第3話

「ふぁぁぁぁ〜〜あぁ…眠い!「こらぁ…寝るなぁ」ふぇぇ!……あっ!すみません。」


『クスクスッ!』

『何あれぇ〜!』

『……ぶっ!駄目だ!…だってなぁ。』


何なんだよ…そんなに笑うことは、ないじゃないか!……。!?むっ!誰かが助けを叫ぶ声が…聞こえるような?いいやとにかく…待ってろ今行くぞ!!


「……ぐへへ!良かっだ〜いやぁー最高だったなぁ…」

「……いやぁぁ…お姉ちゃん!?お姉ちゃん!お姉ちゃん!……うぅぅ」

「おい!次俺だぞ!」

「おう!すまんすまん……。」

「おい何やってんだ!大事な商品なんだぞ!」

「す、すみません親分!?ぴぎゃぁぁ!……俺の…俺の…腕がァァァァ!!」

「ふん!貴様らもこうなりたく無ければ、気おつける事だな!……俺様は戻る!おい、その少女を…手当をしてやれ…良いかぁ!てめぇらの不始末はてめぇらで片付けろ!!」


「はい!……分かりました!……ふう行ったか…仕方ない『キュア!』ふんこれでいいだろう。」

「あれ?私はたしか……いやぁぁぁぁぁ…」

「お、お姉ちゃん…大丈夫だよ…安心してわたしがついてるからねっ!」

「ゔん……」

お姉ちゃんは安心したのか…眠ってしまった。お姉ちゃんをこんなふうにした奴らが、許せない!必ず……その為にはまず助けを呼ばなくちゃでも……聞こえるかな?ううんやってみなくちゃわからないよね。『誰かぁ~助けて~』多分大丈夫だよね?奴らに聞こえてなきゃ良いんだけど!……暫く様子を見たけどどうやら聞こえ無いみたい…良かったぁ…!!?待って誰かが近づいてくる…足音がする……私は身構えた。


『誰かぁ〜助けて〜』うん今の声は!……どうやら彼処から…聞こえ来るな。だがまずは…見張の奴らを倒すか。……


「やぁ…こんにちはぁ!…』

「誰だぁてめぇは……」

「………うるさい!……そりゃぁぁ!」

「くべばぁぁぁぁぁ」

やれやれやっと…片付いた!さてさっそく助けに行きますか。


奴らの…アジトを順調に進み…何とか牢屋につくことが出来た。…(広ずきんだろ!この)

まあいいや…やる事はまず助ける事!ただそれだけ!悪党退治は二の次さ…。おっと鍵!鍵と…無いな…う〜ん…てい!「ガコンッ!」おお開いた、開いた!


「大丈夫…ごめん、助けに来るのが遅くなって……本当に…ごめん」

「もう…いいです…ちゃんと助けに来てくれたので…それでチャラです。それよりお姉ちゃんが……あの奴らが回復をしてくれたけど…やっぱり許せない!」


少女の瞳の奥には…復讐の炎が…燃えていた。


「……?」

少女に許可を…取り…姉の元へよると、一粒の薬を飲ませた。その薬は…俺自身が作った。どんな症状でも治す万能薬なのだ!


「……あれ?…?!私」

「大丈夫だ!もう心配はない!」

「あ、ありがとう……ございます。」

「気にするな。それよりも…ほら」

「お姉ぢゃん゙…よ゙がっだ〜」

「…!?ごめんねぇ〜本当に…ごめん!」


「よし二人は…ちょっとだけ…待っててくれるか…!」

「……私も…行く…奴を…」

「………!?あぶないよ!」

「大丈夫だよ…この人が付いてるもん!だから…安心して…「わたしも行きます!妹ばかりに……頼っては要られませんから」お姉ちゃん!うん行こう!


やれやれ。


「誰だ?オメェ!……おっとそこに居るのは大事な!商品じゃないか。……ふん。」

その言葉を聞いた俺は……静かに切れていた。

「おい!」

「あ゙、何だよ『ふんっ!』ぐぼばぁぁぁぁ!」


「ありゃりゃ…すごくぶっ飛んでいったね。まあ…スッキリしないけど!…いいや」

「そうか、ならいい!…ではさっさとこんな所から出るぞ!」

「「うん」」


2人を連れ……無事に…出ることが出来た。

別れ際に2人は俺に「ありがとう…ふん感謝してやってもいいわよ。」「改めて助かりました。」とお礼を言って来た……うんうん…良い姉妹だ…一人だけツンデレだけどな!



「言っちゃったわね。いいの…?あんな」

「だっで~恥ずかしいんだもん…」

「もう…この子ってば!」

「お姉ちゃん」

「うん?なぁに」

「また、会えるかなぁ?」

「会えるわよ…きっとね!だけど次に会う時までにもう少しだけお淑やかに…ね!」

「うん…頑張る!」

(まったくあの人は、私の心を奪っただけでなく妹の心も奪ったのね。…うふふ)




ガクブルッ……何故だか…寒家が!はっ…まさかデジャヴ?

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何!?美少女が…襲われているだと!ならば…助けなければ!〜待っていてくれよ美女達よ!〜 秋里 夏 @ATPS

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