第6話

「な、なるほどです」


「だから、行きたい場所なんて分かるわけないのよ!!家!!家!!家!だったからね!!!電車・・・あっちの世界では危険もないし、場所も沢山乗れる世界なのに、全然乗れないから、人が居るところが無理な、臆病者だから!!」


なんだか、相当酷い義兄さんだったことがわかった。


「もうね、あのあと告白して付き合ったんだけど、あれは完全にいっときの迷いよ!!あーもう私も小さい頃に少し優しくされたからって、コロコロ、堕ちてーー、あも兄死にたい、兄を殺したい!!」


「・・・」


愚痴ばっかり聞いてて、冒険始まらないなぁー、

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る