第55話 アインシュタインの言葉


 神はサイコロを振らない。


    ―――アルベルト・アインシュタイン (ドイツの物理学者)




 相対性理論で有名な物理学者、アインシュタイン。舌を出している写真でも有名です。


 ここでちょっと宣伝。

 アインシュタインが舌を出している理由については、雑学エッセイ

「【祝!1万PV突破!】雑に学ぶと書いて雑学 ~昨日より今日の自分が少し賢くなるかもしれない~」

 の第83話「アインシュタインが舌を出した理由」で触れています。

 興味のある方はリンク先へどうぞ。

 https://kakuyomu.jp/works/16817330652670408779/episodes/16817330660153188639


 さて、哲学者でもあったアインシュタインには、数々の名言があります。


「困難の中にチャンスがある」


「一見して人生には何の意味もない。しかし一つの意味もないということはあり得ない」


「創造力は知識よりも重要だ。知識には限界があるが、創造力は世界を覆う」


「6歳の子供に説明できなければ、理解したとは言えない」


「挫折を経験したことが無い者は、何も新しい事に挑戦したことが無いということだ」


「過去から学び、今日のために生き、未来に対して希望をもつ。大切なことは、何も疑問を持たない状態に陥らないことである」


「大切なのは、疑問を持ち続けることだ。神聖な好奇心を失ってはならない」


「恋に落ちることは愚かな行為だ。…とは言いきれないが、重力にその責任はないだろう」


「宇宙と人間の愚かさは無限大だ。宇宙については確かではないが」


「誰かのために生きることにのみ、生きる価値がある」


「偏見のある社会環境で、冷静な意見を述べられる人は限られている。それどころか、意見を持つことさえ出来ない人がほとんどだ」


「現実とはただのまやかしだ。とてもしつこいがね」


「真実とは、経験というテストの結果、得られるものである」


「常識とは、18歳までに積み重なった、偏見のコレクションでしかない」


 冒頭で紹介した名言は、原典に正確に表記すると、


「どんな条件であれ、私には確信がある。神は絶対にサイコロを振らない」


 です。


 アインシュタインは量子力学を批判するため、

「観測される現象が偶然に選ばれるという量子力学の曖昧な点」

 をそのような言葉で表現したのだそうです。

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