五章 硝煙・正幸

「ワレ奇襲ニ成功セリ」


今思えばあれがワイらの破滅への第一歩だったのかもしれん。


時々、今亡き家族との写真を見るとそう思ってしまうことがある。


いつもうまい飯を作ってくれた女房。


戦時下でも元気に振る舞い、周りの軍人たちを元気づけていた兄貴。


そしていつも自分のことをほってでもワイを助けてくれた娘。


こんなにいい家族が、あの日一瞬にして全て灰になってしまった。


東京大空襲。


それは今まで連戦連勝を語っていた大本営でも流石に帝国が負けていることを隠しきれんほどの大惨事やった。住宅の九割が焼け、残ったのは人骨と瓦礫の山だけ。


戦闘機に乗って戦っていたワイはその炎から逃れられたが、出稼ぎに来ていた家族は、逃げられず、業火の中で苦しみ抜いて死んだ。空襲の後、急いで家族の家に行ったが、底に残っていたのは、抱き合って死んだと思われるような燃え方をした、骨の山だけだった。


炎の中にいた彼らは、どんな顔で死んでいったかなど、想像もしたくなかった。


しかし、彼らの亡骸の地中から、ある瓶に詰められた手紙が一枚見つかったのだ。


手紙には、こう書いてあった。




正幸へ、


お前がこの手紙を呼んでいるということは俺らは死んだっていうことだな。


まず最初に、この手紙は業火の中で書いてるから一部読めないような字もあるだろうがそこは勘弁してくれ。


それで、言いたいことを端的に書く。


今までありがとうな。正幸。楽しかったで。またあの世で会おうな。


お前の兄☓☓☓より




手紙は、兄のもの一通だけだった。


ワイは悔しくて悲しくて寂しくて、何がなんだかわからんようになった。


自殺も考えたけど、根性なしのワイにはようできんかった。


みんなの文まで生きようと思った時、上官からあることを言われた。


「特攻隊に志願しろ」


一瞬、何がなんのことかさっぱりだったが、ワイに死ねと言ったことだけはよくわかった。


どうしようもなくて、はいとしか言えずにいた自分をワイは恨んだ。


そんな時、『あの女』が現れたんや。


あの女は死んだ女房によう似とってな、もしかしたら迎えに来てくれたのかもしれんと思ってついて行ったんや。そしたらその先で待ってたんは黄泉の国へ行く汽車。


そこで一昔前を生きたような人、特にメイとレイのあの二人。あれは間違いなく明治の時の服や。そう確信した。


汽車に乗り込んだ後一回寝て、家族の夢を見て、目が覚めたらワイは大広間にぽつんと一人だけおってあとは誰もおらんかった。


そして隣の部屋から驚いた顔をして入って来たのが、大きな狐と若い男。


その男は、玉藻前と名乗って、ワイが此処まで来た事情を説明すると、ワイを召使いにするかわりに、家族と会わせてやろうと言った。


今更捨てるものなんか無かったワイは喜んで妖怪のその誘いに乗った。


それからきつい仕事が待っていると思いこんで気張ってたワイとは裏腹に、待っていた仕事は掃除や洗濯、料理など、全部女のする仕事をやらされた。


初めてやることやったから最初はうまいことできんかったけど、回を重ねるうちにできるようになった。


数日経ったある日、頼光と名乗るどっからどう見ても高峰の顔をした鬼が入ってきた。


今までのワイのことを知りたかったらしく、ここまでにあったことをすべて語った。


それであいつは数時間玉藻前の家にいた後、獄卒と名乗る女に連れて行かれた。


「君の家族に、そろそろ会いたいと思わない?」


玉藻前がそう聞いてきた。


「当たり前や。ここへ来てからずっと会いたいと思い続けとるんや。会わせるんやったらはよ会わせえ」


ワイは少しきつめの口調で言った。すると玉藻前は、顔をムスッとさせて言った。


「そんなにきつく言わなくてもいいじゃないか」


「はぁ、それはすまんかったな」


ワイが口をとがらせて言うと、玉藻前は吹き出して笑い出した。


「な、何わろとんねん。家族に会いたいと思うのは普通やろ」


「ははっ、いやあごめんごめん。つい君のそのムスッとしたかお見てるとおかしくってさ」


ワイは恥ずかしくなって後ろを向いた。


「そんで、合わせる言うてもどうやって会わせるんや。黄泉の国は地球より広いんやろ?」


「いやいや。そんなことないさ。確かにこの黄泉の国は地球の何倍も広い。でも、黄泉の国へ来て割り振られるのは、生前に信仰していた宗教にちなんだ場所だ。君の国の人間は大体はここへ来る。だから、きっと見つかるさ」


