れた。
そこに伊邪那岐が蹴りを入れた。一瞬意識が飛びかけた。急いで立ち直り、あの光の玉を取り出した。
そして、飲み込んだ。済まない、峰高。体は返せない。
強烈な吐き気と視界の歪みで膝をついてどす黒い血を吐いた。
「なにをしたんだ」
伊邪那岐は攻撃の手を緩めて僕から距離を取った。
その一瞬、ほんの一瞬だ。その瞬間に✕✕✕が一気に加速し、✕✕✕を持ち上げて、遠くに運んだ。
まずい。伊邪那岐の気がそれる。
「お前の相手は、僕だ」
元の姿に戻った。これで、動ける。なんの障害もない。大きく息を吸って、ゆっくりと吐き出した。
「貴様...どうやら死にたいようだな。ならば、俺も本気を出すのが道理。行くぞ。神剣 十拳剣・覇」
「来い。原初の神」
その瞬間、おそらく時が止まった。世界はすべて硬直し大地の歓喜も生命の賛美も聞こえない。
伊邪那岐は大きく振りかぶっている。流そうとしたら剣ごと叩き切られるだろう。
だから、しゃがんで、それよりも早く、叩き込む。
下段を狙う。一番近い、足の、つま先。親指を切り落とす。
二人の剣は同時にお互いに触れた。瞬時にお互いが剣を振り抜き、離れた
左腕の肉が削がれた。中を動く骨と筋肉がよく見える。
そして足元に転がるのは伊邪那岐の右足の指。数本。
左腕はもう使い物にはならないだろうが、まだ戦える。死にたくないという思いが僕を強くする。
「もう一本」
痛みを食いしばり、僕が剣を構えると、伊邪那岐は剣を置いた。
「俺の負けだ」
「どうしてだ?」
「俺の最終奥義を使って、俺が負けた。それだけの話しだ。来い。小僧、治してやる」
僕が恐る恐る伊邪那岐に近寄っていくと、彼は僕の左腕を掴んで、剣を拾って切り落とした。
「分かってたさ」
僕の剣はすでに彼の首を切り落としていた。僕は急いで剣を置いて伊邪那岐の服の紐で左肩を縛った。
一回地面に座り込んで、大きく深呼吸をした。
「痛いなあ」
その時、不思議と笑いがこみ上げてきた。
ハハハハと、一人で高らかに笑った。生命の賛美も大地の歓喜も聞こえない中で、世界で唯一人笑っていた。
さて、そろそろ伊邪那岐が復活する頃だろう。
伊邪那岐の剣と✕✕✕の剣を思い切りぶつけた。
✕✕✕の剣が真っ二つに折れたので、僕は伊邪那岐の剣、十拳剣とり、更に剣を細かく砕いた。
それからしばらくして、伊邪那岐は復活した。
自分の剣が敵に持たれていることを悟った伊邪那岐は、一瞬絶望に顔を歪めたが、すぐに自分の顔を叩いて元通りにして、座り込んだ。
「おい小僧。名は」
「大八州希栄だ」
「俺は伊邪那岐だ。貴様、どうしてそこまで強くなっている。前はそこまででもなかっただろう」
「生きたいと思う気持ちだ、そうすれば、自然と自分自身を奮い立たせる子ができると知ったんだ」
「ふん、人間風情が。中々やるな。しかし、どうしてそこまで彼女を殺したがる。彼女はすべてを知っていたようだが、それであの娘を連れてきたんだ。まあ最初から殺す気なんてなかったけどな」
「まあなんとなくそんなところだろうとは思っていたさ。だから✕✕✕も動いたんだろう」
「そうか。それでなぜ彼女、伊邪那美を殺す」
それから、僕はここに至るまでのすべてを、真実のままにすべて語った。
「なんだよ。それ...」
どうやら伊邪那岐は納得していないようだ。彼は大きくため息を付いて言った。
「全部俺が悪いんじゃねぇか」
「どういうことだ?」
「少なくともその箱を作るのは俺の勝手な意志だ。おそらく彼女はそんなことを望むはずがない」
「そうか」
暫くの静寂が流れた後、伊邪那岐が、僕の方を見て言った。
「今から伊邪那美に会いに行く。まあ会いに行くと言っても、もう殺されいるだろうけどな」
「まだここに居ますよ」
「伊邪那美...じゃないな。下手くそ。彼女はもっと綺麗だったぞ」
「...見抜かれるんだね。で、私はこの後自動的に冥界に帰るけど、君はどうする?」
「するべきことが終わったら俺を彼女の代わりにその箱に閉じ込めてくれ。だから、さっさと逝ってくれ。これ以上お前を見ていたら気が狂いそうなんだ。俺達が捨てた子が今度は人間の子になってたとか、信じたくもない」
「分かった。帰るよ。大八州希栄」
