第9話

それに二人も僕の部屋にいるのか!

僕は驚きを隠す事が出来ずにいる。


「君は凄いよ。最初から心霊写真を撮ることが出来る人なんて

そんなにいないよ。やっぱり私が見込んだ通りの人だな」

と、褒められた。でも、そんな事はどうでもよかった。

私の知りたいのは、


「僕の部屋に霊が住んでいると、云うことで間違いが無いのでしょうか?しかも二人も住んでいるのでしょうか?」

と、怯えながら店主に聞いた。


「う〜ん、そうだね。今のところは二人は確実にいるね。

でも、心配無いよ。この二人は君に害を与えない。

むしろ好意的だよ。君に恨みなど持って無いよ」

と、確信を持った言い方だ。

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