第8話 ルールブック、青い石
丁
ピンゾロの丁 (1,1) 寝たら死ぬ
サンミチの丁 (1,3) (3,1) 誰かを殺さないと死ぬ
グイチの丁 (1,5)、(5,1) 綱渡りミッション
ニゾロの丁 (2,2) 危険生物と戦わないと死ぬ
シニの丁 (2,4)、(4,2) ロシアンルーレット
ニロクの丁 (2,6)、(6,2) 拷問
サンゾロの丁 (3,3) 1食抜き
グサンの丁 (3,5)、(5,3) 殺人鬼の潜む島に一晩
シゾロの丁 (4,4) 怪物の住む森に1日
シロクの丁 (4,6)、(6,4) 強盗ミッション
ゴゾロの丁 (5,5) 謎を解かないと死ぬ
ロクゾロの丁(6,6) 爆弾解除ミッション
半
イチニの半 (1,2)、(2,1) 武器入手
ヨイチの半 (1,4)、(4,1) 回復薬入手
イチロクの半 (1,6)、(6,1) 半日デスゲーム中断
サニの半 (2,3)、(3,2) 防具ゲット
グニの半 (2,5)、(5,2) 美女とエッチ
シソウの半 (3,4)、(4,3) 1万ゲット
サブロクの半 (3,6)、(6,3) 願いを叶えるゲーム
グシの半 (4,5)、(5,4) 高級食
ゴロクの半 (5,6) 魔法の駒の在り処を示した地図
陰陽五行の思想では、奇数は縁起の良い「陽」、偶数は縁起の悪い「陰」と考えられています。
西田は思った。終了条件はまだ他にもある。主催者が死ぬことだ。
ゲームの順番は朝倉、葵、美奈子、西田の順番だ。ゲームは21時にスタートした。
朝倉がサイコロを振った。3.6
サブロクの半 (3,6)、(6,3) 願いを叶えるゲーム
洋館の一室で、朝倉はケータイを手にしてゲームにログインした。画面にはリアルタイムで洋館のマップが表示され、周囲のプレイヤーや敵の位置が示されている。
「さて、ラスボスの位置はどこだろう」と朝倉は考えながら、足音を立てずに廊下を進んでいった。ゲーム内の音声ガイドが彼の耳に流れる。
「ラスボスが待つのは地下室だ。しかし、その先には強力な敵が待ち受けている。慎重に進むべし」というガイドの声が聞こえる。
朝倉は慎重に進み、敵と遭遇する度にケータイを用いて戦闘を行う。やがて地下室にたどり着くと、そこには巨大なモンスターが現れた。
「こいつがラスボスか。さあ、勝つしかない!」朝倉は決意を込めてケータイを操作し、ラスボスとの激しいバトルが始まった。
ゲーム内ではリアルな振動とサウンドエフェクトが朝倉の体験を盛り上げる。彼の周りには汗が滴り落ちる。
長い戦いの末、朝倉はラスボスを倒し、ゲームクリアの画面が表示される。そして、願いが叶うという謎のメッセージが表示された。
「願いか。何を望もうかな」と朝倉は微笑みながら考えるのであった。
朝倉はゲームをクリアした後、主催者のもとに足を運んだ。部屋は神秘的な雰囲気に包まれており、主催者は重要そうな書類を手にして机に向かっていた。
「主催者、お願いがあります」と朝倉は丁寧に声をかけた。
主催者は朝倉を見つめ、微笑みながら「何かしら、朝倉君」と答えた。
「私にはインポがあります。ゲームを通じて願いを叶えてもらえると聞きました。ぜひ、私のインポを治してください」と朝倉は率直に頼んだ。
主催者は少し考え込んだ後、深く息を吸い込んでから言葉を続けた。「それは大変な願いだ。しかし、ゲームをクリアすることで得られた力を使って、あなたのインポを治すことは可能だろう」
朝倉はゲーム内で得た特殊なアイテム『青い石』を手に主催者のもとに戻った。
「これで、インポは治るはずです。お願いします、主催者」と朝倉はアイテムを差し出した。
主催者はアイテムを受け取り、祈りのように手を合わせた。そして、不思議なエネルギーが朝倉を包み込んでいく。
「これで完治だ。朝倉君、健康な人生を送ることができるだろう」と主催者は満足そうに微笑んだ。
朝倉は感謝の言葉を述べ、新たな人生に向けて歩み出したのであった。
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