「見つからんかったらどうすんねん」


「そんなこと心配する必要はないよ。だってもう、見つけてあるから」


「...なんやて?」


「いやだからもう見つけてるんだよ」


全く意地の悪いやつだと思いながら、ワイは家族に会える喜びをただひたすらに握りしめた。


今、会いに行ったるからな、みんな。


口には出さずにそう思ったのだった。


玉藻前に言われた服を着て、狐の面をつけたワイは、彼とともに家族のいる場所まで行った。


久しぶりに家族に会えると思うと何故か実感がほとんどないせいか、気分は高揚しなかった。


家までもうすぐというところで、ある三人がワイの横を通り過ぎた。


「お父ちゃん、今元気かな」


「しっ、そんなこと言ってはいけません」


「そうやで。今のお父ちゃんは俺やからな」


一瞬にして何がここで起こっているのかが分かった。


「まあ、そらそうなるわな。第一、兄貴が一緒に住むなんておかしいことに気づけへんかった自分が悪いんやしな。それに、女房あいつだってワイのことを...」


そう呟いて、途中で止めた。胸が詰まったので、小さくため息をつくと、玉藻前が、僕の方を悲しそうな目で見てから、こう言った。


「そうか。こんなことなら、見せに来ないほうが良かったのかもしれないな。すまない」


「ええんや。幸せそうやろ?あの家族。ワイはあいつらが幸せそうに暮らしてるんを見たらそれでええんや」


嘘をついた。大きい大きい嘘だ。本当は、もっと家族に愛してもらいたかった。もっと話してほしかった。




もっと、一緒に生きたかった。




不意に、どこかで鈴のなる音がした。


鈴の音の方に顔を向けると、そこには螢が立っていた。


「随分と悲しそうな顔をしていますね。何かあったんですか?」


前とは少し違う甘い声でワイに話しかけてきた。玉藻前は、ワイを横から覗き込むようにして聞いた。


「あの子、お前の知り合いか?」


「ああ。そうや。ちょっと話してくるわ。先帰っといて」


「...わかった。遅くなりすぎないようにな」


「わかっとるわそんなこと。ガキじゃあるまいし」


そう言うと玉藻前はなにか言いたそうな顔で帰っていった。


「...螢やんな。なんでここにいるんや?」


「...一緒の電車に乗りましたよね?」


「そういうことやない。なんでここでばったり鉢合わせんねん」


「まあ、偶然じゃないですか」


「大層な偶然やな」


「ふふっ、まあそんなこともありますって」


「で、何やったっけ」


「何かあったんですかって聞きました。随分と悲しそうな顔をしていましたから。そんな顔、貴方の性に合いませんよ」


「はっ、そうかいな。」


ワイは一回続いた会話を無理やり中断させるように大きくため息をつき、適当な方向へ歩き出した。


「...浮気、されてたんですか」


「なんでそれが分かる。お前には言ってないぞ」


「いや、なんとなくですよ。さっき家族が横を通り過ぎたときに悲しい顔をしていましたから、もしかしたらって。」


「えらい観察眼やな。仮面つけとったんやぞ、こっちは」


「昔から言われます」


なんだか急に乗り気になったホタルが、ワイの目の前を歩き出したときだった。


突如として上から大きな金棒が一本、螢の頭目掛けて落ちてきた。


轟音の後の砂煙でしばらく何も見えなかったが、砂煙が晴れると同時に鬼が二体、螢に切りかかった。


ものすごい速さで何度も切られたが、螢は無傷でそこに立っていた。


「お、おい!大丈夫か!」


ワイが必死に叫んでも螢は全く動かず、しばらくして、右手の人差し指を大きく掲げてこう言った。


「顕現、千寿螺旋剣せんじゅらせんのつるぎ」


それと同時に螢の真上から真っ黒の太刀が一本落ちてきた。


螢はそれを拾い上げると、一瞬にして閃光を発し何処かへ消えてしまった。


「チッ、逃したか」


「はい、やられましたね。獄卒様、追いますか」


「いや良い。あやつ、もう某が全力でかかって倒せる規模ではなくなっておる」


さっきの獄卒と呼ばれていた女鬼と頼光だった。頼光はこちらを向いてこういった。


「お前、さっきまであれと一緒にいただろう」


「ああ、そうやけど...」


「お前、気をつけろよ。あの女は死んでいる」


「な、何やて。でもさっきまでは普通の人間やったやないか」


「違う。あれは人間の皮を被った呪物だ。お前も狙われている。早く帰って家の中で誰かに守ってもらったほうが良いんじゃないか?」


早く帰ってお守りをしてもらえとバカにするような言葉を投げられたワイは、頭に血が上った。


「何じゃ!バカにしとんのか!危なかったら分かるわ!」


ワイはつばを吐いてズカズカと道を歩いて帰っていった。


帰り道の路地でまた螢を見つけた。


