第5話
連れてこられた…場所は……「……やっぱりここかよ!…だから嫌だったんだよな…」そう……見上げると立派な城が…って…近い近い!……そのまま姫は俺を、掴んだまま…城の内部へと入っていった。
(いや…衛兵…なんも言わないのか…いいのかそれで…!!……しかしご機嫌だなぁ。)
長い通路を歩き
「さぁ…ついたわよ!……入ってちょうだい!!」
中へ入ると……俺は目を瞑った…何故なら…(壁一面…ピンク………)
「……?どうかしたかしら?……気分が悪いなら…そこに横になって休みなさい!……。」
「ああ……(いや…この部屋の…せいだけどな……それはいわないけどさぁ…)…じゃあ少し休ませてもらうな」
「ええ…そうしなさい!」
あれ…俺?確か…横になって休んでいたはずだが……なぜ?俺の…横に裸の姫と…あのメイドさんまで裸なのだ。……おかしい…記憶が……。しかしこのままだと、かなりやばい感じだ…。
なぜ?何故だと言うと…それは…(かなり親バカなんだよなァ〜あの王様……あとあの側近の人の娘が…このメイドさんなんだよなぁ…あの人もかなりの親バカだからな……このままじゃ…俺の命が危ない!!)
翌日…何故なのか……王様と側近が、正座をして……自身の奥さんに…物凄いけんまくで…怒られていた。
俺は…この時はわからなかったが…そう昨日のあれはすべて…この二人の策略だったのだ…。その言を妻にバレてしまい…目の前の…光景…というわけだ!!……って…二人こっち見ない…まったく自業自得なんだから…しっかり反省してください……。陛下達後ろ後ろ!
あっ……気まずい
「……なにをよそ見しているのかしら?…あら…!?…あら嫌だ…おほほ…」
「………。」
「それじゃあ…場所を変えて…まだまだお話をしましょうねぇ〜…」
「もう…いや勘弁して下さい……悪かったです……もうしませんから…お許しを」
「…………」
「はぁ〜仕方ありませんね…今回だけですよ…いいですね!」
「「……はい…」」
(……やっぱり…男は女に…勝てないのだな。……理解した。って…二人とも…こっちを睨まないでくれ…頼む…とほほ。)
久々にやっ〜て来ましたよ……霧の森……相変わらず何も見えない。……しかし嘆かずにやりますよ。……『グルルルッ!…』さっそく…現れたか!……行くぞ…「はぁぁぁぁ…はぁぁ」『……ガルル』避けたな…ちくしょう…まだだ……俺はフェンリルに向かって…ナイフを投げ…奴が…それを…避けた瞬間…腰にさしてあった…剣を抜きさり…奴の攻撃を…華麗に避け…奴が怯んだ瞬間に斜めから切裂いたのだ。
(よし…何とか…勝てた…な)
……ガサッ……!!?「誰かそこに…いるのか?いるなら出てきてくれないか。」………茂みから出てきたのは……(な…猫耳だと………。)そう…猫の獣人だったのだ……俺は…驚きを隠しながら…恐る恐る話しかけたのだった。
「…何故…隠れていたんだ…。」
「!?…教えて下さい…あなたは…私達の…味方なの?それとも…敵なのですか?」
なんのこっちゃ?さっぱり分からん……でもこんなの…ほっとけないよな
「…俺は、君たちの味方だ…安心してくれ…まず先に、何があったのか教えてくれ!」
彼女たちは……ゆっくりとだが…教えてくれたのだ。
「私達の村は…あの日村に来た…奴らによって…家も…何もかも…焼かれてしまった…だから私達は…」
それを聞いた…自分は…何も言えずにいた
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