第7話 次はどうなる?
月影拓也side
「……」
倒したゴブリンとスライムはカードになっていた。
『カードを入手しました』
「……」
拓也は新しく手に入れたカードを確認する。
(スライム、属攻2、防0、速4、生5、コスト1武器破壊、耐性打防+5)
プレイヤー 月影拓也
山札22、ダメージ16、手札3、コスト3、捨て札6
攻1、守1、予備札4
(これで……)
『次の
(マジかよ)
拓也は疲れた表情を見せる。
『メインか2ドローどちらを選択しますか?』
(次は2ドローを選択するかな)
『
「!!」
戦闘が始まるといきなり強い衝撃を受け吹っ飛ばされた。
「げほげほ」
山札10、ダメージ26、手札5、コスト3、捨て札6
攻1、守1
拓也はかなりの反動と痛みを受けながら攻撃して来たのを確認する。
「イノシシ?」
確認すると少し大きいイノシシがいた。
(しかも10ダメージ)
拓也はダメージの大きさに驚いた。
(やばいやばい、はやく倒さないと)
『オートドロー開始、行動制限解除されます』
山札9、ダメージ26、手札6、コスト3、捨て札6
攻1、守1、
『警告、警告、手札、コスト合わせて10枚になった時点で敗北します』
『手札からプレイ、コストのセット出来ます』
(それなら、これとこれで1枚はコストセット)
拓也は短剣のカードと氷のカードをプレイする。
(短剣を装備)
『短剣を装備しました攻+2、追撃+1回避行動(反撃)』
『
(
選択すると氷の塊が出てきてイノシシ目がけて飛んでいく。
「ブモ!?」
イノシシに氷がヒットする。
(よし、効いている)
イノシシはふらついている。
(このまま短剣で攻撃だ)
山札9、ダメージ26、手札2、コスト3、捨て札6、攻2、守1、短剣装備、回避行動(反撃)、追撃+1
拓也はイノシシに素早く近づき短剣で切るとガキイと鈍い音がした。
「え?」
「ブモ!!」
イノシシは攻撃が効いてる様子がなく反撃を仕掛けて来る。
(ヤバい、やられる)
『回避行動(反撃)』
拓也はイノシシの攻撃を避けた。
(身体が勝手に動いて回避した)
拓也は回避したことに驚いた。
『オートドロー』
山札8、ダメージ26、手札3、コスト3、捨て札6、攻3、守1、短剣装備、回避行動(反撃)、追撃+1
「短剣に確か回避行動(反撃)ってあったから助かった感じか」
「ブモ!!」
「っく」
拓也はホッとした表情をした瞬間に突進を受ける。
山札4、ダメージ30、手札3、コスト3、捨て札10、攻2、守1、短剣装備、回避行動(反撃)、追撃+1
(後、一撃でやられる?)
拓也は焦りを見せつつカードを見る。
(これ?なんだ?)
カードを確認する。
(使って見よう)
拓也はカードをプレイする。
『モンスターをプレイします』
メッセージと同時にゴブリンが出てきた。
ゴブリン攻3、防1、速4、生5
『ゴブリンは速4以下を
「ならすぐ攻撃だ!!」
拓也はゴブリンに指示を出す。
「ギギ」
ゴブリンはイノシシに棍棒で攻撃を仕掛ける。
「ブモ?」
「ギギ!?」
イノシシは痛そうな様子を見せながらゴブリンに反撃をする。
ゴブリン攻3、守1、速4、生1
「ゴブリンがやられる」
『オートドロー』
山札3、ダメージ30、手札3、コスト2、捨て札10、攻2、守1、短剣装備、回避行動(反撃)、追撃+1
(イノシシのライフがどれくらいなんだ?)
「ブモ!!」
イノシシが攻撃を仕掛けて来た。
(まずい、これはだめかも)
『ゴブリンでブロックしますか?』
「え?ブロックする」
「ギギ」
ゴブリンが壁になり拓也に来るイノシシの攻撃を代わりに受け、ゴブリンは消えた。
(助かったが命がわずかに伸びただけだな)
拓也はカードを見る。
(これで行くしかないな)
拓也は雷のカードをプレイする。
『
「倒れろ!!」
拓也はイノシシを指定して雷がイノシシにあたる。
「ブモ!?」
イノシシはダメージを受けて動きが鈍くなる。
(まだ倒れないのか)
「ブモ!!」
イノシシは拓也に攻撃を仕掛けようとする。
(だめだ、どうすれば?)
『オートドロー』
山札2、ダメージ30、手札4、コスト2、捨て札10、攻2、守1、短剣装備、回避行動(反撃)、追撃+1
『相手が攻撃しているためカウンターカードをプレイすることが出来ます』
(カウンターカード?)
『プレイしますか?』
(やるしかない)
拓也は迷いもなくプレイする。
『カウンターカード発動、武器を装備してる場合のみ発動可能、プレイヤーはダメ+2、反撃、先制、防御貫通します』
拓也は身体が勝手に動いてイノシシにナイフで切り裂いた。
「ブ、モ?」
イノシシは身体が切られて消えた。
『
『プレイヤー月影拓也、戦闘勝利』
『ダンジョンクリア』
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