第7話 初めての(公式の)実践?

そして、その夜


『皆!ゴーストが現れたから、皆!集合!』


と言う音声が変身パクトから聞こえてきたので、私はダークマターの世界へ行った。


[変身パクトには、登録したジュエラーの世界へ行ける機能があります。]


そして着くと


「皆!集合したね!

私は、ちょっと変身パクトの改造が少しあるから行けないけど3人で行ってきて!」


と言って来たので


「わかりました!」

「えぇ〜!4人でポーズ決められると思ったのに!」


という事で行くことになった。


[天嶽くんは慣れてるのか何も言わなかった。]


そして、私達は


〖ドレスチェンジ ルビー〗

〖ドレスチェンジ エメラルド〗

〖ドレスチェンジ オニキス〗


と変身して、ゴーストの現れた場所に移動した。


するとそこには


「ふぁ〜!ん?何もんだ?

お前さんも酒飲んでんか?」


と言う酔っぱらいとゴーストの戯れてる所に出くわした。


「おじさん!それは危ない存在ですよ!

早く逃げて下さい!」


とティアエメラルドが言うが、おじさんは


「危ない訳あるかぁ〜い!

こん人はな!ふぁ〜

おれをぉ〜ここまでぇ〜運んでくれたんだじょ〜」


とメッチャ酔ってる感じに言ったので、これはダメだと思い、私が


「なら、力を抑えさせて貰いますね!」


と言って、私は何故か碧さんに渡されたとある宝石を使う事にした。


「?それは何?」


とエメラルドが言ってきたので、私は


「コレ、私も分からないけど

碧さんが私に渡してきたなんか、ジュエラーの力を抑えるヤツだって!」


と言って、そのゴーストに渡すと

黒い色が無くなり白くなった。


「コレは!!」


と天嶽くんが言うと次の瞬間


バサッ!と翼を広げた。

次の瞬間


『君達、ありがとう

コレで、私も皆の元に・・・その前にこの人を送るか!』


と言って、酔っぱらいおじさんをお姫様抱っこして、家に送り届けて行った。


「凄いね!あのジュエラー」


と言ったが、私はとある事を思い出していた。


『この宝石は、無機物に付いた悪性を取るために作られた・・・・と思う真格と呼ばれる物質で、真殻を作る為に作られたと言われている宝石だよ』


と言う、知らないはずの声が聞こえた。


「真格」


その単語を言った瞬間、宝石が輝き出した。


「おい!ルビー何をした!」


とオニキスが言ってきて気が付いた


「えっ?何?」


と言うと、光が収まり


「お前、何してるんだ!

危ないことだったら承知しねぇからな!」


と男っぽい事を言うオニキスに、エメラルドが


「オニキス!キャラ!キャラ!」


と言う言葉をかけて、気が付き


「もう!ルビー危ないことしたら承知しないんだからね!」


と女性ぽい話し方に変えて話始めた。


しかし、私は何をしたのか分からないためなんとも言えなかった。


「まあまあ!もう、ゴーストは居ないんだからいいんじゃない?」


と言って、帰る事にした。


しかし、これがこのゴースト現象を無くす鍵になるとは思っても居なかった。

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