第4話中華統一戦争

私には前世の記憶が存在する所謂第二次世界大戦で大日本帝国と呼ばれる存在が枢軸国として米英中ソ等と戦い負ける世界線なんだよな


此の世界での第二次世界大戦と呼ばれる戦争の前哨戦となる戦争は蒋介石が起こした関東州への侵攻と台湾進攻が上げられるだろう


大日本帝国が昭和元年の元日所謂1924年の1月1日に地下ダンジョンが出現したお陰で満州国の建国も国連の脱退もしない所か張作霖の爆破もして居ない世界線で有る故に「中華民国に因る日中戦争の開戦」と後世の歴史の教科書では記される事と成る


本来なら張作霖爆破や満州国建国其でリットン調査団のイザコザによる1933年の国連の脱退から始まるノモンハン等の対ソ連や盧溝橋事件を単に発する対中国との争いも此の世界線では端から存在しずに


1924年以降から大規模調査する事で地下ダンジョンには広大な資源と広大な土地が存在する事が判明してくる内に徐々に陸軍も海軍も「此の地下空間に資源が有るのならワザワザ張作霖等の奉天閥を操っての大陸進出もしなくて良くないか?


其れに朝鮮半島の北側地域でも資源が取れるし其れに朝鮮の北側での開発も今の所全然採算取れん


其の上に民族自決の考えのせいで統治が面倒だから其の内朝鮮半島の本土だけ独立国としてさせるかな」と成り朝鮮半島の独立は1930年にさせると1925年の段階で喧伝したんだよ まあ済州島と欝陵島は日本の物に返還されたが


さて話を戻すが本土防衛を主体とする専守防衛的な体制を取り段々と日本は鎖国体制を取るように成ったと学校の授業では教えてるんだよな


が太平洋戦争が起こる前に当然日本の陸軍でも海軍の中でも政治家の中でも一定数「今は未だ地下ダンジョンにより満洲代わりの新天地として日本の生命線として確かに今の状況の儘の方が他の列強との関係の悪化をしなくて済む


だが専守防衛体制の儘でも完全な鎖国体制まで行かないが閉鎖国家化多少の良いが此の地下ダンジョンも何れ枯渇する可能性が高いだろう


だからこそ色んな国とも一定の日本と言う国家の影響力を造ったり高める必要性があるんだ」と言う思想の元でクーデターを1934年の11月29日の夜間に行ったんだよ


まあ当然の如く先程のクーデターは失敗したんだよな余談だが覚え方としては「政府に意見をイイニク 1129事件」として習ったなあ


まあ其に伴い日本列島には外国からの侵攻から守る事を想定とした軍事的方針を取り日本の沿岸部にはトーチカ等の施設が一定幅に存在し兵器の類いも他国への侵攻をしない事が想定なので動きが遅くても遠くまで弾を飛ばして頑丈な構造を取れる兵器の開発其とレーダー観測の充実化を進めたりした


因みに此の世界の大東亜戦争に相当する物はドイツと言うよりかドイツ国防軍の親中華派やナチスの突撃隊に相当する傭兵集団


イタリア王国等からの義勇兵やアメリカ等に支援された蒋介石の中華民国が1936年の3月辺りに全ての諸軍閥を併呑して万里の長城を越えて俗に言う中華統一戦争又は中満戦争言う戦争が起きたんだよ


まあ其以上前に起きた朝鮮動乱にも中華民国が噛んでいたから其も含めると日本と中華民国との戦争は十年以上続いたんよな


まあ結果論から言えば此の中満戦争事態はドイツの兵器や義勇兵等のを装備した物を中華民国軍が着こなしたりした後で満州を開戦前持っていたのに結局第二次世界大戦は占領出来ずじまいで最終的にはアメリカの傀儡国家が出来たんだよね

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