6章 1~14話 あらすじ

(一番下におまけがあります)


【1話 顔合わせ】

 新たに臣下となったアルマスは、同じく臣下であるシーニャと出会う。

 普段知る彼女とはかけ離れたギャップに驚きを隠せない。


【2話 生と死の天秤】

 シーニャはパピィの治療を喜んで快諾した。アルマスはその価値観を聞いていた為に驚く。

 一方で、ココルア公国使節団の人間を皆殺しにしたという。


【3話 ラミュマとシーニャの王都遊覧】

 シーニャの口によってその日の出来事を語られる。

 彼女らと関わりを始めに持ったのは、ムネジアという礼儀のなっていない男だった。


【4話 招致】

 招待された屋敷の中で、ラミュマはシーニャが来てしまった事を突き詰めながらも、手出しをされる事はない、或いは出来ないのだという。

 しかし、シーニャはそれを否定した。


【5話 微睡みの中へ】

 出された料理を、シーニャが口をつけるのを遮るようにラミュマが先に食べた。

 そしてラミュマは昏睡し、ココルア公国使節団がその正体を現す。


【6話 突風】

 ココルア公国使節団の面々が堂々とこの国の王女を誘拐して魔法石を奪うつもりだと語る。

 最早生かしておく理由がないと断じたシーニャは風魔法を起動する。


【7話 暴風】

 風魔法で次々と使節団の人間を倒していく。つまらない戦いであると断じながらもそれを続けるが、眠るラミュマを人質に取って脅し付ける。

 それに激昂したシーニャは極閃魔法を使用し、瞬時に制圧した。


【8話 本能を超えて】

 話を訊き終えたアルマスは一方的に決めつけた事を詫びる。

 臣下たちが帰った後にレイは、自分の欲求以上にラミュマを守るシーニャを喜ぶ。


【9話 回復魔法学・治癒術士と医者】

 講義。回復魔法の治せる対象と、この世界に存在する医者について解説する。


【10話 魔法学・極閃魔法と秘剣】

 講義。極閃魔法と秘剣の実態と習得について解説する。


【11話 相談】

 シーニャはラミュマにやたらと気合を入れて世話を焼かれていた。

 それにつき相談すると、ラミュマはシーニャの戦いに気付いていたのではないかと指摘する。


【12話 シーニャの悩み】

 自分の本性を知っているのかどうかと苦悩する。

 レイは共に手伝おうかと声をかけるも、シーニャはこの問題だけは自分で答えを出したいと語った。


【13話 懸る】

 シーニャはラミュマに問いただすと、ラミュマはその戦う姿をおぼろげながらに覚えていた。

 しかし、彼女はそれをシーニャだとは思っておらず……。


【14話 翠の貴公子】

 ラミュマはあの時に戦っていた人間を、『翠の貴公子』と呼び、理想の王子様だと夢を見る。



(全14話、累計話数78話)




――――――――――

【王位継承権】

この国においては建国神の血を引くとされる二つの家が持つ。

政治的には、大侵攻により王族の死亡する頻度があまりに高い為に定められている部分がある。

以下、2つの取り決めがある。

●生まれ年の順に決められること。数えの年が同じ場合、現王朝を有する側が上である。

●女は継承権の位を男子に譲る。また、女で王朝でない方の家系の王位継承権は年を問わず王朝を持つ側の下位となる。


以下、現在の序列。

第一王子 アクシャーダ=フォン=アーグリード(17)(アーグリード家長男)

第二王子 ロウェオン=フォン=カルラシード(17)(カルラシード家長男)

第三王子 エクリィル=フォン=アーグリード(16)(アーグリード家次男)

第四王女 ラミュマ=フォン=アーグリード(15)(アーグリード家長女)

第五王女 アリェナ=フォン=カルラシード(16)(カルラシード家長女)

第六王女 レィナータ=フォン=カルラシード(15)(カルラシード家次女)

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