第2話 私、ドレティアになります。

その日、私は碧さんに言って、一旦考えさせて貰うようにした。


だって・・・


「私がドレティアて・・・・どういう事!」


ドレティアについて簡単な説明をすると、約3年前


当時、まだドレティアが居なかった頃そのモノ達がやって来た。


『私達は、クリスタリア様が家来、ジュエラーそして私は、その中でも幹部に位置するモノ


人間よ!我らの為に力を貸せ!』


と一方的な要件を突き付けて来て、そして日本政府は、話を聞く事にしたが、中国や韓国政府は


『お願いしている立場だろ!

部を弁えろ!』


という抗議をして、このジュエラー達の居る世界では、クリスタル女王であるクリスタリアが唯一の女王であり、ついでに他にも種族は居るが、ジュエラーが住む国はこのクリスタル王国のみの為、人間には沢山の国がある事を知らなかった。


その結果


『人間は我々と戦争の意思があると見た。


では、我々はお前達人間を支配しよう!』


という事で、先兵と戦うことになったのだが、それがある意味いい方に向いたのか、1部のジュエラーが日本に攻め込もうとした時・・・


「お前さん!お腹すいとらんか?」


と言う、当時、クリスタルの将軍だったとある宝石にたまたま近くを通りかかったおじいちゃんが、飴を渡した。


それから、その将軍はこの人間の世界は多くの国で管理運営していることを知り、数カ国を抜く世界各国は、ジュエラーに協力することになるのだが、その数カ国のせいで、まだ、クリスタリア勘違いしており


「もう私達は後戻りは出来ぬ!

我らクリスタルの民達よ!

剣を取れ!

戦の始まりだ!」


という号令の後、大規模な戦争が起きたのだが、1部の国では、ジュエラーと人間が意気投合した事で、新たな変化をもたらした。


その事を、ジュエルコネクトと命名する事になり、その結果、世界で初めてのジュエラーと人間による変身が成功した。


そして、その光は、1部のジュエラーの魂の鼓動を刺激して、クリスタル王国から抜ける事になり、私達、人間と共生する事になった。


[ついでに、緊急時ジュエラーが近くに居ないと投合者(心を共にした者)は変身出来ず

さらに、ジュエラーは投合者以外のモノとは、心の波長が合わないという事で変身できなかった。]


その結果作られたのが、ジュエルパクトらしく、1部のジュエラーはその地に住んでおり、適合者自体は増え続けて、沢山の変身者が居るが、そのせいで、身バレが心配されるようになり、ジュエラー側がそれを対処するため、変身する時、ジュエラー側と人間側の見た目を足して2で割った形になるようにして、完全に別人のような見た目にできるように、ジュエルパクトを改造した(コンパクト以外の形も取り入れた)。


それにより、1部の男性は女性に、1部の女性は男性に変わるようになった。


その結果、瑪瑙天巌(メノウテンガン)は女の子になってしまっていたりする。


ついでに、アゲートとオニキスとの相性がめちゃくちゃ良く、結果的に3人で変身することになり、結果的に、カッコカワイイ超ダウナー美少女が出来上がった。


そのせいでと言うか、そのおかげで日本では、ティアアゲートとティアオニキスのチェンジが有名になり、ジュエラーとの変身と言ったら、ドレティアとなっていた。


〖アメリカでは、スタージュエル、インドネシアでは、ホウカイザーV とか有名で、結果的に1部のジュエラーとの敵対国以外は特撮やアニメの影響を受けて、結果的に変身モノとして、ジュエラーが受け入れられた。〗


その結果、巷では、


「俺は、宝石戦隊ヒホウジャーが好きだな!」


「僕は、仮面ジュエラー翡翠が好き!」


「私達はやっぱり!せーの!」


「「「ドレティア」」」


という感じになっており、1部の子供はそれ以外のヒーローを上げるが、大体、ジュエラーが来る前にあったニチアサのアニメ関係が強かった。


その結果、大人達も変身出来るのを知ったことで、1部の企業がジュエラーの変身技術を採用した結果


土木産業戦士ハタラクンジャー


と言う、変な戦隊モノが作られ、ジュエラーが攻めてきた時、多くのジュエラーが来たタイガーアイ系と鉛のジュエラーが滅茶苦茶協力してくれて、建物なら、コンクリートが乾くまで時間がかかるが、実質10日で1階分の鉄筋コンクリートの家は作れ、マンションにするなら、それ掛ける階数で作れる為、長期の工期が無くなり、短期間で作れるようになった。


それにより、多くの為ものが建て替えられ、古屋が3割ほど減り、結果的にジュエラーが住むところが増えて、一石三鳥の経済発展がみこめた。


それにより、1部のジュエラーはゴミのような評価を受けたが、なんの役にも立たないと思われてた小石のようなジュエラーもなんと頑丈と言う能力を持っていた為、何か危険な事をする際、そのジュエラーに変身するとノーダメージということが分かり、滅茶苦茶ジュエラーが受け入れられて行き、それから三年経ったのが今だったりする。


「だから、こんな芋っぽい私じゃなくても・・・・」


《実は藍ちゃんは、男子人気第15位(総勢160人中)の隠れ美少女と有名で、1位と10位が藍ちゃんの親友だったりする為

元々の判断基準が高かったりする。》


そして、私は考えた。


「あっ!私がドレティアになれば、天嶽君と話せる事が増えるじゃん!」


そして、私は決めた。


「よし!私はドレディアになってやる!」


そして私はドレティアになる事を決めたのだが、これから私は地獄のような特訓?的なモノをやる事になると思っていたが、思いもよらない形で、大変になるとは思ってもいなかった。




〖変身道具について〗


基本的に変身の道具はチェンジャーと言う機能が付いており、変身デバイスに登録した宝石名を言えば基本的に変身自体はすぐに出来るが、変身コスチューム等は別になっており、基本的に変身コスチュームはデバイス事の仕様によって決まっているが、一部の機械兵器が好きな宝石達も居るため、とある方法でそれを叶える事に成功した。


その方法が、クロスジュエルワールドと言う技術で、どういう方法かと言うと、元々変身デバイスには、宝石も空間もコスチュームも無い状態で準備しておき、ジュエラーと契約したい者が現れた時、デバイスを持って、登録したいジュエラー本人に触れてもらう事で、少しの細胞を取り込みジュエルを生成する。


その時にチェンジャーとしての登録を済ませ、変身自体は出来るようになるが、それだとジュエラー1人で何人もの契約が出来て、ジュエラー1人の負担が多くなる。


それをある意味出来なくしたのが、クロスジュエルワールドと言うシステムで、ジュエラー側にもチェンジャーを付けてもらい、どうしても変身しないといけないが距離が遠いとき、ジュエルワールドと言うべき世界正式な名前はコネクトワールドというのだが、ジュエラーの特色が7割、人間側の趣味が3割反映されたような部屋にワープできるようになる。


それにより、変身自体はジュエルワールドでも、現実世界でも出来るようになり、ジュエルワールドで変身する場合、ジュエルワールドに行く時と帰りに光の柱が現れ、現実世界では、自分達の変身スタイルに合わせた仕様を使えるため、デバイス事に違ったりする。


まあ、時々3人(ジュエラー2人に人間1人)で契約したり、6人(ジュエラー1人に人間5人)で契約したりと中々面白い事になったりするが、基本的に1対1が基本の為、特に気にする事はなかったりする。


まあ、異常ケースでジュエラー5に対して、人間5と言うタイプも居たりする。

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