だとしても、ならばせめて

先の見えない暗いトンネルを

歩き続けていると

出口を見つけられないまま

力尽きてしまうのではないかと

とてつもなく怖くなる


現実のシビアさに

暗澹あんたんたる思いに

囚われてしまう時がある

わたしはこんなにも脆弱ぜいじゃく

頼りなく震えている



何度も立ち止まり、立ち尽くし




だとしても、ならばせめて


まだ

もう少し

あと、一歩でも

あと、ひとつでも


続けて

重ねて



ああ、諦めが悪いんだ



わたし

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