「...そういえば、生まれた子はどうなった。どんな子だった。殺してる気配はないが、どうなった」
「近くの人間の村に預けてきたよ。今頃は✕✕✕が面倒でも見ているんじゃないかな。なにせ、あのこの実の姉だからね。それで、君たちの子は燃え盛るような子だ。まるで炎のように熱い子だ。きっとすごい神になる」
「そうか...ありがとう」
「じゃあ、今度こそ本当のお別れだ。じゃあな、父上」
✕✕✕が僕の右手を取って歩き出した。生命の賛美や大地の歓喜は新しい子を歓迎しに逝っているようだ。
「顕現・終着点」
生きと同じような円が地面に出現した。
「じゃあ、帰ろっか。大八州希栄。英雄の凱旋だ」
二人同時に円に飛び込んだ。
目が覚めた。
正直今も生きている心地が一切しない。さっきまであったはずの左腕を撫でる。
大きく深呼吸をして、周囲を見渡した。
「お帰り、二人共。よく頑張った。少し花畑で体を癒やしてくるといい」
そう言って彼は障子を開けて僕たちを外に出した。
✕✕✕はボーッとして涙をこぼしていて、僕は僕で腕がどんどん生えてきてものの数十秒でもとに戻った。
「私は、キミが好きだ」
コトリバコは急に言った。
僕は何も言わずに頷いた。
「...でも、君は私へその気持ちを捧げないんだろう?」
「...そうだな」
「じゃあ、死んだ後、私のもとで彼女と一緒に働いてくれる?」
「伊邪那美(おまえ)としてのお前の元でか?」
「そう。ちょっと長いけど」
「まあ、死ぬまでには決めておくよ。期待しておいて全然大丈夫だからな」
「ふふっ、分かった。それじゃあ空席は取っておくよ」
「これから一体どうなるんだ?僕が現世にかえっても、もう大切なものはないのに」
彼女は急に立ち上がって言った。
「今から輪廻の輪をも戻した歴史の大修正が行われる。おそらく君たちの記憶は残っているだろうが、他の人間の記憶は一切残っていないだろう。それを知っていたから、あの兄妹もそうなっているんだろう」
「じゃあ、僕たちの紀行は終わりか」
「そうだね。終わりだ。この物語は誰にも語られることはなく、歴史の末端の一項にもならない」
「じゃあ、僕がその小説を書こう。それがたとえつまらないと言われ、捨てられたとしても、それは歴史の末端の一項になるだろう?そうすれば、僕たちも少し報われると思うんだ。」
暫く✕✕✕が返事しなかったため、彼女の方を見てみると、大粒の涙をポロポロと子どものようにこぼしていた。
「あれ?おかしいな。泣かないって決めてたのに。君が優しすぎるのが悪いんだ」
僕は左手で彼女を抱き寄せた。
「フッ、この浮気者...」
「これは慰めだからな。多分レイも許してくれるだろう」
あれ?急に眠くなってきた。ああ、終わるのか。この紀行が。✕✕✕はもう眠ってしまったようだ。
すべて戻る。何もかも元通りだ。でも、虚しいな。
全部を解決することは出来なかった。
大きくため息を付いて、僕も深い眠りについた。
「全く、やっと寝た。全く誰が歴史を修復するかも知らずに...君は頑丈すぎるんだよ。いくらカグツチの加護があるからって、普通の人間のなせる技じゃない。まあ、でもそんなところも全て含めて好きなんだけどね」
私は最後に彼に長く接吻をして、黄泉の国に降りた。
さあ、最後の一番の大仕事だ。
天に輝く輪廻の輪を逆向きに回す。
「顕現・夜行」
そして世界は正しくなる
目が覚めた。
生きていたい。
そう思える。少しかび臭い部屋の窓を開ける。
久しぶりの日光。温かい。
深呼吸をしてみると、肺に空気が入る、これが嬉しい。
その時、家の扉が叩かれた。
扉を開けてみた。
ああ 久しぶりだね
ねえ あなたの物語を聞かせてほしいの
いいよ さあ 入って入って 長くなるから
じゃあ お邪魔します
おいコロ 突進するな お客さんだぞ
ふふ こんな子でしたね
あ 思い出したんだが 一ついいかい
何でしょうか
好きだ
私もです ふふ 遅いです でも 嬉しいです
じゃあ 切り替えて 話すとするか
お願いします
ーーー僕たちの、夜行紀行を
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