2話 初めての?高校入学式

この物語は完全なフィクションですなので団体名や地名人物名などは一切関係ありません





「祐也どうしたんだよ〜お前が寝坊なんて珍しいなwww」


まぁそうだよな俺は意外と朝起きるのが得意だったからな


「そんなことはいいだろ?準備が…してあったから行くか」


この託也は俺の一番の親友だ

おとなになっても就職先は違っても時々呑みに行くほどだ今日は入学式で今すぐいかないといけないから準備してあるか不安になったが準備してあってよかった昔の俺はちゃんとしていたんだなと思ったがそんなことを考えてる暇はなくさっさと着替えて入学式に向かった


「祐也〜お前ほんとに冒険者諦めるのか〜?運動神経もいいし高身長だからモテるかもしれないのに〜」


学校に行く途中に託也がそんなことを言ってきた

1回目の人生は命の危険があるから辞めると言っていたが

もう命捨てたようなものだしな行ってみようじゃないか

「いや〜冒険者やっぱりなろうかな〜」


「マジ?じゃあ俺とパーティー組まねえ?

そっちのほうが楽だろって言っても勉強が心配だからまだ俺やる気はないけどね」


あーこれは託也をびっくりさせるチャンスじゃないか?だって俺がDランク(冒険者の位)ぐらいあったのなら仰天するだろうそういうことも2周目だからしてみたいし面白そうだからな


「じゃあ一人で少しランクを上げておくかな」


そんなことを話していたら学校について託也と別れる

さぁ入学式といえば頭が光った偉い人の長い長〜い話を聞くと思うがうちの学校はそんなことはなくさっと終わるはずである


では学校長の田中永幸先生のお話です

田中先生どうぞ〜

「え〜まずは入学おめでとうこの場には授業じゃなくてダンジョンに入りたいという人間もいるであろう

大いに結構だがこの学校の名に泥を塗るようなことはするな

これで終わる」


パチパチパチパチ


「まじでこの学校に入ってよかったな」


「ダンジョン入ってもいいよって言う校長マジでいたとは」


などという話し声が聞こえるまぁ普通ダンジョンに入らずに勉強しろって言う学校がほとんどだからな

その時


第1学年主任の近藤健介先生のお話です


「校長先生に倣ってまずは入学おめでとう

だがな授業に行かずにダンジョンに入ることは禁ずる入りたい場合はそれ相応の成績を取ってみろ

例えば10教科980点だ

その点数を取ったものは特別に授業の時間でも学校のダンジョンに入ることを許そう」


ザワザワッ


そうここは学校の敷地内ににダンジョンがある学校なのだしかも勉強ができればダンジョン入り放題…よっしゃぁこれは俺は1000点取れる問題だからダンジョン入り放題じゃん

と浮かれていた所周りを見ると


「どの道勉強しないと行けねぇじゃねーか」


「この学校の敷地内にダンジョンがあるという噂はほんとうだったのか」


「あの校長ダンディーでめっちゃかっこよくない!?」


「校長強そうだよね〜」


などとダンジョンがあってよかったと思う人も勉強がいやと思う人もいるようだな確かに校長は強そうであるもう一つの会話?知らないよそんなん干渉しないのが一番だからねそれより考えてなかったけど自分のスキルってなんだろうな〜


そもそもダンジョンに入るとスキルを得られるそして5階層まで行くと職業が得られるのだがスキルはわからないが職業は5階層までどのようにきたかで変わるらしいそしてガチャではないため自由に選べるとのこと


まぁスキルが良いといいが頼らずやっていこうか



さて入学式の次の日は休みになっているので冒険者登録証を発行しに来たわけだかすごく混んでいるまぁ入学式終わったあとに次の日発行してくる〜みたいな人がいたからな

ん?入学式のあとクラスメイトと話す?できるわけないじゃないかだってその時の流行りを忘れてるからな無駄なことをして遡行してきたとばれたくないんだ決してボッチだったわけではないそう俺はボッチではないんだ

ということはおいてといて

普通は発行するだけだがダンジョンに入ってスキルを得ようと思う

あ自分の番だ


「ようこそ、冒険者ギルドへ

買取ですか? それとも登録ですか?」


冒険者ギルドは冒険者を他の国に逃さないように受付を美人にしているらしいそして荒れた冒険者を抑えられるようにBランク以上なのだとすごいね憧れる〜


「登録です、で今から潜りたいのですがどこが良いですか?」


「今からその装備ですか?」


ギクッまぁ舐めていると思われてもしょうがない今の装備は


武器     木刀


装備     無し


アクセサリー 無し


の状態だだがダンジョンに入ってスキルをみるだけだそのため装備などはいらないはずである


「いやスキルを見に行くだけなので木刀はもしもがあったときの時間稼ぎですね3秒あれば逃げれますから」


そう言うと受付嬢は納得して冒険者登録証を発行してくれた

その冒険者登録証にはGランクと書いてありペラペラの紙だった冒険者登録証を見ていると説明してくれた


「これはですねGランク一応入れるというレベルなのでGランクダンジョンに入って魔石を1つ納品してくれればFランクに上がりますなのでただの紙でも1日なので問題ないのです

Gランクはカードにするだけ無駄ですから」


まぁ確かに予算が食うからな合理的ではある


「ありがとうございますダンジョンの場所を教えていただいても?」


近いところにあればいいのだが


「はいあなたが入れるのはGランクダンジョンのみとなっておりますここから一番近いGランクダンジョンはギルドの中にありますので廊下を進んでいくとありますよ

ちなみにGからEランクダンジョンはこのギルド内にあるのでどんどん活用してくださいね」


最高かよめっちゃ近いじゃん

登録して入って魔物倒して魔石納品するだけでFランクそこからはEランクまで上げれるかもじゃん


「ありがとうございます入場手続きってできますか?」


「はいもちろん行くと思いましたのでもう済ませてありますよ」


手際良すぎない?マジか受付嬢エグっ


「ありがとうございますでは行ってきます」


そう言ってGランクダンジョンに向った




Gランクダンジョンに来たのだが門から何か禍々しい何かが漏れているんだけど…

周りの人に聞いても何も無いって言うし怖すぎるんだがけどここまできたなら行きたいので行くしかない


「行くか」


そう言って足を踏み入れたのだが急な浮遊感に襲われ少し気持ち悪くなった

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