出張 ー年齢なんて関係ないんだよ!ー
案内されて、部屋に入ると小学生と思われる子と、その子供がいた。
確かに、呪われた後がある。でも、強力だな。これなら、怨霊自体も払うか、封印し直すかしないとダメだろう。
ただ、呪われて時間も経っている。両方やるのは、難しい。
「呪い屋を呼べますか? 私、一人では少々時間が足りませんわ」
「あ、はい。わかりました。えーと、西丸様、こちらが担当させてもらう祓です」
「・・・。冗談も度をこすとダメだと習わなかったか?」
ここでも、かよ。
「いいえ。この人は、私たちの中でもすごい才能の持ち主です」
ちょっと前までは、疑っていたくせにと思うが、何も言わない。
「信じないなら、受けなくって結構ですわよ。別の方を呼ぶのでも構いません。
ただ、時間がさらにかかるので、呪いは進行されてしまいます」
別に、私はどっちでもいい。
「そは言ってないだろ。こいつで、いい。さっさと、治せ」
「かしこまりました。では、呪い屋を読んどいてくださいね。
では、改めて、今回の件を担当させてもらう払い屋の祓と申しますわ」
「ああ。おい、お前も挨拶しろ」
「よ。よろしくお願いします」
「よろしくね。まず、私の方で呪いの力を落とします。そして、呪いをかけた大元を対処します。そして、呪い屋という呪いの専門の方が参るので、そちらに完全に呪いを解いてもらうという流れになりますわ」
「なんでもいいから、息子をどうにかしろ!」
「わかりました。では、早速行います」
呪いに効く、札を貼って、唱える。
まあ、4、5日はこれで持つはずだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます