5章 1~19話 あらすじ
(一番下におまけがあります)
【1話 潜伏】
シーニャは、その狂気を隠したまま学院に通い続ける事に決めた。
変わってしまった髪と瞳すらも一切躊躇いなく染め直す。
【2話 惚れたぜ】
シーニャに惚れたというバリガン。
即座に告白するも、「大侵攻で守るから」と言った結果食い気味に断られてしまう。
【3話 黒い瞳】
シーニャの黒い瞳に唯一違和感を感じたラミュマ。
そんな彼女は、バリガンの告白を面白く無さそうな目で見ていた。
【4話 霊峰と大河】
建国神オディルスが最期の地に選んだと言われる霊峰カトラとそこから流れる大河ミルダルス。
レイが辺境伯として領主を務めるウズの村はそんな山の麓に位置していた。
【5話 魔道具の発展】
魔道具には魔物の中にある魔法石を必要とする為、フーニカールは魔道具開発が世界で最も進んでいる国である。
かつては大侵攻で大荒れした王都の修復に魔法石によりインフラ整備を行った。
【6話 対談】
念願のゲイルチュール伯との対談の時間がやってくる。
ゲイルチュール伯がメリアスを愛しているという事を見抜いたレイは、国家反逆罪の撤回をこの1年で目論んでいる事を話した。
【7話 第一王子】
第一王子アクシャーダに接触するチャンスは翌月のオリエンテーションであるという情報を訊き、接触を試みる。
ゲイルチュール伯は全面的な協力を約束した。
【8話 居場所】
父と主君に迷惑をかけてしまう事と、そして自らの砕かれた自尊心。
メリアスはずっと抱いていた劣等感を口にする。
【9話 王都遊覧】
バリガンを立ち直らせる為にアルマス、メイド達と共に王都を観光する。
そこで路地裏での怪しげなやり取りを目にする。
【10話 治癒術士】
王都の郊外に住む少年、ワラチフは身体の弱い妹の為の医療費を稼ぐのに毎日を生きていた。
そこにレイ達が訪れる。
【11話 少年と少女】
レイはワラチフに対し、自らのウズの村で働き、妹はシーニャの実験台代わりに回復魔法を受け続ける事を提案した。
それにアルマスは動揺を隠せない。
【12話 アルマスの決意】
アルマスはレイに決闘を挑んで来た。
いつもとおかしな様子を感じ取ったレイはそれを承諾した。
【13話 罪人の落胤】
メリアスを罪人のまま部下に置くのかと突き付けられる。
そして、メリアスを賭けて決闘が始まる。
【14話 再戦】
お互いに魔法を使い直して再戦する。
レイの極閃魔法に対し、アルマスは秘剣を用いる。
【15話 秘剣】
極閃魔法の対たる秘剣。
レイはそれを暴くため、花弁を2枚消費し傷を負う。
【16話 氷華の剣、瞬光の剣】
氷の剣で秘剣を受け切り、アルマスを撃破する。
アルマスの秘剣は、メリアスの剣に酷似していた。
【17話 その胸の情景】
アルマスはかつて幼馴染を喪った。その時に見た入団試験で鮮烈に記憶に残ったのがメリアスである。
しかしながらメリアスは追放され、レイの元へと辿り着く。
【18話 嫌悪】
メリアスの脚を喪い、功績から辺境伯になった事からレイを内心恨む。
しかし実際に相対して剣を交わした結果、自分自身が本当はメリアスを排斥した人間と同じになってしまっていたのではないかと思うようになる。
【19話 王の道を拓く者】
メリアスの身を直接救う事は出来ず、メリアスはもうレイにより救われていた。
しかしながらアルマスの7年間の奮闘は、メリアスが自分自身の価値を見出すに必要なものであった。
そしてアルマスは王の道を拓く者として、レイにその剣を捧げる。
(全19話、累計話数64話)
――――――――――――
【登場人物の身長・体重表】
(単位はcm・kgに換算)
レイ 172cm/67kg(筋肉量が多め)
メリアス 158cm/58kg(筋肉量が多め)
サリー 170cm/61kg
ツバキ 143cm/42kg
アルマス 178cm/76kg
バリガン 203cm/98kg
シーニャ 163cm/48kg
ラミュマ 150cm/46kg
ロウェオン 185cm/88kg
クレイザイン 173cm/77kg
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