第44話 美輪明宏の言葉

 辛い思いはすべてプラスになる。


 苦しかったこと、悲しかったことが、いつか必ず花開く時が来る。


 辛いこと、悲しいことは、幸せになるための必要事項。


 花開き、実を結ぶときに、辞めてしまってはいけない。


     ―――美輪明宏 (日本の歌手・タレント)



 近年ではスピリチュアルなトークで、バラエティ番組やコメンテーターなどの出演で知られている美輪明宏。

「スマホの待ち受けにしておくと願いが叶う」など、幸運の象徴としても知られています。


 今でこそ歌手やタレントとして、幅広い分野でご活躍されていますが、若い頃は苦労を重ね、ご自身で作詞作曲したシャンソンの歌の中には厳しい人生の逆境を綴ったものもあります。

 同性愛者であることを公表し、周囲からの偏見と闘う不遇な時代もあったという、美輪明宏には、他にもこのような名言があります。


「不幸な家庭に育った人は強く生きる能力を持つ人。あながち不幸ではない」


「苦労をした人にはそれと同じ量の喜び、ご褒美がくる。楽あれば、苦あり。苦あれば、楽あり」


「宿命とは人生の青写真・設計図。心がけ次第で設計変更できるもの。その設計図を自分の意思と力で実現していくのが運命。運命は自分で切り開く」


「悩んで落ち込んだとき、必要なのは理性。いらないのは感情。原因をクールに分析して、解決方法を見つける習慣を」


「人間いくつになっても新たな道へ踏み出す時が来る。それまでの苦労や人生体験はその時ための基本教育」


「言葉が足りないのは本を読まないから。美しい言葉に触れ素敵な表現を自分の中にストックする。意思の疎通は言葉ありき」


「すぐキレるのは、自分の気持ちを表現する適切な言葉を知らないから。たくさんの本を読んで言葉を知ればストレスは溜まらない」


 つらい時は、美輪明宏の次の言葉を思い出してみましょう。私の好きな言葉です。


「人生はロマン。自分は不幸だと悩むのではなく、試練を与えられた物語の主人公だと思えば、人生をエンジョイできる」

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