16話 反撃開始ダァ!
俺は美月を盾に黒服共を脅していた。
「おいおい、早く銃を捨てないとお前らの可愛い可愛い同僚が星になっちまうぜ!」
美月や黒服共がマジかコイツ?って目をしているが気にしなければ問題ない。
けど、なぜだろう、黒服共は怯みはしてるが構えを全然解かない。
「バカ!私に人質の価値は無いわ、お願い大人しくて!」
「………いや、でも肉壁くらいにはなるやん」
「………」
おい、ゴミを見るような目で見んじゃねぇ!お前俺に償いに来たんじゃなかったのか?
「彼女に当てて構いません、撃ちなさい」
えっ?マジかよ!?俺は咄嗟に美月をベットにぶん投げた。「きゃっ!」リミッター解除状態の腕力では簡単である。
いや流石に、本当に肉壁にするつもりは無かったんよ。
「ぎゃあああああああああ!!!!!!!」
そのせいで全弾俺に当たりますわな。
ていうか、なんだこれ!?電気の銃かよ!そりゃあ撃つわな無力化専門の武器だし!俺は力無く倒れた。
「………あ、速水」
美月が情けない声出してる。確かに色々と急展開過ぎて理解出来てないのだろう。そりゃそうだ言ってる事とやってる事が違うand普通にやられてんだもん。
「直ちに囲んでください」
そう言って黒服共が俺を取り囲もうとする
「全くめんどくさい事させやがってクズめ」
「私達の休憩時間どうするつもりよ」
それぞれ愚痴を言いながら俺に近づいて来た。今までの俺の行動で油断しているのだろう、演技した甲斐があったってもんだ………こう出来るからな!!
「
「「「「ぎゃああああああ!!!!!」」」」
俺は近くいた黒服共全員に触れて倒した。理由は簡単、普通の人なら気絶するレベルの電気を変な銃(テーザー銃)によって纏ってるからだ。不用意に俺の間合いに入った報いといえよう。
俺は変な銃(テーザー銃)と自分の身体に刺さった電気を流す為のピンをぶんどった。うっし、武器調達!
「えっ?ちょっ、速水なんで動けるの!?」
「お前驚きっぱなしだな、そろそろ慣れろよ。動ける理由は簡単、電気になんか耐性ついた」
「いや、えっ、いや………もう、アンタの事で驚かないわ」
その方が良いだろう。ん?前方からまた誰が歩いてくるな。俺はすかさず変な銃をぶっ放した………ってえっ
「リーチ短けぇ!?10メートルくらいしか飛ばないやん使えな」
俺は別のやつに変えようと一瞬前方から目を離した。その瞬間
「不注意ですね」パシッ
「チッ」
ぬかった。10m以上離れてるくせに一瞬で距離詰めて変な銃奪いやがった。特殊部隊かよ!
俺は咄嗟に距離をとった。
「しかし、驚きました。あれだけの事をしてまだ廃人になっていないのですか?」
ん?この声、年増クソババァか?
「俺を廃人にしたきゃ、1万回以上の死に戻りとそれを誰にも話せないデバフが無いとキツいぜ」
「例えの意味が分かりません。けど、少し分りました。バカは死んでも治らないと言う事ですね」
ババァはそう言って殴りかかって来た、俺は
それを受ける為に手でガードするが。
「ダメ!速水避けて!」
「くっ!?なんでッ!」
ガードしたのにダメージが入った!?
「発勁ですよ。知らないんですか?」
ご丁寧にどうも。内部にまで衝撃を与える中国からの技だったか?なんでそんな技使えんだクソが。
この至近距離じゃ、変な銃を構えても撃つまえに取られかねん。かと言って近接戦に勝利の見込みは無い、スピードはあの急接近から俺と近い瞬発力とスピードを持ってる、逃げるのは難しい。リミッターを外しての全力行動は時間制限があるから出来れば残しておきたい………
「おや、ようやく自分が絶望的な立ち位置だと気付きましたか?」
そして、嘘も通じないだろう………俺が取れる最良の戦闘の選択肢は………
「………あんま女に暴力振るいたく無いんだ。酷い目に会いたくなければ退け」
「話になりませんね」
そう言ってババアはまた殴りかかって来た。そして俺が選んだ選択肢は………今まで考えた奴には無い!!!フハハハハハ!!!フハハハハハ!!!
「きゃあああああ!!!!!」
ババァの悲鳴が部屋中に響き渡る。
俺がやった選択肢はゲロ弾。前にも見せた通り俺はゲロをいつでも吐ける。それを口に含んでババアの顔面に飛ばしたのだ。視界も塞がれ精神的にもくる。不用意に俺に近づいた油断である。
「油断!怠慢!すなわち怠◯!!ではその隙にグッバイ!君の〜運命の〜人は僕じゃない〜」
「えっ、ちょ、なんで私!?」
そして俺は近くにいた美月を肩で担いで、真っ白い部屋から出た。
●あとがき
はい、どうも渡辺です。隼人のセリフはリゼロやH×Hの影響を受けています。ぶっちゃけ、これ大丈夫なのか全く分かってません。
チャットGPTに聞くと「元の作品を尊重しつつセリフをアレンジする場合、許容されることが多い」と書いてますが、正確に判断出来ないので怒られたらやめます。怒られる程有名じゃ無いですが( ˙꒳˙ )
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