第22話 全てを殲滅して逆転しました。
月影拓也side
カウンターカードを破滅の炎を使うと黒い炎が場にいる全てのオークを焼き付くして行く。
「ぐひ!?」
オックは驚いた表情を見せる。
オークの悲痛の叫びが聞こえながら燃やし尽くして消えた。
「ぐひひ、場のオークが消えても山札はあるしお前の負けだ」
少し焦った様子を見せながらもオックは笑みを浮かべる。
「あなたの負けよおハゲちゃん」
レイカは笑みを浮かべて言う。
「え?」
オックはどうして負けといわれかわからない表情を見せる。
『オートドロー』
『プレイヤー、オックは山札からカードを引けないため敗北になります』
「ぐふぇ?」
敗北したことに理解できずにいた。
「どういうことだ!?」
オックは確認する。山札0、手札0、捨て札0
「……ふぉ!?なんで!?」
オックは現状を理解な出来ないぐらい混乱した表情になる。
「破滅の炎は名称オークである山札のカード、捨て札も全てを燃やしつくしたのよ」
レイカは冷たい笑みでオックに言う。
「燃やし尽くした?」
オックは状況を処理できないままレイカを見る。
「破滅の炎はカードその物を根こそぎ消すから元に戻すことや回復も出来ないよ」
レイカは作り笑顔でオックに話をする。
「……そんなことできるはずが」
「
レイカは笑顔で言う。
「後ね。破滅の炎にはもう一つ効果があるのよね」
レイカはオックに言う。
「まだ、何かあるの?」
オックは驚いた表情を見せる。
「それはね、今からのお楽しみ」
「!?」
レイカの言葉と同時に黒い炎が表れオックの身体に燃え拡がっていく。
「ぐひいいいあああああああはあ!!」
オックの身体が燃えていき熱さでのたうち回る。
「破滅の炎はプレイヤールールを持つ神の配下を焼き付くすんだよね」
レイカは説明する。
「あああああああああぐひいいいいた、た、た、たたすす、す、けて」
苦しみ叫びながらも助けてと言う。
「いやだよ」
笑顔でレイカは言う。
「あああああああああああああああひいいいい……」
オックの叫びがなくなり跡形もなく焼き付くして行き消えた。
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