第5話 最初の戦い

 月影拓也side

「……」


拓也は目を覚ますと薄暗い感じの場所にいた。


(どこだ?ここは?)

戦闘準備バトルプレパレーションに入ります』



「え?」


 急にメッセージが出て来たことに驚いてると新たに違う表示画面が出始める。


『メインか2ドローどちらを選択しますか?』


(メイン?2ドロー?)


 メッセージの意味がわからないまま選択画面で恐る恐る2ドローを選択した。


戦闘開始コンバットスタートします』


「……」


 画面に山札43、手札7と表示され目の前には棍棒を持った何かが1匹が表れた。


「何をすればいいんだ?」


 7枚のカードを確認する。


(あれは、ゴブリンかな?わからなすぎるな)


「……ぎぎ!」


 ゴブリンは僕に気づいて敵意を向けてくる。


(どうすればいいんだ?)

「ぎぎ!!」


 ゴブリンは走って棍棒で攻撃を仕掛けてくる。


(距離をとろう)


 拓也は逃げようとするとドンと何かにぶつかる。


「!?」

  

 回りを見ると見えない壁に立ちふさがれている。


「ギギ!!」

「!?」


 バキっと鈍い音がなった。


「いつっ」山札40、ダメージ3、手札7


(痛みはあるがケガやあざにはならないのか)


「ギギギ!!」


『オートドロー開始、一定時間たったので2ドロー選択後の行動制限は解除されます』


(……?)山札39、ダメージ3、手札8


『手札からカードをプレイするかコスト札にセットすることが出来ます』


(どうすればいい?)


 拓也はカードの知識もルールもトランプぐらいしかわからないため理解出来ずにいた。


「ギギギ!!」

「っく」


 避けようとするが身体が反応出来ずに棍棒のダメージを受ける。


(このままだと考えてるだけでやられる)

 山札36、ダメージ6、手札8


(まずやって見るしかないな)


 拓也はカードを何となくでコスト札に4枚おいた。

 山札36、ダメージ6、手札4、コスト4 


(で、手札はどうすれば)

「ギギ!!」

「っつ」

 ゴブリンの棍棒のダメージを拓也は受けた。


(はやく何としない……と?)

山札34、ダメージ8、手札4、コスト4


「ダメージが減った?」

『オートドロー』


 メッセージが流れた。

 山札33、ダメージ8、手札5、コスト4


『警告、警告、手札、コストがあわせて10枚になった時点で敗北します』


(やばい、やばいはやく使わないと)


 拓也はあわてて剣のカードを使おうとするが


(どうやって使うんだ?)


 あわててカードにさわるとプレイしますかと表示され、すぐに拓也はカードに触れる。


「?」


 剣のカードが本物の剣に変化した。


(で、剣をどうするの)

「ギギギ」

「っく」

 山札31、ダメージ10、手札4、コスト3、捨て札2


(手札、コストが減ってる?)


 拓也は剣を見た。


(おそらく剣を使って戦えということなのか)


 拓也は剣を持って構え初める。

 『プレイヤー月影拓也は剣を装備しましたAP+5』


「ギギ!!」


 ゴブリンは攻撃を仕掛けてくる。


(わからないがやってみる!!)


 拓也は剣をゴブリンに切りつけた。


「ギギ!?」


 ゴブリンは真っ二つに切られて消えた。


 プレイヤー 月影拓也

 山札31、ダメージ10、手札4、コスト3、捨て札2

 剣装備 攻6、守1、予備札1

 


 

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「5話目を書いたぞ」


「作者カードのルール大丈夫か?」


「多分ですが大丈夫かな?」


「心配なんだが」


「まあ、どうにかなるでしょ」


(気になる箇所や何かあったら訂正やら報告しますのでよろしくお願いします)














 

 







 



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