応援コメント

若狐 忠義の行方に思いを馳せる」への応援コメント

  • ごきげんよう、ああ、なるほど。
    島崎くんの意識は紅藤さまの考えを忠臣ならば是とせよ、という方向に寄っているのですね。
    萩尾丸先輩の言う通り、イエスマンで周囲を固めるとそれだけで危険が増してやがて崩壊し始めるというのは世の常ですが、忠義と思考停止を一緒にしてはいけませんね。島崎くんの性格からしてイエスマンにはならないと思えていたのですけれど、この社会人経験の中でどこかで彼の意識がパラダイムシフトを起こしたのかしら?
    怒っているのは萩尾丸先輩が峰白さんの指示を隠して紅藤さまに接する態度に対してと思っていたのですけれど、違ったんですね。
    どこかで島崎くんの危険な思考は是正されるのかしら?

    作者からの返信

     ごきげんよう。いつもご愛顧有難うございます。
     これまでのお話の節々でも示唆されていたかもしれませんが、萩尾丸先輩はイエスマンを警戒し嫌っているんですよね。むしろ部下たちにはいざという時には意見してほしいとすら思っています。信頼を置くミツコさんも、彼女自身の意見を持っていて、それで動きますからね。何となれば、部下としての萩尾丸先輩自身も、紅藤様に意見する役割を担っています。
     島崎君はイエスマンにならない性格、というのもその通りかもしれません。とはいえ彼自身は末っ子なので、実は「目上」の存在に対してストレスは感じにくいんですよね。加えて紅藤様の事を「凄い妖怪」と思っているので、ついつい彼女の意見に賛同すべきと思ってしまったのかもしれません。

     島崎君の思考の是正は中編以降になるかもです……前編の後半部分は波乱の展開になりますので。