本編

1話 初めての遡行

この物語は完全なフィクションですなので団体名や地名人物名などは一切関係ありません





いつかは忘れてしまったが遠い昔俺は見たんだダンジョンで配信する英雄たちをその瞬間世界が輝いた気がした


高校からダンジョンに入るための冒険者登録証を作れるから高校では冒険者になろうとしたがよく考えれば命を賭けるなんて馬鹿馬鹿しい

なので命を大事にするために冒険者になるのをやめたそれに気づいたのは高校に入る前だったのでめんどくさいことしなくてよかったと思っている


それから時は経って今は…ただの社会人だ

まぁそれから付き合ってくれる人が居るわけもなくまぁずっと独身で会社に貢献することを続けるということを覚悟していた


その日は会社で大きなプロジェクトの計画書を新人が壊してしまったので手伝って直しているところだ


「ありがとうございます!先輩がいなければ僕はクビでしたよw

そんなことはともかくデータの修復ありがとうございましたこれで明日生き延びられそうですw

あっ手が空いたのでもしよかったら先輩の仕事手伝いましょうか?」


「いや自分のことは自分で片付けておく

それに後輩に仕事押し付けるとか最悪だからな」


うちの上司みたいには絶対なりたくないからな

あと自分のことは自分でやって当然だし


「あ〜うちの上司ですか?」


「そういうことは言わない!さぁ帰った帰った時間外労働は身体をどんどん滅ぼしていくぞ〜」


「お言葉に甘えて休ませていただきますよ?先輩も休んでくださいね

じゃああがりま〜すありがとうございました」


それにしてもダンジョンを使ってテーマパークを作る時代になったのか…

それはさておき会社のオフィスには1人か自分の所以外電気がついていないのが少し怖いなこの状況でやるのかとモチベーションが下がったがやるしかない明日の朝までには完成させないとと思い時計を見ると午前2時だった

はいっ徹夜確定〜


カタカタカタカタ…カタカタカタ


なんか画面が歪んで見えてきたので働きすぎかと思ったが続けていたがついにとうとう視界が白とも黒とも言えない無にとらわれていった


「これは死んだな…」






目が覚めると見知らぬ天井が見えた


たしか俺は過労で倒れたはずだけど…部屋が自宅とは違うから誰かがベッドに運んでくれたのかな?それだとしたらありがたいなけど背もなんか縮んでるしなんか声も高くなってる?あとこの部屋見覚えがある気もする

そうやって自分の状況を確認していたらたまたま開いてあるガラケーを見つけたから見てみると7時15分だったあんな目にあったのにすぐ起きたなけど日付おかしくないか?

その時ドアの向こうから若々しい親友の声が聞こえた

「もう学校行く時間だぞ!たくっ今日入学式なのに祐也は…」


あ〜これは俗に言う時間遡行ですか…


しかも高校から!せっかくだから高校生活満喫するぞ!


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