第3話 仕事ができるからって私生活もちゃんとしてるとは限らない

 今わたしが仕事をしている会社。

 一応、大きな会社。

 社員もみんな、エリートなんだろう、と思われる。

 そしてわたしが仕事をしている部署は、その中でもエリートコースのようで。

(注:わたしはそこの仕事をしているだけで、その会社の社員に非ず)


 そういう会社の社員て、ちゃんとしてそう、と今でも実は思っていたりする。

 だけど、フロアのゴミ箱を見る度に、幻滅する。


 ちゃんと書いてあるのに、なんでペットボトルのラベルを剥がさないまま捨てるかな。

 ちゃんと書いてあるのに、なんでカンのところにペットボトル捨てるかな。

 ちゃんと書いてあるのに、なんで可燃物のところに不燃物捨てるかな。


 もうほんと、毎回ちゃんと幻滅する。


 それから、お手洗い。


 トイレットペーパーが無くなったら、ホルダーに入れ替えればいいだけの話。ストックは後ろの棚に山積みにしてある。

 それなのに。

 後ろの棚のストックから使って、ホルダーには入れ替えていない。

 そんな場面を、何度も見た事がある。


 どんだけものぐさだよ。

 自分さえよければいいのか。

 次の人の事、何も考えてねぇじゃん。


 洗面台も。

 髪の毛だらけだったり。

 水だらけのビチョビチョだったり。

 自分で汚したんなら、それくらい自分で綺麗にしろよっ!


 みんな【私仕事できます】な感じに見えるんだけどね。

 私生活、どんななんだろうな。知らんけど。

 なんかほんと、幻滅するわぁ……

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