第3話 いってきます、また会う日まで
神に全面降伏し私死ぬんだ状態で神を虚な目でゆらゆらしながら覗いていると
『よいこの度の事は水に流すとする、急に全てを受け入れろなど普通の神経なら無理な事よその点で言えばその方は凡夫と言えよう』
そうか私は所詮俺の居ない時代に生まれた凡夫ですかそうですか、はいはいそんな凡人に何用でございますでしょうか?
残念ながら俺には無限も広範囲攻撃も備わってはいませんよ優っている点と言えば生きている事くら…ん??あれ?
ここに来る直前まで俺は何をしていた、何故今まで疑問にも思わなかった何かがおかしいが何がおかしいかが分からない。超常現象や神を受け入れ今の状態にも疑問も浮かばない、まさに先人の敷いたレールを上を歩くが如く。やりやがたなコイツ
怖いから口には出さないが精神操作やその類だろう、違和感も何も抱かないちょっと煽てて流れ作業で出荷かおいおい死んだぜふざけんな泣きたいのに涙すら出やしねえ。
『適正ありか誠に結構、状況については話を聞いていなかったそちらの責であるもう一度説明する気もせん今を受け入れよ』
受け入れろか、そうかそうか、受け入れらんねえなそこは受け入れたくねえよまあ死んだんだろうなて事くらいは凡夫にも分かりましたはい。
神さまの話じゃねえが終わった話はこの際置いておく、それがいかに正常な判断じゃないとしてもだ今をどうしようもなく生きているんだ、生きれるんだよねまだ?
『生死などあってない様な物だが世界は巡る魂もまだ輪廻の力によって…』
始まりました世界最高本場のスピリチュアル好きな人にとってはまさに今が最前列から覗く最高の舞台、最高の世界、転売の横行、それによる天罰死、ここが地獄か救えねえ。
『………と言うわけだ人間にはその貴族の赤ん坊の元に行った貰うこれは特別な処置であるもう一度同じ質問をしようではないか何が聞きたい事はあるか?』
OKOK任せろ2度目はねえどんなに頑張っても仏の顔でさえ3度までコイツは多分仏じゃねえから3度目はねえ。では神よ俺は自分のこの先の運命を全て受け入れる、なのでお願いしますチートを下さいチートをっ!!お願いします!テンドン?バカが何度擦ろうが味がしなくなろうがそんな事は関係ねえ
細え事はいい必要なのは過程じゃねえんだ結果だ結果が全てだチートだチートさえあればどうにかなる、どんな話かどんな場所か時代かそんなもんは行ってみりゃ分かる話だそんなもんは気にしねえそんなもんを気にするのは臆病者のがする事だ
ペラを回せ2度目はねえここでチートも貰えずに飛べば本当に巻くし立てろここに全てを賭けろ正義を燃やせ
そうして度重なる交渉の結果
『其方の考えは気持ちは分かった今回は転生スキルも与えて次なる人生歩んでいく事になる、其方の次なる人生は…』
俺は自分が出来る全てを賭して笑みを浮かべながら次の人生に向かう事になった
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