第5話
過去編
私のお兄ちゃんは正直ダメ人間だった。
学校に行かずバイトもサボってクビにされて居る。
だけど、そんなゴミみたいな義兄だけど私は良いところを知って居る。
優しいんだ。
学校だってバイトだって、虐めらたから行かなくなったけど、行こうとは頑張ってた。
何より私が傷ついていたら直ぐに気がついて支えてくれる兄だった。
________
だが、急に私はこの世界に飛ばされた。
お兄ちゃんは一人で怯えてて、私は気付いたんだ。
お兄ちゃんは確かにボッチで、クズみたいな生き方をしてたけど、私には味方をしてくれて、ずっと大切にしていた。
私はお兄ちゃんが居たからここまで折れずに頑張れたけど、お兄ちゃんにとって私は大切な守るべぎ義妹で、自分を支えてくれる人じゃないんだ。
だから今度は、私が
________
現在
「と思っていたのに、この世界で調子に乗り出したのよ!!あのゴミは!!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます