第二章までの登場人物

ナオス・スヴェーテ

 本作の主人公にして前世は高校生で佐藤一郎と言う名前だった。この世界に召喚され『勇者』となった第十七勇者二つ名は『万能者』。元の世界に帰りたいがあまり、魔王討伐後は遺跡の調査に明け暮れ本気でこの世界を生きなかった後悔と共に死亡、今わの際女神に祈った結果転生した。

 コッロス公爵家の庶子で本妻や側室、妾腹の兄弟姉妹が多い。

 勇者流など勇者が開発・発明し広めたもののほぼ全てに関わっているため多芸である。そのためポーション作りから戦闘まで幅広く活躍した。

 転生した結果回復魔術の効果が変質し、ことが出来るようになった。

 そのため前世で得ていた【アイテムボックス】と【鑑定眼(鑑定スキル)】の使用が出来るものの、魔力量が足らないためアイテムボックスから前世で使用してたものを取り出すことはできない。


公爵閣下 ブチ・コッロス

国の騎士団長にしてベネチアンの街を治めるコッロス公爵の当主。

剣技と魔術に優れ特に雷魔術が得意。二つ名は【雷公】

家を空けることが多い。


ムノー・コッロス

 ナオスの弟で側室の息子。

 剣と魔術に優れ、母の流した仇名で【小雷公】と呼ばれている。

 ナオスに【ヒール】をかけられてから性格が改善した。


ムノーママ 本名キチマー・コッロス

 ムノー母親。

 権力欲が強く見栄っ張りで息子を次期公爵あるいは貴族にしたがっており、自信を 【雷母】息子を【小雷公】と呼ばせている。


ブウ・コッロス

 ナオスの兄で本人は次期公爵を狙っているものの、武芸・魔術・政治力そのいずれも平均的。

 樽のような体型で酒と女が大好き。

 ナオスのことが大嫌い。


シーカリ・コッロス

 ナオスの兄で本人は次期公爵を狙っている。

 メガネをかけており知的な印象を受ける。


グレテル・ドンペリ

 コッロス家の家臣で名門ドンペリ家の娘。

 高位冒険者だたがパーティーから追放された過去を持ち現在はナオスの家庭教師をつとめている。


マイケル二世

 刀鍛冶。ナオスの現在の愛刀【朧月夜】を作刀した。


スラちゃん

 メタルなスライム。おそらくスライムの変異種ナオスの盾であり防具であり、武器でもある。

 普段はクッションに使われている。


イオ

 爆乳美人な奴隷。


アイナリーゼ・アイエナン

 エルフで魔術が得意。ナオスの奴隷。



奴隷娘六人衆


 桃髪碧眼のウテナ。 一人称は「僕」


 黒髪黒目のエリュシア。 一人称は「わたし」  脳天気で天然しかもドジとアホの三拍子がそろっている。掃除が得意で一人で三人分以上こなせる。


 別大陸人で黒髪で浅黒い肌のオリガ。


 短い金髪に緑眼のカイ。 元は騎士家の産まれらしいものの流浪の騎士『黒騎士シュヴァリエ・ノワール』だった過去を持つ。交渉や荒事にも優れ、槍術とこの世界では珍しい体術を習得している


 オリガと同じく別大陸人で赤髪で少し浅黒い肌のキルケー。 「私」 五〇センチ程度の小柄な躰、ハーフエルフである彼女の齢は二十歳を優に超えている。


 黒髪赤目のクレア。



・魔術


【ファイアーボール】 基準魔術とも呼ばれる最も一般的な攻撃魔術。術者の練度が如実に表れるとされ射出速度に大きく現れる。ムノー程度ではドッチボール程度、極めれば時速100kmを超える。


【スパーク】 身体やその延長線上ある武器などから雷撃を発生させる攻撃魔術。極めれば光速に至る雷魔術は他の魔術に比べ燃費が悪く、おまけに難易度が高いが発射速度故に最速・最強の魔術と言われる。


【身体強化】 魔術を用いた戦闘における基本で、魔力使うことで基礎能力を向上させる。


【ヒール】 基礎回復魔術。体表の傷を癒す程度。


【ハイヒール】 高位の回復魔術。


【ハイコントラクション】 四肢欠損を生やすほどの高位回復魔術。


【ハイアンチカース】 呪いを解く高位の術。


斬魔ざんま】 【身体強化】の応用である【魔刃】を用いた技術で文字通り魔術を斬る。事象を改変する格を斬り裂くことで魔術を無効化する対抗魔術アンチマジック


【空斬り】 【身体強化】の応用である【魔刃】を用いた技術で【魔刃】を飛ばす中距離攻撃。


【魔力感知】 探索魔術の一種。周囲に薄く魔力を広げ感知する性質から、勇者の一部から円と呼ばれている。



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