「さっきはすいません。実は私、呪物と融合しちゃったんです。それで、あんなに、狙われちゃって。その、ごめんなさい」


やはりどこからどう見ても人間にしか見えん。絶対アイツラの見間違いや。


「ええんやええんや、謝らんでええ。悪いのはアイツラやねんから」


そう言っても彼女はまだ申し訳無さそうな顔をしていて、彼女はこう言った。


「じゃあ、こんなのはどうです?貴方の願いを一つだけ聞く。これで無しにしましょう」


「わ、わかった」


そう返事すると彼女は笑って、


「じゃあ、こっち来てください」


と言ってワイを路地に連れ込んだ。それから彼女はワイの頭に手を当ててこういった。


「顕現、時空逆行」


視界が歪み始め、そしてすぐに真っ暗になった。








「...ちゃん...父ちゃん!」


聞き覚えのある声にはっと目を覚まし、布団から起き上がった。


久しぶりに見る娘の顔に一瞬涙がこぼれそうになったが、なんとか引っ込めていつも通りの見覚えのある食卓についた。家族とともにとる最後の朝食と同じ献立だった。


分かっていながらも日付を見た。


昭和二十年三月十日。


あの日の前日や。


自分の中でそう思った。ワイは螢にされたことを思い出し、夢の中だけでも幸せになれるようにと仕組んでくれているんやと感じた。


この機会を逃すまいと思ったワイは、


「なあ、今日、軍隊見に行かへんか?」


娘にそう言うと、女房が、咎めるように言った。


「あなた、今日は仕事の日でしょ。まさか、休むつもりではないでしょうね」


「ああ、そんなことはせんよ。みんなで行こうや。ワイは軍人やねんから、ワイの訓練の様子だけでも見とき」


そこでようやく兄貴が口を開いた。


「今日、俺は行かれへんからな」


「ああ、ええよええよ。それに、全く興味のない人間にも、国を守る男っちゅうもんを見せなあかんやろ」


「ははっ、確かにな。正幸らしい」


そう言って最後の朝食は終わった。


女房と娘を連れてしばらく電車に乗った後、軍の飛行場へと入った。


ここはあの空襲の戦火からは逃れられるから、安全やと思って連れてきた。流石に飛行場の中には入れさせてもらえんかったから、娘に


「ええか。今からお父ちゃん、あの飛行機に乗るから、よう見ときや」


と言って飛行場へ入っていった。女房には


「今日の晩飯は、どっか食いに行くから待っとけ」


とだけ言って、ふたりとも喜んで待ってくれていた。


いつも通り戦闘機に乗り込んで、訓練を開始した。


大きく空で一回転し、戦闘機との模擬戦のような動きもした。


いつもの訓練より力が入って、数倍疲れたが、これで家族を失わなくて済むと考えたら安いもんやった。


兄貴は、多分生き残るやろうと思った。別にワイの女房を取ってるやつやからどうとでもなれと思っていたのかもしれない。


上官に全力で頼み込んで外食を許可してもらい、その日は家族と寿司を食べに行った。


寿司と言っても、ほとんど軍隊に食料は回っているせいで、美味しいもんではなかったが、まずいからと言って、命には変えられん。


女房と娘には遅いからそのへんの宿に泊まるように言い、ワイは兵舎に戻って寝たふりをした。


夜一時に上官に叩き起こされ、急いで戦闘機に乗るように言われた。


ワイはあの日と同じように戦闘機に乗り込んで、仲間と一緒に、東京の空へ大急ぎで向かった。


到着した頃には東京の下町は火の海で、酷いもんやと思いながら、撤退していく米帝の背中にありったけの機銃を叩き込んだ。


ワイの撃墜数はあの日よりも増えて、十三機になった。


戦闘が終了し次第、飛行場に帰ると飛行場のそばには娘と女房が待っていた。


「おお、お前らどうしたんや」


ワイが急いで駆けつけると、女房と娘は心配そうな顔をしながらこういった。


「あんた、大丈夫か?どこも怪我してない?」


「大丈夫や、そんなことよりも、ワイはお前らが無事で良かったと思っとる。でも、心配なんは兄貴や。多分生き残っとると信じて明日、見に行こか」


「ええ」


そう言って迎えた次の日の朝、焦土化してまだ火の手もそこらじゅうで上がっている中、ワイらは家に向かって歩いていた。


家は案の定燃え尽きていた。


近くを探し回っていると、あった。


兄の骨や。


震える手で持ち上げながら、ワイはこう呟いた。


「すまんな。すまんな、兄貴。救えんかった」


昨晩までは死んでもいいと思っていたが、いざ死んでしまうと、二回目でもこんなに悲しくて、悔しく、そして寂しくなるものなのかと思ってしまった。


女房と娘が鼻をすすりながらワイの元へ駆け寄ってきてくれて、ワイの背中を擦って一緒に泣いてくれた。


兄の骨の下には、あの日と同じように手紙があった。


手紙の中には、こう書いてあった。




