二夜目・伸びるコヨーテ
…おかしな夢を見た。
橋を渡ると対岸にコヨーテがいた。
おもちゃのような顔をしたコヨーテだ。
飛びかかって来たので思わず前足をつかむ。
動きは止められたものの、どうしたらよいのかわからず身を引いた。
コヨーテの腕が伸びた。
そのまま後ろに下がる。
さらに、コヨーテの腕が伸びた。
五メートルほどの距離。
腕を持ち上げるとコヨーテも持ち上がる。
仕方がないので地面に打ち付けてみた。
ビターンと、小気味良い音がした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます