第22話 新たな変身パクト

その日はなんと実験を初めて1週間後の事だった。


「藍ちゃん!

ジュエルワールド今日は使わなくていいよ!」


と碧さんが言うと無人島に居たジュエラーも一緒にココに居た。


「ジュエルワールド使わなくていいて事は碧さん!」


「うん!新しい変身パクト出来たよ!」


と言って見せてくれたのが


左右に刀の様な形をしたパクトで、さらに内側にオーバードライブ対策と書いてあるボタンと他にボタンが2つあった。


「あっ!中もう見たんだ!

中の方からの方が説明楽だからいいんだけど!


中のオーバードライブ対策以外のボタンは、通常変身状態が右!強化変身状態が左て感じ」


と言いながら、碧さんはボタンを押して説明してくれた。


「でも、変身してみないと分からないよね!」


と言って、強化版変身パクトを私に渡して来て、変身してみる事にした。


〖ドレスチェンジ ルビー〗


〖ドレスアップ ティアルビー〗


とティアルビーに変身したが


「その姿にしたのか!

なら、ボタン押してみて!」


と言うので、私はボタンを押してみた。

すると・・・・


〖ドレスメイク〗


と言う音声と共に、白い光が私の足元から上がり、私の知らない変身が出来る!


と思ったが


〖オーバードライブ チェック〗


と言う音声が流れたので、私はそれを押した。


すると、私の契約しているジュエラー

(メノコとメノオ以外)


のジュエラーが現れて何故か合体することになっていた。


「えっ?これって何?」


と言うと、碧さんは


「コレがオーバードライブ

分かりやすく言うなら、何でもありの何でも変身という感じの変身機能かな?」


と言って来たが、その何でもありがめちゃくちゃ安定しており


「この変身て、どうなってるんですか?」


と私が聞くと、碧さんは


「エターナルは、全てのジュエラーの力を引き出して、全てのジュエラーと合体する力があるのは藍ちゃん知ってるでしょ?」


と言われたので、私は頷くと


「その力を他のジュエラーに応用しようとしたの!

そしたら、ヒヅメノコズチちゃんとヒノメノオズちゃん達以外のジュエラーはその力で変身できるんだけど、今度は2人が出来なくなったの!

それ対策に付けたのが横の2つ!」


と言って、私は、横の2つを触ると


〖ブレイブ〗

という音声が流れた。

その音声を聞いた私はこう思った。


「いや、ブレイブて!ブレードじゃないの?」


とその瞬間重なるように、まとめるように力が合わさり変身出来た。


「いや、コレってまさか!」


そして変身したのがティアエターナルだった。


「ティアブレード無くなってる?」


と言うと、碧さんが


「あ〜!ティアエターナルは、両方の刀を下げた状態で、オーバードライブボタンだから、多分さっきのオーバードライブボタンを押しっぱなし判定だったんだろうね!


今から調整するから待って!」


と言い、調整されて、結果完成したのが


「じゃじゃーん!最新式ティアエターナルに完全対応した現最強の変身アイテム!

ティアパクトエターナルだよ!

まあ、また藍ちゃん強くなりそうだから調整必要そうだけど、コレで現段階の強さはどうにかなるよ!」


と言い、碧さんは、疲れたように近くに現れたベットに倒れて寝ていた。


ついでに、ティアパクトエターナルは使い方によっては変身するだけで敵を倒せてしまうため、危険ということで、3つ程作ってあり、予備と貸出用らしく、メッチャ厳重にされていたりする。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る