正幸へ、
































よくも見捨てたな。




俺はお前を許さない。


許さない。許さない。許さない許さない許さない。


ユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイ。




お前が死んでも憎み続ける。








その瞬間、世界が瞬間的に真っ白な空間になり、ワイの目の前には一つの大きく黒い門と、小さな女が門の横に立っていた。


「ここは、どこや」


ワイが少し怯えたような声でいうと、


「ここは、決別の間です。貴方は先程拾の兄を見捨てました。そして、恨まれています」


「な、何や。ここは夢の中じゃないんか」


「いえ、違います。これは現実です。私達が貴方を過去に飛ばしてあげたのです」


「なら、それなら、兄貴は、ワイのせいで死んだっちゅうんか!」


「はい、そうです」


ワイはあの時あの選択をした自分が馬鹿らしく思えて地面を思い切り殴った。


「クソ!クソっクソっクソォッ!」


涙がこぼれ落ちた。兄に対する申し訳無さと、自分の性格の悪さに失望した。


その時女が、ワイの方に手をおいてこういった。


「この門をくぐれば、貴方は特攻隊で死んだことになり、兄も現世で蘇ります。死んだことがなかったことになります」


自分が死ぬことに、不思議と躊躇はなかった。


「細かいことはもうええ。早くワイを殺して、兄貴を蘇らせたってくれっ!」


今になってわかった。自分の弱さと、性格の悪さ。もうこんな自分なんて死んだほうがマシだ。


「わかりました。では、こちらへお進みください」


「でも、その前にちょっとええか」


「はい?」


「現世にいるあいつらに手紙を書くことはできるか?」


「はい、もちろん。お書きになりますか?」


「ああ、書かせてくれ」


ペンと紙を取って、何十分も悩んで、やっと書き出した。


それから、しばらく手紙を書いた後、ワイは門をくぐった。


すると次の瞬間、ワイは飛行機の中にいて、まさに敵艦に突っ込んでいってる最中やった。


この距離ではどうあがいても回避できないな。直感的にそう悟って、機銃をありったけぶっ放しながら、敵艦の火薬庫の向かって突撃した。


硝煙の匂いがワイの鼻をつく。少し顔を歪めた。あっけない最後やな。


まあでも、ワイよりも兄貴のほうが、女房や娘を幸せにできる。


後は頼んだで。兄貴。


今までありがとうな。みんな。宮嶋正幸は華々しく、敵艦を轟沈させて散ります。


どうか、この勇姿を、神様仏様、見届けてください。そして、忘れないで下さい。


そう言えば、同期が究極の人のせいにする言葉と言って教えてくれたな。


そしてわいは、口元をほころばせて、言った。


「天皇陛下、万歳」




次の日の新聞に、神風特攻隊の記事が出ていた。


敵戦艦を一隻轟沈した。華々しい戦いであったと飾られている。


そんな中、一つの家族がこんな会話をしていた。




お父ちゃん、いつになったら帰ってくるのかな。


さあね、でも、きっとかっこいい姿で帰ってきてくれるわ。


そうやな、あいつは、ホンマに人が良すぎるからな。俺にはあんな事はできへん。


わたしのお父ちゃんは世界一かっこいいってお母ちゃん、この前言ってたね。


そうよ、本当にかっこよかったんだもの。




そんなとき、玄関の戸を叩いて、一人の軍人が入ってきた。


「御免下さい」


「はい、何でしょうか」


「...」


「あの、なにか?」


「...旦那さんは、戦死されました」


「.........そう、ですか」


軍人は一枚の紙をその女に手渡した。それと同時に、軍人はその家を後にした。


女が、玄関先で泣き崩れた。


その後、急いで駆け寄ってきた子供も男も一緒に声を上げて泣いた。


しばらく泣いた後、手紙を開きた。


そしてまた、泣いた。


手紙には、こう書かれてあったという。






新しい宮嶋家を作っていく者たちへ




ワイは今まで、たくさんの悪いことをしてみんなを困らせてきた。


親父、母や、兄貴。


色んな人がワイを叱って、育ててくれた。


そして、桜。お前がワイを旦那として選んでくれたことに、本当に感謝している。


それから、菊。お前の名前はエゾギクから取ってる、名前の由来は本をしっかり読んだら分かるからな。それだけは伝えたかった。あとな、ワイの娘に生まれてきてくれて、ありがとうな。


そんで最後に、獅音。最後までいい弟や無かったけど、まあとにかく、や。


ワイの兄貴でいてくれてありがとう。


そしてみんなへ一言。


ありがとう、愛してる。

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