第五話研究室に行ったら研究者から愚痴を言われるんじゃが溜め込むよりいいからドンドン言うんじゃ!!
第五話研究室に行ったら研究者から愚痴を言われるんじゃが溜め込むよりいいからドンドン言うんじゃ!!
ワシは研究者からメールで呼び出されたから研究室に全力で走って向かった。
二十七分後
ワシは研究室にたどり着いたのじゃが、着いてそうそう研究者の一人でありメールを送ってきた山本武(やまもとたけし)がワシの元まで走ってきた。
「おーい雅嗣ー!! よう来たな、本当にありがとう!! なあ聞いてくれよ!!…………」
そうこの山本はメールの時だけ普段より少しだけ丁寧な話し方になる。
そして山本の愚痴が始まった。
内容は大体こうだ
『一般の人にも配られる能力を身近に感じてほしくゲームとしてランダムに配られる予定の能力で戦うアクションゲームを配信したのだが上の指示でサービス終了させられた。自分的には面白かったのに!!』
いつもまにワシの能力を使ったゲームを作ったんじゃ? と疑問に思ったが今は置いておくとするかの
ガチャというもので配られる予定の能力を獲得してキャラに装備させるらしいんじゃが……ワシの能力って変なのもたくさんあるんじゃが……まあそういうのは最低ランクで排出されるんじゃろうな
例えばあの能力とか……涙倍増に目からビームとか、眠気上昇とか……他にもたくさんそこまでワシ的にはすごい能力とは思えないが使い方次第では強いんじゃろうな……まあゲームに出すとすれば最低ランクじゃろうが。
すると他の研究者の松本楼(まつもとろう)がスキップしながら叫んでいた。
「なあ見てくれよ武、今なぁガチャで推しが出たんだよ!!」
今その話をするんじゃない!!
「楼はガチャで推しが出たのか?……俺はサービス終了したぞ!!……あのクソが!! せっかく能力が広まってきて説明する手間が省けたし……自信作だったのにな。まあ次を勝手に作ってやる!!」
ワシは山本にワシをここに呼んだことについて詳しく聞くことにした。
「のう、山本分け与える能力の数を増やせということじゃが……なぜそんな話になったんじゃ?」
そう聞くと山本は
「それはな……あのクソが……んっん上様がな、『最近地底人が強くなっててなこれ以上強くなる可能性があるから今のうちにに準備として、一般人でもいろんな能力を持ってた方が有利になる』とかなんとか言い始めてな。それで俺たちにはどうすることも出来ないって言ったら『出来るか出来ないじゃないやれ!!』だとよ!! ふっざけんじゃねえよ!! なぁにが出来るか出来ないじゃないやれだよ……まあそんなこんなで雅嗣を呼んだんだよ。こういうのは、あんたにしか頼めないし……久しぶりに飯食いに行こうや……な?」
分け与える能力の数を増やすだけなら……まあ簡単じゃな
「……了解じゃ……それじゃ今から始めるから終わったら飯でも行くか……今度はつねちゃんも誘っていいかの?」
「つねちゃん?……ああ、あいつか、雅嗣が前に話してたやつだろ。いいぞ人数は多い方が楽しいしな!!」
山本がそういうと楼が
「俺も行〜きた〜い……ダメ?」
と駄々をこね始めた。
山本は『別に一緒に行けばいいだろ』と言った。
すると楼は
「なら俺さ女の子呼ぶから合コンしようぜ!!」
と言ってきたのだが……俺にはつねちゃんさえいればええんじゃが……合コンになるんなら断るとするか……いや待て、もしかすれば芳恵たちの生まれ変わりがおるかもしれんからの行ってみる価値はあるか
そしてワシは食事会という名の合コンに行くことになった。
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