魔法の使い方

世界観と言っているのに、魔法の使い方。そう言っているのはおかしな話だろう。

しかし安心してほしい魔法にはその世界の設定の半分が詰め込まれていると言って過言だ。せいぜい2割~4割だろう。しかし魔法とはそれほど重要な要素であることに変わりはない。


私は魔法には発動までに3つのステップがあると思っている。

ステップごとに役割が違うのでその役割で世界観がわかるだろう。

まずステップ1これはここでは「入力」と呼ぶことにする。

入力はどの魔法を発動するかを決める動作である。詠唱や魔法陣などがこの入力の動作に当たる。入力という動作は詠唱なら世界の詠唱の仕組みなどの設定にかかわるし魔法陣なら周りに書く文字などでどんな魔法陣を書くかがわかる。そして入力という動作を工夫することで、同じ魔法でも発動にバリエーションを持たせることもできるだろう。ではステップ2この動作は「出力」である入力した魔法を出力する。つまり発動の動作になる。発動の動作は結局は何でもいい。出力する場所などの調整などはできるが、出力の変化は難しいだろう。

それではステップ3だ「制御」である。発動した魔法が相手に届かず消えてしまっては意味がない。そのためしっかり相手に届くまで制御しなくてはならない。しかし制御の面白いところは、あえて制御しないという選択肢や入力時にすでに制御まで決めてしまうこともできる点である。ここは無限に変更できるので考えようだ。

高度な制御になると、無詠唱や事前に詠唱を済ませた疑似的な詠唱破棄などにも使うことがきる。そんな感じに魔法は世界の要素の一つてして使われている。


魔法については後程また書くかもしれないが世界とのつながりとしては、どのような原理で発動しているかぐらいだろうか。魔力やマナと呼ばれる何かを使用し物理に直接作用するなら、作用させられなくすれば魔法の発動を妨害できるわけだ。さらに魔力を物理エネルギーや物体に変化しているのなら、普通の盾で防ぐことができても不思議ではないはずだ。魔法が圧倒的な世界であってもあくまで剣や盾の存在も忘れてはいけない。魔法だけの世界だと詠唱などで戦闘に間ができてしまうからである。魔法使いだろうが近接戦闘はおこたってはいけないのだ。剣に効果を付与する魔法も戦闘に彩をもたらす一種の効果であるため、それをメインにするとなるとバリエーションの用意が重要になってきそうだ。

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