第3話
ジーナの計画を知らないレオンは、宿に泊まって休んでいた。
やっぱり、野宿じゃなくて宿だよなと思いながら、剣を振る練習をしていた。
剣と、防具は薬草取りの前に買ったものだ。
剣を振るのに疲れて、ベットに入るとぐっすり眠ってしまった。
次の日
僕は、冒険者ギルドに行き、掲示板を見に行った。自分にあいそうなものをみつけて、依頼を受けることにした。
家の掃除と家具の移動
3日間
場所、ロックステイの町の東の家 薬草屋
僕は、地図を便りに、目的の家に行った。
ロックステイの東側は店が立ち並ぶ場所である。
「すいません、依頼を受けに来ました。」
「はい、あなたが依頼を受けてくれる人?私はラナと言います。」
「僕は、レオンです。」
ポーションや薬草を売っている店に入った。
カウンターの奥の扉にはいり、店の裏側に来た。
色々な薬草が置いてあり、物が散らかっている。たぶん、これを整理するために僕はよばれたのだろう。
「個々の掃除と、薬草を分けておいてね
さあ、掃除を始めましょう」
とラナさんは指示を出した。
「この薬草って、ここにおいていいんですか」
「いいよ、そこに置いといて」
「ツルツメ草は上に置いときますね」
「分かった、後、そこの掃除やっといて」
僕は指示通り動いた。
時間がたつにつれて整理ができ、綺麗になった。
けど、まだまだである。あと2日かかるだろう。
仕事は一日5時間となっている
「今日はこれで終わり、また明日から始めるよ」
「はい、またよろしくお願いします」
と僕は言って宿に帰っていった。
次の日も、僕は、ラナさんと一緒に掃除をした。
「レオン君、意外と几帳面なんだね。」
「はい、掃除するのは好きです」
「この調子で明日も頑張ってね」
3日目も、掃除をして、依頼内容を終わらせることができた。
薬草の整理と掃除は慣れれば、簡単であった。
「レオン君、ありがとね。また、依頼することもあるだろうからその時はよろしく」
「はい、いい経験になりました」
僕は、ラナさんにお礼を言って、今いるポーションの店から、ギルドに向かって歩いて行った。ギルドにつき、依頼の紙をギルドの受付のリアラさんに見せた。
依頼達成したときに、ラナさんからサインをもらう手筈になっているので、
しっかりともらってきた。
「はい、依頼達成です。こちらが報酬です」
銀貨2枚をもらった。
報酬を受取り、ギルドを出て宿に戻った。
疲労がたまっているので、休むことにした。
一日5時間を3日間やって、宿代1日しか泊まれない。
ジーナさんに返す銀貨20枚まで、後。銀貨18枚ないといけない。
これを2週間で稼ぐのは危険を犯さないと無理だ。
ゴブリンの討伐依頼料は、一体銅貨3枚である。銀貨18枚に届くには2週間で60体ぐらい倒さないといけない。
いまから、鍛えたら倒せるかもしれないが危険がともなう。
まずは、レベルをあげるためにスライムを倒してから、ゴブリンを倒すのがいいだろう。
やってみないと始まらないので、明日からレベル上げの修行をするために、今日は早めに寝ることにした。
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