第6話 私達はドレティア

そして、次の日も私達は碧さんの所に集合した。


すると、碧さんがこんなことを言い出した。


「じゃあ!今日はドレティアの登場ポーズを決めるわよ!」


と急に言い出した。


それに対して


「えぇ〜」


と文句がありそうな感じに言う、私と天嶽くんそれに対して


「お〜!パチパチ」


という感じに拍手をしている結衣ちゃん


この状況は2:2でドローにないそうだったがそこに

「お嬢様、お戯れが過ぎますよ!」


と言うジュエラーが現れた。


それに対して、天嶽くんは


「おい!ジャスパーもねぇさんに言ってくれよ!

変身ポーズなんて決めるのは、子供っぽいて!」


それに対して、ジャスパーは


「いえ、最近では、工事作業員の方々が作業のモチベーションを上げるために変身ポーズを決めているらしいですよ!」


と言って、私達に動画を見せてきた。


『はっ!変っ!身っ!』


そして、作業員は飛び


『はっ!』


とまた言って、次にこう言い放つ


『この工事現場は我らが請け負う!

現場戦隊!ハタラクンジャー!』


と言うものだった。


ついでにその後普通に、


『では、現場に入る前に怪我をしない様、準備体操をしましょう!』


と言う形で動画は終わっていた。


「この通り、しっかりと変身ポーズを決めてから、仕事してますよ!」


と言ってきたので、私はそれなら仕方ないか!

となっだが、天嶽くんは


「俺はそれでもやらないからな!」


と言って来たので、碧さんは普通に


「それでもいいけど、逆にメッチャ目立つけどそれでいいのね!」


と言っていた。


それに対して、天嶽くんは

「それでも、・・・・・には見られなくないから」


と途中小さな声になってて聞き取れなかったが、碧さんは面白がって


「うん?聞き取れないなぁ〜

誰に見られたくないのかな?」


と言って碧さんが私の方をチラチラと見てきたが、まさか私?

と思ったが絶対に違うので、別にいいか!私は変身ポーズを決めようとしていた。


それから、約1時間後


「じゃあ一旦、個人個人で変身ポーズしてみよう!」


となり、最初にエメラルドに変身した結衣ちゃんが最初に

「聡明なる翡翠の癒し!ティアエメラルド」


と言い放ち、私の方を見てきたので、適当に


「情熱の戦士?ティアルビー」


と言うと、結衣ちゃんと碧さんが


「「チッチッチッ!藍ちゃん!いや、ティアルビーそれじゃダメ!」」


と言ってきて、直させられた。


その結果


「情熱の炎で貴方の心に炎を灯してあげる!ティアルビー」


となった。

実の所メッチャ恥ずかしいが何故かポーズまで指定されており、もしそれをしなかったら、私が変身する所を余すことなく動画としてアップロードすると脅され、仕方なくする事になった。


そして、それを天嶽くんにもなんか脅してるのを見たが、次の瞬間


「ねぇさん、俺にそれをさせるなら、コレばら撒くけど良い?」


と言って、何かを碧さんに見せていた。


それを見た碧さんは顔を青ざめさせて


「ゴメン!悪かった!じゃあ、ティアオニキスには、変身ポーズ無しでいいから!

その変わり、ティアアゲートのポーズありで!

お願い!」


と言って、仕方ないという事で、ティアオニキスだけポーズ無しになった。


その結果、アゲートはある意味簡単に


「私の正義にひれ伏せ!ティアアゲート!」


となった。


そして通す事になり、何故か最初は赤からという事で私からになり


「情熱の炎で貴方の心に炎を灯してあげる!ティアルビー」


その次に結衣ちゃんが


「聡明なる翡翠の癒し!ティアエメラルド」


と言いった後

その次に、天嶽くんが言うことになり


「私の正義にひれ伏せ!ティアアゲート!」


と言った後

碧さんの変身ポーズセリフ


「叡智の園にそびえる神秘!ティアジャスパー」


と言い綺麗に決まったその時!


「叡智の神秘は私の友達!!ティアサファイア」


と多分、碧さんが絶対に知ってるティアサファイア(?)が入ってきた。


「あっ!結実ちゃん!」


「うん!お久しぶり!

碧ちゃん!」


と言って2人は抱き合っていたので、私が話を聞こうとしたその時


「お姉ちゃん!」

「あっ!結衣!」


と結衣ちゃんが言ったので、私は


「えっ?結衣ちゃんのお姉さん?」


と言うと、結実さんは


「うん!そうなるね!」


と言って、色々取り出していた。


「そう言えば、碧ちゃん例のあの子のジュエラー見つかったの?」


と言ってきたので、私は?となりながら聞くと


「あぁ〜!それがこの子!藍ちゃん!自己紹介して!」


と言ってきたので、私は自己紹介をする事に


「は、初めまして、私は黒曜藍です!

よろしくお願いします。」


そう言うと、結実さんは


「はい、はじめまして

私の名前は眞辺結実です。

よろしくね!」


と言って来たので、私は察して


「あっ!よろしくお願いします!」


と言った瞬間


「結実!結婚してたの?」


と碧さんが言ってきたので、結実さんは


「実は少し前に結婚したの!

それで、結婚式をしようとは思ったんだけどね!

私と彼の仕事の折り合いが付かなくて!

仕方なく、結婚式見送ってるの!」


と惚気け始めたので、私は


「一旦、惚気話はいいので、私に用ですか?」


と言うと、結実さんは


「あぁ〜!実はね!」


という事で結実さんの仕事について話して行くと

結実さんの仕事はなんと!


ペットジュエラー飼育人


という仕事らしく、簡単に言うと、この世界に迷い込んだジュエラー(動物)を保護して、送り返す仕事だが、1部のジュエラーは残りたいと言う意志を示してくるので、このジュエラーを契約者(飼い主)と巡り合わせて、異世界の生物を野放しにしない仕事をしている人だった。


「それで、契約ジュエラーが居ないと言うから来たんだけど、もう契約してるじゃん!


いらないならもう帰っていい?」


と言って来たが、碧さんが呼び止め


「ちょっと待って!これみて!」


と言って、最近私が助けたジュエラーダークマターを見せていた。


「もしかして、これって!」


「そう!わかる?」


と言うと、結実さんは


「まだ、しっかりとしたことは分からないけど、今後大変な事になりそうなことは分かったわ!


じゃあ、ちょっとだけサンプルとして貰っていくけど、大丈夫かしら?」


と結実さんが言うと、ダークマターは頷き


「ありがとう!」


と言って、ダークマターの体から少しの結晶を取り出し、試験管に入れて帰って行った。


そして、私達は


「まあ、今回は必要無かったけど今度から必要になったら私は結実ちゃんを呼ぶから結衣ちゃん!お姉ちゃんにちゃんと説明よろしくね!」


と他人任せのように結衣ちゃんに言う碧さん


それに対して、結衣ちゃんは


「はい、わかりました。

お姉ちゃんには少し言いたいことがあるので、ついでに、言っておきます!」


という事で、お開きになった。

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