あとがき&おまけ
『昭和の少女漫画に思いをはせる令和の内職おばば』へのアクセス、まことにありがとうございます。
私はもともと趣味で小説を書いていて、その一環で仕事関係のエッセイを書いたりしていました。
ブログだったり小説サイトへの投稿だったり、スタイルはいろいろですが、これももともとはそんな中で書いた一つです。
仕事関係の方も読むことができる形で小説のアカウントの投稿するに当たり、「誰からのこういう依頼」というところは絶対に特定されないよう、細心の注意も払っておりますが、たまには今回のような本音はきます系もいいのでは…と、思い切って公開しました。
私と同じ作業をしている皆様へ――共感いただければ幸いです。
お仕事をくださる皆様へ――「お任せいただければベストを尽くしたい」という気持ちは常に持っております。
今後ともよろしくお願いいたします。
***
ところで、「キャンディ・ストライパー」という言葉をご存じでしょうか。
赤と白の
キャンディはその後、ラガン家で盗みを働いた(イライザとニールのでっちあげ)罪でメキシコの農場に売り飛ばされます(このエピソードが何と1巻終盤から2巻で登場します。展開早っ)。
しかし、アンソニーたちがアードレー家の一番偉いが正体不明の人物「ウィリアム大おじさま」に、キャンディをアードレー家で引き取ってほしいと嘆願したことで、メキシコに行く直前で救出され、めでたくアードレー家の養女「キャンディス・ホワイト・アードレー」になります。
そこから何だかんだあって、ロンドンの名門寄宿学校での生活を挟み、アメリカに戻ってからは、恩師の紹介で看護学校に入学し、努力のかいあって見事ナースに…という展開です。
そんな感じの少女漫画を読み、情操教育を施された私でしたが、19、20歳くらいの頃、映画にドはまりしました。
毎月、映画情報誌を買っていたのですが、そこで紹介されていた1本で『キャンディ・ストライパー 白衣の天使』なる作品があり、キャンディ・ストライパーという名前の意味や由来も書かれていました。
ストライプなのか白衣なのか、はっきりせえと言いたいところですが、問題の本質はそこではありません。
キャンディの名前とナースという職業にこんな関連があったことを知り、ちょっとうれしくなったのですが、それもまあ置いておきます。
問題は、『キャンディ・ストライパー』が、大分アダルティーな作品であった、ということです。
あくまで一般映画の紹介が中心ではあったものの、そういう作品もさらっと「今月公開(あるいは発売)」と紹介し、結構エグい画像も使われたりしているので、ちょっと複雑な気持ちではありました。
現代なら「ゾーニングしなさい!」と、モラルある人たちに叱られるところでしょう。
その後、私も大分年を食い、30代になっていた00年代のことです。
1999年から我が家に導入されたインターネットも大分生活に溶け込み、ふと「そういえば」と思い出すことを検索することが多くなりました。
そこで興味本位で「キャンディ・ストライパー」で検索すると、まあ、男女の営みらしき写真が出るわ出るわ。
これだけ連呼しておいてあれですが、これは「検索してはいけないワード」かなあ…と思いつつ、このあとがきを書くにあたり、調べてみたところ、出てきたのはせいぜいコスプレ衣装か、かなり古い時代のモノクロ写真らしきものだけでした。
まあ、そりゃそうか(いや、断じてがっかりしたわけではありません)。
ただ、ポルノ映画のタイトルであることが前提の調べ方をすると大変なことになります。セーフサーチでぼかしが入っていればギリギリOKですが、自己責任でお願いします。
ノリが「押すなよ、絶対押すなよ」になっていて申しわけございません。
昭和の少女漫画に思いをはせる令和の内職おばば 須恵村 @yurinoki2024
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