第16話 クリスタリアシャドー化事件変身出来ないヒーロー達
それは大きな報道だった。
『我、魔宝王女クリスタリアは異世界全ての国に宣戦布告する。
ジュエラーよ!我に従え!』
次の瞬間、ジュエラーと契約している人全てのジュエルワールドからジュエラーが解き放たれ、その全てのジュエラーがシャドー化していた。
「コレは・・・どういうこと?」
しかし、例外が3人居た。
1人目は、
「えっ?ジャスパーどうしたの?
はっ?これってシャドー化?
これどうしたらいいの?」
と言った瞬間、ダークマターが
『僕は失敗作だけど、失敗作には失敗作なりの戦い方が有る。』
となんか熱いことを、碧に言って、変身パクトを碧に渡した。
『それで、僕に変身して!』
と言う声が聞こえた碧は
〖ドレスチェンジ ダークマター ドレスアップ〗
と言った。
次の瞬間、破れたに破れ、実質ドレスと言いようが無いほどきわどい状態のドレスに、壊れかけのティアラ
言えば言うほど酷い状態のドレスだった。
しかし、それにしては強かった。
『碧!これで君に来る攻撃は全て失敗で終わる。
だから、みんなを浄化する変身パクトを早く完成させてくれ!』
とダークマターが言ったので、私は仕方なく、変身パクト、完全浄化使用を完成させに行った。
〖ダークマターの能力、完全なる失敗〗
(敵が成功して欲しく無い事を必ず成功させる能力
ついでに、敵対者が当てないようにしたり、成功するようにすると、逆に失敗して、100%当たったり、100%失敗する為、クリスタリアがシャドー化しない限り、シャドーがどう考えているのか分からないため変身出来なかった。)
そして、2人目は
「ヒヒイロカネ、今日はなんでこんなにシャドーが多いんだ?」
「いや、我に聞かれても分からん!」
と言いつつ、外のシャドーを一人一人浄化の光を使った剣で斬りつつ対処していた。
「いやぁ〜、このまま行くと、シャドー警戒注意報発令したりして」
「まあ、発令されるはず!」
と言ったその後
『シャドー警戒注意報発令中、シャドー警戒注意報発令中、今すぐヒーローの方々は速やかにシャドーの対処に向かって下さい!
繰り返します
(以下同文の為パス)』
と言うことで、無限シャドー対応する仮面剣士 緋彩
あと一人は、
「みんな!どうしたの?」
私、藍は困っていた。
なぜなら、ジュエラーの皆が外に出たと思ったら、皆シャドーとなっていたから
「コレはどうすれば・・・」
そう思っていると
「いえ、主様私たちは大丈夫ですよ!」
と言う、メノコを見て、私は落ち着き
「という事は・・・」
「はい、主様、現在、宝石に分類される全てのジュエラーがシャドーになってる様子、今すぐ変身して、我らの必殺技をやりましょう。」
そういう、メノオを見て、私は
「?必殺技?」
そして、思い出した。
『こんな所で負けてたまるか!
煌剣!雛菊!』
「あっ!そうだ!
そうだった!
私、シャドー程度なら余裕で勝てるんだった!」
そして、次の瞬間
〖ドレスチェンジ ブレード ドレスアップ〗
と言う文字が現れたと思った瞬間バグと言うか、砂嵐と言うアナログテレビだとなる画面が壊れた様な状態の状況になり、次の瞬間
〖ブレードセット ティアブレード〗
と言う表記に変わった。
「えっ?コレって?」
と言った瞬間、碧さんから連絡が入った。
『今、変身パクトを調整終わったから、多分今、唯一戦えるだろう、藍ちゃんの変身パクトの内部状況を弄ったから、これで浄化能力高めの変身が出来るはず!
頑張って!ティアブレード!』
と言って通信を切って来たが
「いや、後ろでブンブン何かを振るわれて居る状況で、よく話出来るなぁー」
と私は思いながら、変身した。
〖ブレードセット ティアブレード〗
すると次の瞬間、いつもと違う変身の仕方をしていた。
「コレって」
すると次の瞬間、
〖セットアップ ティアブレード 〗
と言う文字が現れて、私は仕方なく読もうとした。
すると、下にまだ文字があった。
なので、私は〖セットアップ ティアブレード〗を読んで待ってみた。
すると、いつもよりスムーズに変身が出来た。
「おっ!凄い!」
と思い、次に来た文字
〖セットオン ファイヤ〗
を読むと・・・・
「うわっ、えっ?えぇぇええぇぇ!!」
そして、着いたのは
「ココって異世界だよね?」
そう、ここは元クリスタル王国の王城の真前だった。
「と言うか、コレから何をすれば?」
と言った瞬間、テレレンと言う音が変身パクトから聞こえ、開くと
〖クリスタル王国王女クリスタリア シャドー化〗
という文字が、浮き出るようにして、見えた。
「コレって?」
と思い、私はクリスタル王国からの中継動画を確認し、応接の間に向かった。
するとそこには、黒水晶と言うべき、黒く美しいクリスタリアとそれ以外の異形の怪物、2体が居た。
その瞬間思い出した。
『コイツらは、鬼と言うらしい、呪詛をまともに受けて、人としていや、生物としての形を完全に失いかけた状態、まだコイツみたいに、完全に感情を乗っ取るれて居なければ、真殻を使えば余裕で対処出来る。
一応、お前の剣にもその力付与しといたから、使えよ!』
と言う言葉を思い出した。
「そうか、鬼化しちゃったんだ・・・
早く助けないと!」
そして、私は刀同士をぶつけた。
次の瞬間、
『藍様!本気を出されるのですね!』
『やっと、私達の本気を見せられます!』
『『いざ、決戦の時!本気の剣技!御覧じろ!』』
次の瞬間、広がる大きな光により、周りのシャドーが浄化され、異形の怪物すら元の人の形のジュエラーに戻っていた。
「あっ・・・・」
『『・・・・・(シュン)』』
「ふわぁ〜、助かりました!英雄様!」
そう言われた、藍は
「あっ・・・・・すいません・・・・・か・・帰ります」
と言って、爆速で元の世界の元の家に帰った。
そして、私達の居た世界のシャドー達は、クリスタリア様を浄化した瞬間に、動きが止まったらしく、仮面剣士緋彩が全てのシャドーを軽く光の剣で切り付けて、元に戻ったらしかった。
「という事で一件落着!と!」
と言った瞬間、携帯が鳴り出し
『私、クリスタル王国女王!
クリスタリアは両親に王位を返し、一時的に王家を離れます!』
という報道と共に
『私を救ってくれた英雄!
この方を探してくれた見つけてくれた方に、クリスタル王国特産、高さ、10メートル横幅50メートルの土地とクリスタル城をプレゼントします!』
と言って、私の変身した姿、ティアブレードの写真が出回ってしまった。
『ではよろしくお願いしますね!』
と言って、テレビは消えて、ある意味地獄の日々が始まろうとしていた。
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