第15話 ジュエラーの女王 クリスタリアシャドーになる

そして、その日は来てしまった。


「えっ?これって・・・」


それはたった一つの黒い点だった。

それを見つけたクリスタリアはお医者様の元へ向かった。


その結果、

「これは人間特有のメラニンによる変色ホクロですね!

クリスタリア様はこの世界の人間とジュエラーの子孫


なので、私たちも理解出来ない事が有るのかも知れません。」


そう言ってきたので、私は受け入れたが、よく考えてみると・・・


『私の両親も何か言ってたような?』


と言う謎になった。


その次の日見ると、黒い点が広がっていた。


「えっ?この点広がって・・・」


それからが早かった。

次の瞬間、私の視界が一瞬黒くなった。


それから少しすると聞こえてくる声があった。


『タスケテ』

『イタイヨ!』

『コワイヨ!』

『何で、王女様なのに助けてくれないの?』

『何で、異世界に頼ったの?』


と言う沢山の私を避難する声だった。


「ウルサイうるさいうるさいうるさぁ〜い!

何が女王よ!自由は無いし、民を助けないと避難されるし!

いい事何もが無いじゃない!


それなら、私女王を辞めてやる!」


次の瞬間、視界の黒い膜が私に入ってきた。


「えっ?やめて!こわい!ヤメテ!やめてぇーー!!」


そして、次の瞬間


「私は、もう女王では無い、魔王である!」


そして、女王クリスタリアは、全てのジュエラーを支配する魔宝王としてシャドー化してしまった。


「フッフッフ!アッハッハッハ!

これより、我らジュエラーは、異世界に対して宣戦布告を行う!」


そして、その裏では、


「計画を成功させたな、ルビーいや、火よ!」


「ははぁ、キングスライム様には勝てませんよ!」


そして、ルビーの体の中に黒く禍々しい真核があった。


「これでこちらが動きやすくなった。

後は魔王帝様に繋ぎ、我らの悲願を成就する時!!」


「おお〜!」


そして、ルビーと呼ばれし、フレアスライム(本当の名前 火)がジュエラーの国クリスタル王国から生物が真核により変質し、シャドーと化した生物や無機物が収める国 7大魔王帝国の手に落ちようとしていた。

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