第6話 次の戦い

 月影拓也side 

「……」

 消えたゴブリンの付近にカードが落ちていた。


「……」


 拓也はカードを確認する。


『カードを入手しました』


「……」


 拓也はカードを確認する。


 ゴブリン攻3守1速4生5コスト1と書かれていた。


『手に入れたカードは予備札に入ります』


 メッセージが表示されカードは消えた。


「……」


 現在の状況が表示される。


 プレイヤー 月影拓也

 山札31、ダメージ10、手札4、コスト3、捨て札2

 剣装備 攻6、守1、予備札22


(これで終わりなわけがないよな)

『次の戦闘コンバットに入ります』


 拓也が考えてるとすぐにメッセージが表示された。


『メインか2ドローどちらを選択しますか?』


(次はメインを選択しよう)


拓也はメインを選択する。


戦闘開始コンバットスタートします』


「……」


 開始とメッセージが出た瞬間に青いゼリーと先ほど戦ったゴブリンが表れた。



『メインに入ります』


「……」


 拓也はメッセージを見る。


『カードのプレイ、コスト札セット、プレイヤーは攻撃をすることが出来ます』


(メインを選択するとすぐ行動出来るのか)


 拓也はうなずいた。


(それなら)


 拓也は剣でゴブリンに攻撃を仕掛ける。


「ギギ?」


 ゴブリンは真っ二つに切られて消えた。


「よし、次」


 拓也は次のモンスターを見る。


(あれはスライムかな?)


 拓也はスライムの様子を見ているとプルプルと素早く動いて来て剣に体当たりされ剣がなくなった。


「え?」

『スライムの効果で武器が破壊されました』


『オートドロー』

 山札30、ダメージ10、手札5、コスト3、捨て札2

 攻1、守1


(それならこれを使って見るか)


 拓也はカード、ガントレットをプレイする。


(よしガントレットが出たな)


 拓也はガントレットを手につけた。


『プレイヤー月影拓也はガントレットを装備しました攻+3、追撃+1』


(これで行けるはずだ)


 拓也はスライムを殴った。


「え?」


 しかし、スライムはダメージ受けてる様子なく反撃して体当たりをして来る。


「っく」


 山札28、ダメージ12、手札4、コスト2、捨て札4

 攻4、ガントレット装備 追撃+1 


「……」


 スライムがさらにガントレットに目がけて体当たりされガントレットが消えた。


『スライムの効果で武器破壊されました』


(攻撃が聞いてないどうする?)

『オートドロー』

山札27、ダメージ12、手札5、コスト2、捨て札4、

攻1、守0


(あれ、何で守0なんだ?)


 拓也は考える。


(とりあえずコスト2枚をセットするか)


 拓也はコストにカードをおいた。

 山札27、ダメージ12、手札3、コスト4、捨て札4

 攻1、守1


 スライムが体当たりしてきた。

「っく」


 山札25、ダメージ14、手札3、コスト4、捨て札4

 攻1、守1


(後、何回戦うかわからないけどはやく倒さないとな)


 拓也はスライムから距離をとる。


(どうすればいいんだ?)


 拓也はカードを確認する。


(武器はだめ?他に何をすればいいんだ?)


「……」


 スライムから距離をとったにも関わらず素早く体当たりを拓也にしてくる。


「っく」

 山札23、ダメージ16、手札3、コスト4、捨て札4

 攻1、守1


(逃げられないし何とかしないとな)

『オートドロー』

山札22、ダメージ16、手札4、コスト4、捨て札4

攻1、守1


 拓也は引いたカードを確認する。


(なんだこれ?剣とガントレット見たいなカードとは違うカードだな)

 

 カードを見ると炎が描かれている。


(使って見よう)


 拓也は炎のカードをプレイする。


対象ターゲットを選択してください』


(対象ターゲット?)


 拓也はわからない単語とメッセージを表示される。


「ええとスライムに選択と」


『ファイヤー発動します』

「え?」

 カードから火の玉が出てきた。


「??」


 スライムは火の玉にあたり蒸発したように消えてなくなりカードが落ちていた。


プレイヤー 月影拓也 

山札22、ダメージ16、手札3、コスト3、捨て札6

攻1、守1、予備札2



------------------------------------------------------------------------------------

「6話目書いたぞ」


「良くカードのルールもメモせずに考えれるな」


「まあ、多分そのうちメモ必要になりそうですね」


「まあ、ほどほどにな」


「了解です。ほどほどにがんばります」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る